2017年1月2日(月)・3日(火)に、学生駅伝の最高峰である「第93回箱根駅伝」が開催されます。
今回ご紹介する早稲田大学は、駅伝の名門校であり、歴代2位の優勝回数13回を誇ります。しかし、ここ最近は優勝争いに絡めず、悔しい思いをしていたものの、強い早大復活の兆しが…!
それでは、2016年12月10日に発表された早稲田大学のエントリー選手一覧および、チームの特徴についてご紹介します♪
※区間エントリーを追記しました。
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●早稲田大学の特徴は?
1920年の箱根駅伝第1回大会から86回目の出場となる早稲田大学は、歴代2位の優勝13回を誇る駅伝名門校。連続出場記録は途中で途切れてしまいましたが、1977年の第53回大会から今季で41年連続出場。この41年のうちでは、4回優勝(1977年以前で9回)しています。
なお、直近の優勝は2011年の第87回大会で、2010年度の学生3大駅伝(出雲駅伝・全日本大学駅伝)を制覇し3冠を獲得しました。この勝利には強力なエース・大迫傑選手の存在が大きかったようです。
ちなみに、大迫選手は10,000mと5,000mで、リオ五輪に日本代表選手として出場。現在はナイキ・オレゴン・プロジェクトに所属し、プロランナーとして活動しています。
さて、2010年度の3冠達成以降の早大は、3大駅伝の優勝争いに絡めず、今一つ決め手に欠ける状況が続いていました。
ところが、今季は強い早大復活の兆しが見えてきています。というのも、全日本大学駅伝では3区からトップを走り続け、全日本初優勝を狙う青学をギリギリまで苦しめました。残念ながら、最終8区で青学のエース・一色恭志選手に抜かれ2位でゴール。
主将の平和真選手は、「最近の成績からすればワンステップ上がれたと思う」としながらも、「2位以下は何位でも一緒」と悔しさを滲ませました。
就任2年目の相楽豊監督が掲げる「全員駅伝」を実践し、駅伝伝統校の強さを取り戻しつつある早大。全日本での惜敗が、選手たちの闘志に火をつけたことは間違いなさそうです。
41年連続86回目の出場
タスキの色/えんじ色
<監督>
相楽豊(さがらゆたか)駅伝監督
1980年5月2日生まれ(36歳)
福島県郡山市出身。安積高校時代に陸上を始め、早稲田大学に進学。箱根駅伝の戦績は1年5区11位、3年6区8位。卒業後は福島県内の高校などで非常勤講師を務めた後、2005年に早大のコーチに就任。11年間監督を務めてきた渡辺氏が2015年春に退任したことを受け、新たに駅伝監督に昇格。今季の第93回大会では、監督2年目を迎えます。
●エントリー選手一覧
※全チームのエントリーリストはこちらからご覧ください。
※12月29日(木)に区間エントリーの発表がありました。なお、選手の変更は、当日のレース開始1時間10分前まで可能のため、直前で変更されることがあります。
※現在エントリーされている選手と補欠選手を交代できますが、変更は4名までです。また、現在エントリーされている区間から、他の区間に変更することはできません。
区間エントリー
1区/武田凜太郎
2区/永山博基
3区/平和真
4区/鈴木洋平
5区/安井雄一
6区/石田康幸
7区/今井開智→井戸浩貴
8区/箱田幸寛→太田智樹
9区/大木皓太→光延誠
10区/清水歓太
(補欠)
井戸浩貴
佐藤淳
藤原滋記
光延誠
太田智樹
新迫志希
区間エントリー選手(補欠含む)詳細
※50音順
<井戸浩貴(いどこうき)>
商学部4年、22歳、兵庫県たつの市出身、龍野高校、身長170cm、体重58㎏
1万m公認最高記録 /28分54秒84
ハーフ公認最高記録/1時間02分33秒
箱根駅伝の過去戦績
2016年/9区1位(区間賞)
2015年/3区8位
2014年/8区9位
2016年出場駅伝の戦績
出雲駅伝/6区10位
<今井開智(いまいかいち)>
スポーツ科4年、22歳、神奈川県川崎市出身、桐光学園高校、
1万m公認最高記録 /29分48秒83
ハーフ公認最高記録/1時間04分27秒
<佐藤淳(さとうじゅん)>
スポーツ科4年、22歳、愛知県弥富市出身、明和高校、身長170cm、体重49㎏
1万m公認最高記録 /29分20秒04
ハーフ公認最高記録/1時間02分49秒
箱根駅伝の過去戦績
2016年/6区6位
<鈴木洋平(すずきようへい)>
スポーツ科4年、22歳、愛媛県新居浜市出身、新居浜西高校、身長168cm、体重55㎏
1万m公認最高記録 /29分19秒76
ハーフ公認最高記録/1時間02分16秒
2016年出場駅伝の戦績
出雲駅伝/4区1位(区間新)
全日本 /3区2位
<平和真(たいらかずま)主将>
スポーツ科4年、22歳、愛知県岡崎市出身、豊川工高校、身長180cm、体重62㎏
1万m公認最高記録 /28分46秒04
ハーフ公認最高記録/1時間02分14秒
箱根駅伝の過去戦績
2015年/4区9位
2014年/4区2位
2016年出場駅伝の戦績
出雲駅伝/1区13位
全日本 /2区2位
<武田凜太郎(たけだりんたろう)>
スポーツ科4年、22歳、千葉県野田市出身、早稲田実業高校、身長175cm、体重56㎏
1万m公認最高記録 /29分04秒20
ハーフ公認最高記録/1時間01分59秒
箱根駅伝の過去戦績
2016年/3区5位
2015年/7区5位
2014年/3区5位
2016年出場駅伝の戦績
出雲駅伝/3区7位
全日本 /1区2位
<箱田幸寛(はこだゆきひろ)>
スポーツ科4年、22歳、広島県福山市出身、世羅高校、身長170cm、体重57㎏
1万m公認最高記録 /29分47秒65
ハーフ公認最高記録/1時間05分30秒
<石田康幸(いしだやすゆき)>
商学部3年、21歳、静岡県浜松市出身、浜松日体高校、身長175cm、体重56㎏
1万m公認最高記録 /29分42秒09
ハーフ公認最高記録/1時間04分13秒
<藤原滋記(ふじわらしげき)>
スポーツ科3年、21歳、兵庫県加古川市出身、西脇工高校、身長176cm、体重57㎏
1万m公認最高記録 /29分03秒96
ハーフ公認最高記録/1時間03分23秒
箱根駅伝の過去戦績
2016年/10区6位
2016年出場駅伝の戦績
全日本/6区3位
<光延誠(みつのぶまこと)>
スポーツ科3年、21歳、福岡県春日市出身、鳥栖工高校、身長167cm、体重51㎏
1万m公認最高記録 /29分03秒47
ハーフ公認最高記録/1時間03分44秒
箱根駅伝の過去戦績
2016年/7区14位
2016年出場駅伝の戦績
出雲駅伝/5区5位
<安井雄一(やすいゆういち)>
スポーツ科3年、21歳、千葉県松戸市出身、市立船橋高校、身長170cm、体重56㎏
1万m公認最高記録 /29分07秒01
ハーフ公認最高記録/1時間02分55秒
箱根駅伝の過去戦績
2016年/5区5位
2015年/8区7位
2016年出場駅伝の戦績
全日本/8区5位
<清水歓太(しみずかんた)>
スポーツ科2年、20歳、群馬県高崎市出身、中央中等教育、身長168cm、体重53㎏
1万m公認最高記録 /29分49秒47
ハーフ公認最高記録/1時間03分08秒
<永山博基(ながやまひろき)>
スポーツ科2年、20歳、鹿児島県湧水町出身、鹿児島実業高校、身長168cm、体重50㎏
1万m公認最高記録 /28分25秒85
ハーフ公認最高記録/1時間02分55秒
箱根駅伝の過去戦績
2016年/4区4位
2016年出場駅伝の戦績
全日本/4区1位(区間賞)
<大木皓太(おおきこうた)>
スポーツ科1年、19歳、千葉県栄町出身、成田高校、身長168cm、体重49㎏
1万m公認最高記録/30分30秒12
<太田智樹(おおたともき)>
スポーツ科1年、19歳、静岡県浜松市出身、浜松日台高校、身長175cm、体重60㎏
1万m公認最高記録 /29分27秒92
ハーフ公認最高記録/1時間02分48秒
2016年出場駅伝の戦績
全日本/7区3位
<新迫志希(しんさこしき)>
スポーツ科1年、19歳、広島県東広島市出身、世羅高校、身長163cm、体重49㎏
1万m公認最高記録 /29分07秒06
2016年出場駅伝の戦績
出雲駅伝/2区12位
全日本 /5区2位
※エントリー選手一覧および、選手情報詳細については、関東学生陸上競技連盟発表資料および関連書籍等を元に作成。
※エントリー選手は50音順に記載。
●箱根駅伝2017の結果は?
<往路>
※早稲田大学は、往路2位です。
※速報値のため、後日修正される場合がありますので、ご了承ください。
<復路>
※早稲田大学は復路9位、総合3位です。
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