2017年1月2日(月)・3日(火)に、学生駅伝の最高峰である「第93回箱根駅伝」が開催されます。
今回ご紹介する関東学生連合は、予選会で敗れた大学の選手を選抜したチームです。母校のタスキで走ることは叶いませんでしたが、箱根路を走ることで得られるものは大きいはずです!
それでは、2016年12月10日に発表された関東学生連合のエントリー選手一覧および、チームの特徴についてご紹介します♪
※区間エントリーを追記しました。
※箱根駅伝関連記事はこちらもご覧ください♪
箱根駅伝2017/復路結果と区間記録速報!通過順位や復路優勝・総合優勝は?
箱根駅伝2017/往路結果と区間記録速報!通過順位や区間賞・優勝校は?
箱根駅伝2017/出場校20校+学生連合決定!テレビ中継と優勝予想!(各大学のエントリー選手一覧)
箱根駅伝2018/往路と復路全10コースの特徴と通過時間や見どころは?
●関東学生連合の特徴は?
関東学生連合とは、予選会で敗れた大学の選手で編成されるチームです。選抜にはいくつかのルールがあります。
・予選会の個人成績上位10人が選抜される
・出場できるのは1校1人
・外国人留学生をのぞく
・過去の本選登録が1回までの選手(補欠含む)
・チーム、個人ともに順位はつかない
などです。
監督は予選会の次点敗退校(11位)が務めるのが通例。今季は予選会11位の中央大学の藤原監督が、関東学生連合の監督に決定。
コーチは、予選会13位の東京農業大学の岩瀬哲治監督、予選会15位の東京国際大学の大志田秀次監督が務めます。
ちなみに、予選会の選考方法は、各校の上位10名の合計タイムを算出し、予選通過10校が決定します。ということは、大学単位では予選を通過できなかったとしても、個人単位では高い順位につけていた敗退校の選手もいるわけです。
中でも、専修大学4年の丸山竜也選手は、予選会順位は8位(日本人3位)をマーク。2番手の駿河台大学・平賀選手は16位、3番手の亜細亜大学・加藤選手は22位。ポテンシャルの高さには期待が持てます。
関東学生連合は「母校のタスキではない」「チーム順位と個人成績はつかない」ものの、出場すること自体は選手本人にも次の箱根駅伝出場を狙う母校にも大きな財産です。複数の大学の選手たちによる、いわば「寄せ集めのチーム」ではありますが、藤原監督は“爪痕を残す”と断言。どんなレース展開を見せてくれるのか、楽しみなチームです。
なお、「最強の市民ランナー」の異名を持ち、埼玉県庁に勤めながらマラソンランナーとして活躍している川内優輝選手(29歳)。川内選手は学習院大学時代の2007年、関東学生連合(当時は関東学連選抜)のメンバーとして箱根駅伝に出場し、6区6位。2度目の2009年は6区3位と大健闘しました。
タスキの色/白
<監督>
藤原正和(ふじわらまさかず)監督
1981年3月6日生まれ(35歳)
兵庫県大河内町(現・神河町)出身。西脇工業高から中央大学に進学。箱根駅伝の戦績は、1年5区1位、2年5区2位、3年5区3位、4年2区1位。また、2003年の「びわ湖毎日マラソン」では、日本学生&初マラソン日本最高をマーク。卒業後はホンダに入社し、2010年の東京マラソンで優勝するなど活躍。
2016年3月に現役を引退しホンダを退社。同年4月に中央大学監督に就任。
●エントリー選手一覧
※全チームのエントリーリストはこちらからご覧ください。
※12月29日(木)に区間エントリーの発表がありました。なお、選手の変更は、当日のレース開始1時間10分前まで可能のため、直前で変更されることがあります。
※現在エントリーされている選手と補欠選手を交代できますが、変更は4名までです。また、現在エントリーされている区間から、他の区間に変更することはできません。
区間エントリー
1区/丸山竜也
2区/堀尾謙介
3区/平賀喜裕
4区/小山直城
5区/廣瀬岳
6区/桜庭宏暢
7区/藤井亮矢
8区/金子元気
9区/加藤風磨
10区/照井明人
(補欠)
福留大樹
近藤秀一
東山知弘
国川恭朗
宮岡盛治
金丸逸樹
区間エントリー選手(補欠含む)詳細
※50音順
<照井明人(てるいあきと)>
東京国際大学・人間社会学部4年、22歳、岩手県北上市出身、専大北上高校
箱根駅伝予選会通過/27位
1万m公認最高記録/29分06分85秒
20㎞公認最高記録/1時間00分29秒
箱根駅伝の過去戦績
2016年/3区13位(東京国際大学)
<東山知弘(ひがしやまともひろ)>
平成国際大学・法学部4年、22歳、滋賀県高島市出身、高島高校
箱根駅伝予選会通過/146位
1万m公認最高記録/30分15秒40
20㎞公認最高記録/1時間01分29秒
<平賀喜裕(ひらがよしひろ)>
駿河台大学・現代文化学部4年、22歳、山梨県韮崎市出身、韮崎高校
箱根駅伝予選会通過/16位
1万m公認最高記録/28分53秒52
20㎞公認最高記録/1時間00分15秒
箱根駅伝の過去戦績
2016年/7区(参考・関東学生連合)
<廣瀬岳(ひろせがく)>
関東学院大学・文学部4年、22歳、大分県竹田市、大分東明高校
箱根駅伝予選会通過/34位
1万m公認最高記録/29分18秒11
20㎞公認最高記録/1時間00分37秒
<丸山竜也(まるやまたつや)>
専修大学・商学部4年、22歳、千葉県流山市出身、専大松戸高校
箱根駅伝予選会通過/8位
1万m公認最高記録/28分32秒03
20㎞公認最高記録/59分40秒
箱根駅伝の過去戦績
2016年/2区(参考・関東学生連合)
<宮岡盛治(みやおかせいじ)>
明治学院大学・経済学部4年、21歳、埼玉県入間市出身、狭山ヶ丘高校
箱根駅伝予選会通過/118位
1万m公認最高記録/30分47秒44
20㎞公認最高記録/1時間01分57秒
<加藤風磨(かとうふうま)>
亜細亜大学・法学部3年、20歳、埼玉県三芳町出身、武蔵越生高校
箱根駅伝予選会通過/22位
1万m公認最高記録/29分07秒49
20㎞公認最高記録/1時間00分23秒
<桜庭宏暢(さくらばひろみつ)>
日本薬科大学・薬学部3年、秋田県北秋田市出身、秋田工業高校
箱根駅伝予選会通過/87位
1万m公認最高記録/29分31秒79
20㎞公認最高記録/1時間01分30秒
<福留大樹(ふくどめひろき)>
流通経済大学・スポーツ健康科学部3年、21歳、宮崎県高原町出身、小林高校
箱根駅伝予選会通過/153位
1万m公認最高記録/29分27秒45
20㎞公認最高記録/1時間02分37秒
<金子元気(かねこげんき)>
城西大学・経営学部2年、20歳、埼玉県川越市出身、坂戸西高校
箱根駅伝予選会通過/26位
1万m公認最高記録/29分33秒35
20㎞公認最高記録/1時間00分29秒
<小山直城(こやまなおき)>
東京農業大学・応用生物科学部2年、20歳、埼玉県日高市出身、松山高校
箱根駅伝予選会通過/31位
1万m公認最高記録/29分09秒16
20㎞公認最高記録/1時間00分33秒
<近藤秀一(こんどうしゅういち)>
東京大学・前期教養学部2年、21歳、静岡県函南町出身、韮山高校
箱根駅伝予選会通過/58位
1万m公認最高記録/29分22秒82
20㎞公認最高記録/1時間01分00秒
<堀尾謙介(ほりおけんすけ)>
中央大学・経済学部2年、20歳、兵庫県姫路市出身、須磨学園高校
箱根駅伝予選会通過/51位
1万m公認最高記録/28分34秒35
20㎞公認最高記録/1時間00分58秒
<金丸逸樹(かなまるいつき)>
筑波大学・体育専門学部1年、19歳、長崎県諫早市出身、諫早高校
箱根駅伝予選会通過/122位
1万m公認最高記録/29分58秒14
20㎞公認最高記録/1時間01分59秒
<国川恭朗(くにかわやすあき)>
麗澤大学・経済学部1年、19歳、福井県敦賀市出身、美方高校
箱根駅伝予選会通過/134位
1万m公認最高記録/30分21秒41
20㎞公認最高記録/1時間02分11秒
<藤井亮矢(ふじいりょうや)>
武蔵野学院大学・国際コミュニケーション学部1年、兵庫県西宮市出身、報徳学園
箱根駅伝予選会通過/42位
1万m公認最高記録/29分30秒31
20㎞公認最高記録/1時間00分44秒
※エントリー選手一覧および、選手情報詳細については、関東学生陸上競技連盟発表資料および関連書籍等を元に作成。
※エントリー選手は50音順に記載。
●箱根駅伝2017の結果は?
<往路>
※関東学生連合はOP参加のため順位はでません。
※速報値のため、後日修正される場合がありますので、ご了承ください。
<復路>
※関東学生連合はOP参加のため順位はでません。
※照井明人選手が10区区間賞となるタイムを出しましたが、OP参加のためこの記録は幻となりました。
※箱根駅伝関連記事はこちらもご覧ください♪
箱根駅伝2017/復路結果と区間記録速報!通過順位や復路優勝・総合優勝は?
箱根駅伝2017/往路結果と区間記録速報!通過順位や区間賞・優勝校は?
箱根駅伝2017/出場校20校+学生連合決定!テレビ中継と優勝予想!(各大学のエントリー選手一覧)
箱根駅伝2018/往路と復路全10コースの特徴と通過時間や見どころは?
第94回箱根駅伝2018/予選会の出場校一覧と予選突破10校は?
この記事へのコメントはありません。