2016年11月18日(金)からスタートの栗山千明さん主演ドラマ「コピーフェイス~消された私~」(NHK)。
罪を犯したセレブ妻と、その罪を暴こうとする雑誌記者…栗山さんが1人2役を演じることが話題になっています。
そこで今回は、ドラマ「コピーフェイス~消された私~」のあらすじ、キャスト、主題歌、原作情報についてご紹介します♪
●「コピーフェイス~消された私~」とは?
2016年11月18日(金)からスタートする栗山千明さん主演ドラマ「コピーフェイス~消された私~」。NHKのドラマ10枠にて、金曜日の22時から全6回にて放送されます(再放送あり)。
舞台は、陰謀渦巻く美容外科クリニック。そして、ヒロインはスクープを追う雑誌記者で、クリニックの不正を暴くためにセレブ妻に近づく。しかし、その妻を追って飛行機に乗ったものの、飛行機は事故で墜落してしまい…。
面差しが似ていたことから、救出された雑誌記者はセレブ妻と間違われてしまう。そして、最高の医療技術によって、その顔はセレブ妻に完全整形されてしまった。
事故のせいで記憶を失っていた雑誌記者は理事長の妻として生活し、次第に理事長を愛するようになる。だが、本当の記憶を取り戻したとき、彼女は愛を取るのか?それとも本来の目的通り、正義のために不正を暴き、自分の人生を取り戻すのか…?
真逆の属性を持つ2人の女が入れ替わる、愛憎と正義が交錯する注目のラブサスペンスです!
<原作は?>
ドラマの原作は、アメリカの代表的なロマンス作家サンドラ・ブラウン氏が1994年に出版した「私でない私」。2016年10月には、同作を改題した「コピーフェイス~消された私~」が出版されました。
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<主題歌は?>
主題歌は、加藤ミリヤ/「最高なしあわせ」。
ドラマのために書き下ろされた同曲は、純粋に愛を信じているひとりの女性の物語。4曲入りのシングルCDは、2016年12月7日にリリースです。
なお、ドラマの世界に引き込まれるよう、スリリングなアレンジを施した「最高なしあわせ-Drama exclusive mix-」も同シングルの4曲目収録されます。
●キャラクター&キャスト情報
<広沢和花(35)/栗山千明>
ひろさわのどか。フリーで活動する凄腕の雑誌記者。スクープのためなら体も張る野心家。
栗山千明さん(くりやまあき・1984年10月10日生)。
<朝倉柊二(36)/佐藤隆太>
あさくらしゅうじ。朝倉クリニックの理事長。愛想はないが心根の優しい男で、優秀な経営者。
佐藤隆太さん(さとうりゅうた・1980年2月27日生)。
<朝倉芙有子(36)/栗山千明>
あさくらふゆこ。柊二の妻。わがままで高慢・奔放な悪女。柊二を裏切り続け、娘にも愛情が薄い。飛行機事故で死亡したが、和花と間違えられた。
栗山千明さんの1人2役。
<朝倉洋人(33)/玉置玲央>
あさくらひろと。柊二の弟で、朝倉クリニックの院長。マスコミにも登場するカリスマ美容外科医。人柄は誠実でスマートなため患者に信頼されているのだが…。
玉置玲央さん(たまおきれお・1985年3月22日生)。
<朝倉弘明(71)/寺田農>
あさくらひろあき。柊二と洋人の父。朝倉クリニックの元理事長で医院長。優秀な心臓外科医だったが、3年前に脳梗塞で倒れ現役を引退した。
寺田農さん(てらだみのり・1942年11月7日生)。
<朝倉佐枝子(68)/田島令子>
あさくらさえこ。柊二と洋人の母。夫には逆らわない妻だが、実はある事情を抱えていて…。
田島令子さん(たじまれいこ・1949年2月17日生)。
<三島奈那子(30)/芦名星>
みしまななこ。朝倉クリニックの看護師長で、柊二に好意を持っている。
芦名星さん(あしなせい・1983年11月22日生)。
<橘慎一(48)/鶴見辰吾>
たちばなしんいち。月刊誌「リアル・トゥデイ」の編集長。口が悪く乱暴ではあるが、信頼できる上司。
鶴見辰吾さん(つるみしんご・1964年12月29日生)。
<森山ちひろ(35)/前田亜季>
もりやまちひろ。和花の親友で、同じ児童養護施設で育った。今は保育士として同施設で働く。
前田亜季さん(まえだあき・1985年7月11日生)。
いかがでしたでしょうか?
顔の似た2人の人物が飛行機事故に遭う。生き残ったのは普通の女。死亡したのは金持ちの女。しかし、助かった女は金持ちの女に間違えられる。ケガをした顔は整形手術で修復され、似ていただけの顔が、どこからどうみても金持ちの女と瓜二つ。そして、普通の女は金持ちの女として生きていくことになるのだが…。
ドラマ「コピーフェイス~消された私~」は、1990年代に執筆されたアメリカの人気作家、サンドラ・ブラウンの作品が原作と聞いて、妙に納得。実にアメリカらしいストーリーな感じがしますよね。90年代には日本でも流行ったアメリカの人気作家、シドニー・シェルダンあたりも書いてそうな雰囲気です。
とはいえ、その根底にあるモチーフは、「トムソーヤの冒険」でも有名なアメリカの作家、マーク・トウェインが1881年に発表した児童文学「王子と乞食」にも通じるものがあるような…。
ちなみに、「王子と乞食」は、それぞれ身分が天と地ほどに違う王子様と乞食。しかし、顔がそっくりな2人はひょんなことから親しくなり、ある日入れ替わることに。途端に、今までの身分が真逆になり、それぞれの立場では見えなかったものが見えてくる…というお話です。
本ドラマでも、互いが入れ替わることによって(一方は死んでますが…)見えてくるものや、他人の夫を愛してしまった葛藤、愛と正義のどちらを優先させるべきか…など、非情な選択に迫られる場面も出てきます。
非常にスリリングかつ、サスペンスたっぷりでありながら、ロマンスも散りばめられている…さまざまな要素が楽しめるドラマになりそうです!
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