2017年1月2日(月)・3日(火)に、学生駅伝の最高峰である「第93回箱根駅伝」が開催されます。
優勝の最有力候補・青山学院大学は、箱根駅伝3連覇と学生3大駅伝3冠の期待がかかっています。
選手層も厚く、今シーズンの走りも好調な青山。原晋監督がどんな作戦名を立てて挑むのかにも、注目したいところです。
そこで今回は、2016年12月10日に発表された青山学院大学のエントリー選手一覧および、チームの特徴についてご紹介します♪
※区間エントリーを追記しました。
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●青山学院大学の特徴は?
青山学院大学は、2015年・2016年と箱根駅伝2連覇、2015年・2016年の出雲駅伝2連覇、2016年の全日本大学駅伝優勝と、輝かしい戦績を残しています。まさに「絶対王者」の称号にふさわしく、2017年の箱根駅伝では3連覇&学生3大駅伝3冠達成の期待がかかっています。
なお、エントリー選手16名中、8人が箱根優勝経験者。なかでも2016年に花の2区を走ったエース・一色恭志選手は、11月6日開催の「全日本大学駅伝」でアンカーとして出場。
2位でタスキを受け取った一色選手でしたが、タイム差に焦る表情は見せず、ポーカーフェイスで早稲田大学を抜き首位に。その後も自分のペースを崩さぬまま、ゴールテープを切りました。
全日本大学駅伝悲願の初優勝に貢献した一色選手。エースとしての役割を果たす頼もしさは、箱根駅伝でもいかんなく発揮してくれそうです。
あえて懸念材料をあげるとすれば、「3代目・山の神」と言われた神野大地選手(現・コニカミノルタ)を含む強力な選手たちが卒業してしまったこと。
ただ、一色選手をはじめ、エース級の選手は十分育ってきています。主将曰く「エース級の力は昨季の方が上ですが、チーム全体の力は今季の方が上です」とコメント。新たな世代の活躍で、箱根駅伝3連覇&学生3大駅伝3冠達成の偉業が目前に迫っています。
ちなみに、原監督は今回の作戦名を「サンキュー大作戦」と発表。3冠3連覇を狙うことに加え、原監督体制になって9度目の箱根出場のため、感謝の気持ちを持って臨むことから命名したとコメントしています。
なお、2015年は「ワクワク大作戦」で初優勝。2016年は「ハッピー大作戦」で2連覇。今年の出雲駅伝は「神ってるぞ青山大作戦」で2連覇。全日本大学駅伝は「エビフライ大作戦」で初優勝しました。「大作戦」が効いてますね!
9年連続22回目の出場
タスキの色/フレッシュグリーン
<監督>
原晋(はらすすむ)駅伝監督
1967年3月8日生まれ(49歳)
広島県三原市出身。駅伝の強豪校・広島県の世羅高校では、3年生の時に全国高校駅伝4区2位。中京大に進学し、3年生の時に日本学生5,000mで3位に。1989年に中国電力陸上部に入社し、93年には主将として全日本実業団駅伝初出場を果たす。
引退後は営業マンとして活躍し、2004年に青山学院大学の駅伝監督に就任。
●エントリー選手一覧
※全チームのエントリーリストはこちらからご覧ください。
※12月29日(木)に区間エントリーの発表がありました。なお、選手の変更は、当日のレース開始1時間10分前まで可能のため、直前で変更されることがあります。
※現在エントリーされている選手と補欠選手を交代できますが、変更は4名までです。また、現在エントリーされている区間から、他の区間に変更することはできません。
区間エントリー
1区/梶谷瑠哉
2区/一色恭志
3区/秋山雄飛
4区/森田歩希
5区/貞永隆佑
6区/小野田勇次
7区/林奎介→田村和希
8区/吉永竜聖→下田裕太
9区/池田生成
10区/中村祐紀→安藤悠哉
(補欠)
安藤悠哉
村井駿
茂木亮太
下田裕太
田村和希
鈴木塁人
区間エントリー選手(補欠含む)詳細
※50音順
<安藤悠哉(あんどうゆうや)主将>
教育人間科学部4年、22歳、愛知県豊橋市出身、豊川工業高校、身長177cm、体重57㎏
1万m公認最高記録 /28分49秒73
ハーフ公認最高記録/1時間03分37秒
箱根駅伝の過去戦績
2015年/10区2位
2016年出場駅伝の戦績
出雲駅伝/5区1位(区間新)
全日本 /4区5位
<秋山雄飛(あきやまゆうひ)>
国際政治経済学部4年、22歳、兵庫県三田市出身、須磨学園高校、身長178cm、体重60㎏
1万m公認最高記録 /28分58秒93
ハーフ公認最高記録/1時間02分29秒
箱根駅伝の過去戦績
2016年/3区1位
<池田生成(いけだきなり)>
社会情報学部4年、21歳、埼玉県さいたま市出身、佐久長聖高校、身長163cm、体重52㎏
1万m公認最高記録 /28分51秒31
ハーフ公認最高記録/1時間02分29秒
<一色恭志(いっしきただし)>
経営学部4年、22歳、京都府与謝野町出身、豊川高校、身長169cm、体重55㎏
1万m公認最高記録 /28分23秒40
ハーフ公認最高記録/1時間02分09秒
箱根駅伝の過去戦績
2016年/2区3位
2015年/2区3位
2014年/1区6位
2016年出場駅伝の戦績
出雲駅伝/6区2位
全日本 /8区2位
<村井駿(むらいしゅん)>
理工学部4年、23歳、千葉県野田市出身、西武台千葉高校、身長165cm、体重55㎏
1万m公認最高記録 /29分48秒55
ハーフ公認最高記録/1時間03分51秒
箱根駅伝の過去戦績
2015年/6区2位
2014年/6区18位
<茂木亮太(もてぎりょうた)>
総合文化政策学部4年、22歳、栃木県足利市出身、白鷗大足利高校、身長175cm、体重54㎏
1万m公認最高記録 /29分00秒67
ハーフ公認最高記録/1時間04分01秒
2016年出場駅伝の戦績
出雲駅伝/4区2位(区間新)
<貞永隆佑(さだながりゅうすけ)>
文学部3年、21歳、広島県熊野町出身、世羅高校、身長170cm、体重55㎏
1万m公認最高記録 /29分02秒52
ハーフ公認最高記録/1時間06分04秒
<下田裕太(しもだゆうた)>
教育人間科学部3年、21歳、静岡県小山町出身、加藤学園高校、身長169cm、体重53.5㎏
1万m公認最高記録 /28分33秒77
ハーフ公認最高記録/1時間02分22秒
箱根駅伝の過去戦績
2016年/8区1位
2016年出場駅伝の戦績
出雲駅伝/3区4位
全日本 /1区8位
<田村和希(たむらかずき)>
経営学部3年、21歳、山口県岩国市出身、西京高校、身長168cm、体重50㎏
1万m公認最高記録 /28分18秒31
ハーフ公認最高記録/1時間02分22秒
箱根駅伝の過去戦績
2016年/4区1位
2015年/4区1位
2016年出場駅伝の戦績
出雲駅伝/2区1位
全日本 /2区1位
<中村祐紀(なかむらゆうき)>
国際政治経済学部3年、21歳、大阪府東大阪市出身、大阪桐蔭高校、身長165cm、体重56㎏
1万m公認最高記録 /28分34秒66
ハーフ公認最高記録/1時間02分35秒
箱根駅伝の過去戦績
2016年/9区7位
2016年出場駅伝の戦績
全日本 /7区5位
<吉永竜聖(よしながりゅうせい)>
総合文化政策学部3年、20歳、鹿児島県指宿市出身、鹿児島城西高校、身長174cm、体重60㎏
1万m公認最高記録 /29分39秒51
ハーフ公認最高記録/1時間03分36秒
2016年出場駅伝の戦績
全日本 /3区5位
<小野田勇次(おのだゆうじ)>
経営学部2年、20歳、愛知県豊橋市出身、豊川高校、身長171cm、体重51㎏
1万m公認最高記録 /29分59秒31
ハーフ公認最高記録/1時間04分57秒
箱根駅伝の過去戦績
2016年/6区2位
2016年出場駅伝の戦績
全日本 /5区1位
<梶谷瑠哉(かじたにりゅうや)>
教育人間科学部2年、20歳、栃木県日光市出身、白鷗大足利高校、身長162cm、体重48㎏
1万m公認最高記録 /28分52秒94
ハーフ公認最高記録/1時間04分12秒
<林奎介(はやしけいすけ)>
理工学部2年、20歳、千葉県柏市出身、日体大柏高校、身長174cm、体重59㎏
1万m公認最高記録 /29分15秒58
ハーフ公認最高記録/1時間03分52秒
<森田歩希(もりたほまれ)>
社会情報学部2年、20歳、茨城県守谷市出身、竜ヶ崎第一高校、身長169cm、体重54㎏
1万m公認最高記録 /29分58秒37
ハーフ公認最高記録/1時間03分01秒
2016年出場駅伝の戦績
全日本 /6区1位
<鈴木塁人(すずきたかと)>
総合文化政策学部1年、19歳、千葉県柏市出身、流経大柏高校、身長174cm、体重59㎏
1万m公認最高記録 /28分31秒66
ハーフ公認最高記録/1時間02分55秒
2016年出場駅伝の戦績
出雲駅伝/1区5位
※エントリー選手一覧および、選手情報詳細については、関東学生陸上競技連盟発表資料および関連書籍等を元に作成。
※エントリー選手は50音順に記載。
●箱根駅伝2017の結果は?
<往路>
※秋山雄飛選手は2年連続で3区の区間賞を獲得。神野大地選手(現・コニカミノルタ)より、「湘南の神」の称号を授けられました。
※青学大は3年連続の往路優勝を達成しました。
※速報値のため、後日修正される場合がありますので、ご了承ください。
<復路>
※下田裕太選手が、8区区間賞を獲得しました。なお、青山学院大学は復路優勝、総合優勝を達成。史上初の、箱根駅伝3連覇と3大駅伝3冠の同時達成を成し遂げました。
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