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本屋大賞2018/ノミネート10作品発表!各あらすじ&大賞受賞作は?

 

「2018年本屋大賞」の10作品が、2018年1月18日(木)に発表されました。これは、全国の書店員が「売りたい本」を投票で選び、大賞を決めるものです。

本の好みは人それぞれですが、本を読みたいけど何を読みたいかわからない…そんな人には「本屋大賞」のノミネート作品はおすすめかもしれません。

そこで今回は、「2018年本屋大賞」にノミネートされた10作品のあらすじと、大賞受賞作をご紹介します♪

※大賞受賞作については、発表があり次第追記します。なお、大賞発表は2017年4月10日(火)です。

 

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●本屋大賞2018/ノミネート10作品


2018年1月18日(木)、「本屋大賞2018」のノミネート10作品が発表されました。ノミネート対象となるのは、2016年12月1日~2017年11月30日の間に刊行された日本の小説が対象となります。

ちなみに、ノミネートされた作品は書店員が自分で読んで「面白かった」「自分の店で売りたい」と思った本を選び、投票したものです。

常日頃から本に囲まれ親しんでいる書店員が「読者の目」で選んでいるため、ノミネートされた作品は「一読の価値あり」と保証されたようなものといえるかもしれません。

実際、本屋大賞にノミネートされた作品は、ドラマ化・マンガ化・映画化など、映像作品となる場合も多く、今後の展開が楽しみでもあります。

それでは、ノミネート10作品と、各あらすじをざっくりご紹介します。

 

<AX アックス>


伊坂幸太郎(著)/KADOKAWA

AX アックス [ 伊坂 幸太郎 ]

超一流の殺し屋「兜」。だが、一人息子の克己も呆れるほど、家では妻に頭があがらない恐妻家。そんな「兜」が物騒な仕事をしていることを、家族は知る由もない。

克己が生まれたころから、「兜」は殺し屋を辞めたいと考えはじめる。引退に必要な金を稼ぐため、仕方なく仕事を続けていたが…。

極上のエンタメ小説家・伊坂幸太郎が放つ、「グラスホッパー」「マリアビートル」に連なる<殺し屋シリーズ>最新作です!

 

<かがみの孤城>


辻村深月(著)/ポプラ社

かがみの孤城  [ 辻村 深月 ]

学校での居場所をなくし、不登校となって閉じこもっていた主人公・こころ。ある日突然、部屋の鏡が光りはじめ、鏡をくぐり抜けた先には城のような不思議な建物があった。

そこには、こころのような境遇の中学生が7人集められており、それぞれが秘めた願いを叶えるため、隠された鍵を探すこととなった。なお、城に滞在が許されているのは9時から17時。猶予は1年…。

7人はなぜこの城に集められたのか。孤城の秘密が明かされるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。

大人も子どもも、生きづらさを感じているすべての人におすすめ!著者最高傑作のファンタジーミステリーです。

 

<キラキラ共和国>


小川糸(著)/幻冬舎

キラキラ共和国 [ 小川糸 ]

夫からの詫び状、文豪・川端康成からの葉書、大切な人への最後の手紙…。さまざまな思いを文字にして伝える代書屋「ツバキ文具店」は、店主の鳩子ともども、今日も大繁盛。

本作「キラキラ共和国」は、本屋大賞2017で4位となった「ツバキ文具店」の続編。結婚した鳩子の新生活を中心に描かれた、新しい家族の物語です。

 

<崩れる脳を抱きしめて>


知念実希人(著)/実業之日本社

崩れる脳を抱きしめて [ 知念実希人 ]

広島から神奈川の病院へ実習に来た研修医・碓氷は、脳腫瘍を患うユカリと出会った。外の世界に怯えるユカリ。過去に苛まれる碓氷。次第に心を通わせる二人だったが、実習を終えて広島に帰った碓氷のもとに、ユカリの死の知らせが届き…。

ユカリの足跡を追い、横浜山手をさまよう碓氷。彼女はなぜ死んだのか、それとも幻だったのか?明かされる衝撃の真実とは…!?

ラストのどんでん返しに注目の、恋愛ミステリーです。

 

<屍人荘の殺人>


今村昌弘(著)/東京創元社

屍人荘の殺人 [ 今村昌弘 ]

神紅大学ミステリ愛好会の葉村譲と会長・明智恭介は、同じ大学の探偵少女・剣崎比留子とともに、曰くつきの映画研究会夏合宿に参加した。

そして、合宿一日目の夜…。肝試しに出かけた映研メンバーは、想像しえなかった事態に遭遇し、ペンションに立て籠もりを余儀なくされた。

一夜明け、映研メンバーの1人が、密室で惨殺死体となって発見されて…!?

第27回鮎川哲也賞受賞の、本格ミステリーです。

 

<騙し絵の牙>


塩田武士(著)/KADOKAWA

騙し絵の牙 [ 塩田 武士 ]

大手出版社で雑誌編集長を務める速水は、その言動に誰もが惹かれてしまう魅力的な男。だが、上司から廃刊を匂わされたことで、速水の異常な“執念”が浮かび上がり…。

本屋大賞2017で3位に選ばれた「罪の声」の作者・塩田武士さんの最新作「騙し絵の牙」は、俳優・大泉洋さんを「あてがき」した、出版業界にメスを入れる社会派長編小説です。

 

<たゆたえども沈まず>


原田マハ(著)/幻冬舎

たゆたえども沈まず [ 原田マハ ]

1886年、売れない画家・ゴッホは、放浪の末にパリにいる画商の弟・テオの家に転がり込んでいた。

そんな2人の前に、流暢なフランス語を操り、パリの美術界で浮世絵を売りさばいていた日本人・林忠正が現れ、運命が動き出す…。

本屋大賞2017で6位に選ばれた「暗幕のゲルニカ」の作者・原田マハさんによるアート小説の最高傑作です。

 

<盤上の向日葵>


柚月裕子(著)/中央公論新社

盤上の向日葵【電子書籍】[ 柚月裕子 ]

埼玉県の山中で発見された身元不明の白骨死体。傍らには、名匠作の伝説の将棋駒が埋められていた。

それから4ヶ月後。叩き上げの刑事・石破と、かつてはプロ棋士を目指していた新米刑事・佐野。2人は、山形県天童市に降り立ち、日本中が注目している、若手棋士同士が対決する、昇竜戦会場へ向かった。その先に待つ、壮絶な結末とは…?

渾身の将棋ミステリーです。

 

<百貨の魔法>


村山早紀(著)/ポプラ社

百貨の魔法【電子書籍】[ 村山早紀 ]

閉店が噂される星野百貨店。

エレベーターガール、新人コンシェルジュ、宝飾品売り場のフロアマネージャー、テナントのスタッフ、創業者の一族…。

彼らはそれぞれの立場から、街の人々に愛されてきたデパートを守るため、売り場に立ち続ける。

そんな、百貨店で働く人たちと、館内に住むと噂される「白猫」が織りなす物語。

本屋大賞2017で5位に選ばれた「桜風堂ものがたり」の作者・村山早紀さんによる、優しい大人のファンタジー作品です。

 

<星の子>


今村夏子(著)/朝日新聞社

星の子 [ 今村夏子 ]

中学3年生の林ちひろ。両親は、出生直後から病弱だったちひろを救いたい一心で「あやしい宗教」にのめり込む。

そして、信仰は少しずつ、家族を崩壊させていく…。

第39回野間文芸新人賞受賞作。第157回芥川賞候補作となった話題作です。

 


いかがでしたでしょうか?

「本屋大賞」は実際に書店に勤めている書店員さんたちが投票して決めるだけあって、割合面白い作品が多いですよね…(建前)。

ただ、本(小説)の好みは人それぞれなので、本屋大賞にノミネートされた作品がどれもおもしろいか?と言われれば…やはり、好みによる、と、だけ…(本音)。

さて、「本屋大賞2018」を受賞するのは、ノミネートされた10作品のどれになるのでしょうか?

個人的には断然、伊坂幸太郎さんの「AX アックス」がいいと思います!単に伊坂幸太郎作品が好きだからなわけですが(笑)

まぁ、好みは違えど、本を読む人が増えるのは喜ばしいこと。作家さんには読者が喜ぶような作品を、たくさん世に出してほしいですね!

なお、次章では、参考までに、前回(2017年)の本屋大賞をご紹介します。

 

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●参考:本屋大賞2017


※ここでは、参考までに前回(2017年)のノミネート10作品と各あらすじをご紹介します。

※2017年4月11日(火)に発表された本屋大賞2017は、「蜜蜂と遠雷」/恩田陸・著でした。

 

<i>


西加奈子(著)/ポプラ社


i [ 西加奈子 ]

入学式の翌日に数学教師が言った言葉が、主人公・ワイルド曽田アイに衝撃を与えた。

「この世界にアイは存在しません」

それは、目に見えない数の概念を意味する「i」のことだったが、主人公には別の思いが去来する…。

赤ん坊の時にシリアからニューヨークに渡り養子となったアイは、父親の転勤のため日本で暮らすことになった。両親に愛され、裕福で恵まれた生活を送るアイ。

しかし、シリアから養子に来たという境遇が、幸福に暮らすことへの罪悪感が膨らんでしまい…。

生い立ちゆえに抱えた葛藤をどう乗り越えていくのか…アイの生まれてから現在までの人生を巡る物語です。

 

<暗幕のゲルニカ>


原田マハ(著)/新潮社

暗幕のゲルニカ [ 原田マハ ]

ニューヨーク・国連本部のロビーには、ピカソの名画「ゲルニカ」のタペストリーが飾られていた。この「ゲルニカ」が2003年のある日、忽然と姿を消してしまった。

“反戦のシンボル”として広く知られる「ゲルニカ」は、1937年のパリ万博・スペイン館に展示するために制作された縦350cm・横780cmの巨大な作品。

誰が「ゲルニカ」を隠したのか…。現代のニューヨークでその謎を追いかける主人公と、「ゲルニカ」の制作過程を記録したとされるピカソの愛人。2人の女性の視点から、「ゲルニカ」がたどった数奇な運命が綴られたアートミステリー小説です。

 

<桜風堂ものがたり>


村山早紀(著)/PHP研究所

桜風堂ものがたり [ 村山早紀 ]

古い百貨店にある「銀河堂書店」に勤める主人公・月原一整(つきはらいっせい)。人とのコミュニケーションは極力避けるタイプだが「埋もれていた名作を見つける天才」と評判がよかった。

ある日、店内で万引き事件が起こった。月原は犯人の少年を追いかけ、犯人が車にひかれてしまう。このことがきっかけで、月原は責任を取る形で10年勤めた「銀河堂書店」を退職することに…。

そんな月原は、以前から小さな町にある「桜風堂書店」のブログのファンだったが、更新が途切れていたため、思い切って訪ねることにした。「桜風堂書店」で月原を待ち受けるものとは…?

リアルな書店員の思いや熱意を感じられる、お仕事系の小説です。

 

<コーヒーが冷めないうちに>


川口俊和(著)/サンマーク出版

コーヒーが冷めないうちに [ 川口俊和 ]

とある街の古い喫茶店には、不思議な都市伝説があった。それは、「その席に座ると、望んだとおりの時間に戻れる」というもの。

しかし、いくつかの面倒くさいルールがある。例えば、「過去に戻っても、この喫茶店を訪れたことのない者にには会えない」とか、「過去に戻っても現実は変わらない」とか、「過去に戻れるのは、コーヒーが冷めてしまうまでの間だけ」とか…。

不思議な喫茶店で起こった4つの物語が納められた本作。最後に4つの話の登場人物が、共通して変わったモノが明らかになりますが、それは一体…?

 

<コンビニ人間>


村田沙耶香(著)/文藝春秋

コンビニ人間 [ 村田沙耶香 ]

36歳で独身、年齢=彼氏いない歴の主人公・小倉恵子は、大学卒業後からコンビニのアルバイトをはじめ、18年目のベテラン。

そして、コンビニのことを愛してやまない“コンビニ人間”だ。清潔なコンビニの風景や「いらっしゃいませ」の掛け声は、恵子の毎日に安らかな眠りをもたらしてくれる。

恵子がコンビニにのめり込むようになったのは、新人時代に見出した「やりがい」。そして、初めて「世界の部品になることができた」という思い。恵子にとって正常な部品になれたことは「普通」でいられる時間だった。

だからこそ、周りから不思議がられても、完璧なマニュアルの存在するコンビニが安らぎの場でもあった。

そんなある日、婚活目的で入ってきた30代半ばのの新入り男性が、恵子のコンビニ的な生き方を「恥ずかしくないのか」と批判してきて…。

芥川賞を受賞した本作は、「普通」とは何なのかを考えさせられるリアリズム小説です。

 

<ツバキ文具店>


小川糸(著)/幻冬舎

ツバキ文具店 [ 小川糸 ]

20代後半の主人公の鳩子は、亡き祖母から鎌倉の小高い山のふもとにある「ツバキ文具店」と、代書屋の仕事を受け継いだ。

もともとは、昔はお殿様に代わって代筆をするなど、江戸時代から続く由緒正しい代書屋で、鳩子で11代目になる。

現代では、祝儀袋の名前書き、離婚の報告、絶縁状、借金のお断りまで、「文字に関するもの」ならなんでも引き受けるようになったが…。

そんな代書屋の鳩子が、文字を通じて問題を抱えた人々を救済すると同時に、自身も亡き祖母との確執という呪縛から解き放たれていく物語です。

※本作をドラマ化した「ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~」については、こちらの記事からご覧ください。

多部未華子主演ドラマ10/「ツバキ文具店」のあらすじ&キャストや原作は?

 

<罪の声>


塩田武士(著)/講談社

罪の声 [ 塩田 武士 ]

1984年、日本中を震撼させた「グリコ森永事件」が発生した。「かい人21面相」を名乗る犯人が、江崎グリコの社長を誘拐した事件に端を発し、青酸カリ入りの菓子をバラまくと脅迫。特徴的だったのが、身代金を要求する電話に、子どもの声が使われていたことだった。

本作は、この「グリコ森永事件」をモデルにしたフィクション。そして主人公の1人は、事件の31年後に企画された新聞社の特集企画に駆り出された文化部の記者。

そしてもう1人の主人公は、父親の遺品の中から古びたカセットテープと、黒革のノートを発見した男性。男性は、そのテープが件の事件の「身代金取引」の録音テープであり、自分が幼い頃の声であることに気づく…。

男性は自分の父親が事件に加担したのかを知るため、独自に事件を調べ始める。一方で、事件について調査する文化部の記者。2人の手がかりがつながる時、衝撃の真実があぶり出される…。

「グリコ森永事件」を知っていても知らなくても楽しめる、フィクションとノンフィクションが融合した作品です。

 

<みかづき>


森絵都(著)/集英社

みかづき [ 森 絵都 ]

昭和36年、小学校の用務員室で生徒の補習をしていた吾郎は、生徒の母・千明に誘われ学習塾を立ち上げることになった。

やがて吾郎は女手一つで娘を育てていた千秋と結婚し、2人の子どもも生まれた。ベビーブームと経済成長を後ろ盾に、学習塾は軌道に乗っていく。

しかし、それぞれが築いてきた教育論は反発し合う。理想の教育とは何なのか、公教育とは、学習塾とは…?本作は、人生を教育に捧げた、塾講師たちの物語です。

 

<蜜蜂と遠雷>


恩田陸(著)/幻冬舎

※2017年本屋大賞受賞

蜜蜂と遠雷 [ 恩田陸 ]

3年ごとに開催される「芳ヶ江国際ピアノコンクール」は、世界最高峰のピアノコンクールで優勝するというジンクスがあった。

「芳ヶ江国際ピアノコンクール」に出場し、優勝を目指す新たな才能を持つ4人の若者がいた。

1人は、養蜂家の父と各地を転々としながら、ピアノを持たない15歳の少年。

1人は、天才少女として名を馳せ、CDデビューしながらも、13歳の時に母が死去してからピアノが弾けなかった20歳の女性。

1人は、音大出身で楽器店に勤める28歳のサラリーマン。

1人は、優勝候補と目される名門音楽院に在籍する19歳の青年。

彼ら以外にも多くの天才たちが参加するコンクール。1次予選から3次予選、本選を勝ち進み、勝利を手にするのは誰なのか…?

直木賞を受賞した本作は、ピアノコンクールを舞台にした青春群像小説です。

 

<夜行>


森見登美彦(著)/小学館

夜行 [ 森見 登美彦 ]

京都で学生時代を過ごした6人の仲間。だが、10年前に鞍馬の火祭りを訪れた時、そのうちの1人が姿を消してしまった。

10年ぶりに集まった5人は、それぞれ旅先での不思議な体験を語り出す。全員が、岸田道生という画家の描いた作品「夜行」に出会っていたことを知る…。

怪談とファンタジーがないまぜとなった、静謐なホラー小説です。

 

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