2017年1月2日(月)・3日(火)に、学生駅伝の最高峰である「第93回箱根駅伝」が開催されます。
今回ご紹介する山梨学院大学は、上田誠仁監督とその次男・上田健太選手が、箱根駅伝史上初の父子鷹として前回大会で話題になりました。
また、ケニアからの留学生ドミニク・ニャイロ選手が今季の出雲駅伝、全日本大学駅伝ともに区間賞を獲得する快走を見せており、箱根路でどんな走りを見せてくれるのか注目されています。
それでは、2016年12月10日に発表された山梨学院大学のエントリー選手一覧および、チームの特徴についてご紹介します♪
※区間エントリーを追記しました。
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●山梨学院大学の特徴は?
1987年の第63回大会で初出場した山梨学院大学は、6年目で初優勝し、翌々年から2連覇を果たしました。出場31年中で、箱根路を制覇したのは計3回です。
ただ、最後に優勝した1995年からは、21年もの長きにわたり優勝から遠ざかっています。さらに、ここ最近は優勝争いに絡むこともありませんでした。
とはいえ、今季の山梨学院大学は、夏合宿でのスタミナ強化に成功。選手たちは好調な仕上がりとのこと。
また、注目なのはケニアからの留学生、ドミニク・ニャイロ選手です。前回大会は1年生ながらも花の2区を区間2位で快走。今季の出雲駅伝では、6区区間賞を獲得し総合順位は2位。箱根駅伝の前哨戦でもある全日本駅伝でも8位区間賞を獲得し、総合順位は3位に付けました。
もちろん、ニャイロ選手だけでなく、日本人エースの佐藤孝哉選手(4年)、前回大会で箱根デビューした、上田監督の次男・上田健太選手(3年)も主力に成長。
22年ぶりの優勝を目標に掲げる山梨学院大学。ニャイロ選手に負けじと、他の選手も切磋琢磨し実力をいかんなく発揮できれば、優勝は十分射程圏内ですね。
31年連続31回目の出場
タスキの色/プルシアンブルー
<監督>
上田誠仁(うえだまさひと)監督
1959年1月9日生まれ(57歳)
香川県善通寺市出身。尽誠学園高から順天堂大学に進学。箱根駅伝の戦績は、2年3年ともに5区の区間賞。出身地の香川県での教員生活をへて、1985年に26歳の若さで山梨学院大の監督に就任。現在は、大学駅伝界の名物監督であり、山梨学院大学の法学部教授。また、関東学連の駅伝対策委員長を務める。
ちなみに、上田監督の次男・上田健太選手(3年)も、山梨学院大学駅伝部に所属し、チームの主力として活躍しています。上田健太選手は前回大会で箱根デビューを飾りましたが、現役監督と選手が箱根駅伝に出場するのは、箱根駅伝史上初の出来事。いわゆる「父子鷹」としても話題になりました。
●エントリー選手一覧
※全チームのエントリーリストはこちらからご覧ください。
※12月29日(木)に区間エントリーの発表がありました。なお、選手の変更は、当日のレース開始1時間10分前まで可能のため、直前で変更されることがあります。
※現在エントリーされている選手と補欠選手を交代できますが、変更は4名までです。また、現在エントリーされている区間から、他の区間に変更することはできません。
区間エントリー
1区/伊藤淑記
2区/ドミニク・ニャイロ
3区/永戸聖
4区/藤田義貴→上村純也
5区/上田健太
6区/池田眞臣→秦将吾
7区/市谷龍太郎→久保和馬
8区/小山祐平
9区/古賀裕樹
10区/熊代拓也
(補欠)
佐藤孝哉
秦将吾
河村知樹
片山優人
久保和馬
区間エントリー選手(補欠含む)詳細
※50音順
<伊藤淑記(いとうよしき)>
現代ビジネス学部4年、22歳、愛知県名古屋市出身、中部大第一高校、身長172cm、体重52㎏
1万m公認最高記録 /29分24秒42
ハーフ公認最高記録/1時間04分08秒
箱根駅伝の過去戦績
2016年/10区5位
2015年/4区12位
2014年/4区(参考)
<上村純也(うえむらじゅんや)主将>
経営情報学科4年、22歳、栃木県足利市出身、白?大足利高校、身長176cm、体重60㎏
1万m公認最高記録 /28分54秒32
ハーフ公認最高記録/1時間03分40秒
<熊代拓也(くましろたくや)>
現代ビジネス学部4年、21歳、和歌山県田部市出身、和歌山北高校、身長174.5cm、体重54㎏
1万m公認最高記録 /29分17秒81
ハーフ公認最高記録/1時間03分57秒
2016年出場駅伝の戦績
全日本/5区13位
<小山祐平(こやまゆうへい)>
法学部4年、21歳、和歌山県日高川町出身、日高高校、身長167cm、58㎏
1万m公認最高記録 /29分57秒18
ハーフ公認最高記録/1時間03分54秒
<佐藤孝哉(さとうたかや)>
現代ビジネス学部4年、22歳、島根県松江市出身、出雲工高校、身長166cm、体重52㎏
1万m公認最高記録 /28分26秒70
ハーフ公認最高記録/1時間02分28秒
箱根駅伝の過去戦績
2016年/1区10位
2015年/2区18位
2016年出場駅伝の戦績
出雲駅伝/3区9位
全日本 /2区5位
<秦将吾(はたしょうご)>
法学部4年、21歳、愛媛県今治市出身、今治北高校、身長169cm、体重49㎏
1万m公認最高記録 /29分43秒86
箱根駅伝の過去戦績
2016年/6区18位
2016年出場駅伝の戦績
出雲駅伝/2区3位
全日本 /3区3位
<市谷龍太郎(いちたにりゅうたろう)>
現代ビジネス学部3年、21歳、石川県津幡町出身、山梨学院大付属高校、身長159.8cm、体重48㎏
1万m公認最高記録 /28分55秒14
ハーフ公認最高記録/1時間03分31秒
箱根駅伝の過去戦績
2016年/7区13位
2015年/7区12位
2016年出場駅伝の戦績
出雲駅伝/4区5位(区間新)
全日本 /4区7位
<上田健太(うえだけんた)>
現代ビジネス学部3年、21歳、山梨県甲府市出身、山梨学院大付属高校、身長177cm、体重56㎏
1万m公認最高記録 /28分48秒92
ハーフ公認最高記録/1時間02分01秒
箱根駅伝の過去戦績
2016年/3区7位
2016年出場駅伝の戦績
出雲駅伝/1区3位
全日本 /1区6区
<河村知樹(かわむらともき)>
現代ビジネス学部3年、21歳、愛知県常滑市出身、山梨学院大付属高校、身長170cm、体重57㎏
1万m公認最高記録 /29分13秒05
ハーフ公認最高記録/1時間03分50秒
箱根駅伝の過去戦績
2016年/9区8位
2016年出場駅伝の戦績
全日本/7区8位
<古賀裕樹(こがひろき)>
経営情報学部3年、20歳、福岡県福岡市出身、大牟田高校、身長169cm、体重54㎏
1万m公認最高記録 /29分15秒60
ハーフ公認最高記録/1時間04分06秒
<池田眞臣(いけだまさおみ)>
法学部2年、20歳、長崎県出身、鎮西学院高校
1万m公認最高記録/29分46秒52
<片山優人(かたやまゆうと)>
法学部2年、20歳、静岡県藤枝市出身、藤枝明誠高校、身長167.7cm、体重54㎏
1万m公認最高記録 /29分53秒88
ハーフ公認最高記録/1時間04分07秒
<久保和馬(くぼかずま)>
法学部2年、20歳、福岡県福岡市出身、九州学院高校、身長174cm、57㎏
1万m公認最高記録 /29分44秒48
ハーフ公認最高記録/1時間04分20秒
<永戸聖(ながとしょう)>
法学部2年、19歳、岩手県盛岡市出身、盛岡工高校、身長163cm、体重49㎏
1万m公認最高記録 /29分06秒89
ハーフ公認最高記録/1時間03分01秒
2016年出場駅伝の戦績
出雲駅伝/5区3位
全日本 /6区5位
<ドミニク・ニャイロ(Dominic Nyairo)>
現代ビジネス学部2年、19歳、ケニア出身、メサビサビ高校、身長167cm、体重49㎏
1万m公認最高記録 /27分56秒47
ハーフ公認最高記録/1時間00分50秒
箱根駅伝の過去戦績
2016年/2区2位
2016年出場駅伝の戦績
出雲駅伝/6区1位(区間賞)
全日本 /8区1位(区間賞)
<藤田義貴(ふじたよしたか)>
現代ビジネス学部2年、20歳、神奈川県横浜市出身、新栄高校、身長168cm、体重53㎏
5千m公認最高記録 /14分19秒21
ハーフ公認最高記録/1時間04分05秒
※エントリー選手一覧および、選手情報詳細については、関東学生陸上競技連盟発表資料および関連書籍等を元に作成。
※エントリー選手は50音順に記載。
●箱根駅伝2017の結果は?
<往路>
※山梨学院大学は、往路16位です。
※速報値のため、後日修正される場合がありますので、ご了承ください。
<復路>
※山梨学院大学は復路18位、総合17位です。
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