2016年12月7日(水)、検索大手のYahoo!が「Yahoo!検索大賞2016」を発表しました。

これは、今年1年で前年と比べ、検索数が増加した「人物」「作品」「製品」などに賞を授与するもので、2014年よりスタートしました。

そこで今回は、「Yahoo!検索大賞2016」の各部門の大賞受賞＆都道府県別No.1も合わせてご紹介します♪

※2016年の都道府県別Google検索ランキングはこちらの記事からご覧ください。

2016年都道府県別Google検索ランキング＆年間総合ランキングほか

 

●「Yahoo!検索大賞2016」とは？

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2016年12月7日(水)に発表された「Yahoo!検索大賞2016」。あまり馴染みがないような気もしますが、それもそのはず…2014年からスタートしたばかりのアワード。

前年と比べ検索数が増加した「人物」「作品」「製品」などに大賞が授与されます。なお、部門はそれぞれ、

・パーソンカテゴリー大賞＋9部門
・カルチャーカテゴリー7部門
・プロダクトカテゴリー7部門
・ローカルカテゴリー47部門

となっています。

 

＜調査概要＞

※集計期間／2016年1月1日～11月1日

※賞のコンセプトにそぐわないワードは集計の対象にしていない。

※集計期間内の1日あたりの平均検索数が、昨年と比べ最も増加した人物・作品・製品から選出。

 

「Yahoo!検索大賞」の知名度は、まだそれほど高くないかもしれません。とはいえ、検索数の増加で大賞が選出されるということは、ある意味では選出基準が曖昧で批判されることの多い「流行語大賞」より明確です。

受賞した「人物」「作品」「製品」を見ると、”確かに今年はこれだな…”と、納得できる人も多いのではないでしょうか。

ただ、検索数やランキング的なものは発表されていないため、2番手・3番手は何だったのか…若干知りたい気もしますが(笑)

それでは、次章より「Yahoo!検索大賞2016」の部門別に受賞した、「人物」「作品」「製品」をご紹介します。

 

●パーソンカテゴリー

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＜大賞＞＆＜俳優部門賞＞

DEAN FUJIOKA(ディーン・フジオカ)

※海外で活躍し、日本の芸能界でも旋風を巻き起こしたディーンさん。そのため、「逆輸入俳優」と言われることも。

ディーン旋風のはじまりとなったのは、2015年下半期放送のNHK連続テレビ小説「あさが来た」。主人公を支える五代友厚役として出演し、一気に知名度を獲得しました。

五代が死に、出演シーンが無くなったことで、「五代ロス」に陥った人が続出したことも、記憶に新しいですね。

「あさが来た」以降も、「ダメな私に恋してください」(TBS)、「はぴまり」(Amazonプライムビデオ)、「喧噪の街、静かな海」(NHK)、「IQ246～華麗なる事件簿～」(TBS)など多数出演。

 

＜女優部門賞＞

高畑充希(たかはたみつき)

2016年上半期放送のNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」のヒロインを演じ、話題になりました。その他、ドラマやCMにも多数出演しており、2016年は高畑充希さんが活躍した1年でした。

 

＜アイドル部門賞＞

欅坂46

2016年4月6日にメジャーデビューした欅坂46。乃木坂46に続き、“坂道グループ”として秋元康さんがプロデュース。

なお、センターの平手友梨奈さんは、最年少の中学3年生でセンターを務め話題になりました。

 

＜お笑い芸人部門＞

カズレーザー

お笑いコンビ「メイプル超合金」は、2015年12月の「M1-グランプリ」に出場し、ガッツリ爪痕を残したことで出演番組が増加、知名度をあげました。

とくに、コンビの1人「カズレーザー」さんは、金髪で全身赤い衣装というその見た目だけでなく、意外に高学歴だったり、バイを笑顔でカミングアウトするなど、言動や私生活も話題になりました。

 

＜モデル部門＞

りゅうちぇる

恋人の「ぺこ」さんと2人でバラエティ番組に出演し、一躍人気者になった「りゅうちぇる」さん。奇抜なファッションや、「ちぇるちぇるランドの王子様」という設定、ユニークな言動などが支持され、バラエティ番組に引っ張りだことなりました。

 

＜ミュージシャン部門＞

藤原さくら

福山雅治さん主演のフジテレビ月9ドラマ「ラヴソング」のヒロインに抜擢され話題に。シンガーソングライターとしても活動しており、ドラマ主題歌「Soup」をリリースしました。

 

＜声優部門＞

中村悠一

アニメ「うたの☆プリンスさまっ♪」では月宮林檎を、アニメ「おそ松さん」ではカラ松を、「Re：ゼロから始める異世界生活」ではラインハルトの声を担当するなど、話題作に多数出演しました。

 

＜アスリート部門＞

福原愛

2016年夏のリオオリンピックでは、卓球女子団体を銅メダル獲得へ導いた福原愛さん。オリンピック終了後には、台湾男子の卓球選手・江宏傑さんと結婚し、さらに話題となりました。

 

＜作家部門＞

村田沙耶香

著書「コンビニ人間」で、第155回芥川賞を受賞した村田さん。コンビニが大好きで、小説を執筆しながらコンビニでアルバイトを続けていることも話題になりました。

 

 

●カルチャーカテゴリー

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＜アニメ部門＞

おそ松さん

2015年10月～2016年3月まで放送されたアニメ「おそ松さん」。故・赤塚不二夫先生のギャグマンガ「おそ松くん」の六つ子が大人になった(ニートだけど)設定が大ウケしました。

 

＜映画部門＞

君の名は。

2016年8月26日に公開された、新海誠監督の長編アニメーション映画。興行収入は12月5日時点で200億円を超えており、196億円の「ハウルの動く城」を超え、邦画歴代2位を記録するなど、大きな話題になっています。

 

＜ゲーム部門＞

ポケモンGO

2016年7月にリリースされたスマートフォンのアプリゲーム。位置情報とAR(拡張現実)を活用しており、多くの人がポケモンをGETするため特定の場所に大集結。そのため、ごみのポイ捨て、違法駐車、深夜まで大騒ぎ、禁止場所への侵入など、何かと悪い面が注目されました。

なかでも、ポケモンGOを操作しながら車を運転していたせいで事故を起こす…という事案が多数発生し、死亡事故まで起きてしまいました。

とはいえ、遊び方さえ間違えなければ、楽しゲームなんですけどね…。

 

＜小説部門＞

君の膵臓をたべたい

一見するとギョッとするタイトルですが、膵臓の病気を患い余命いくばくもないクラスメイトと、主人公の交流を描いた優しいストーリー。2016年の本屋大賞第2位を受賞。マンガ連載、2017年夏には実写映画も公開されるなど、注目を集めています。

 

＜ドラマ部門＞

真田丸

2016年1月から放送されている大河ドラマ「真田丸」。主人公の真田信繁を演じる堺雅人さんだけでなく、その父・昌幸役の草刈正雄さんや、兄・信之役の大泉洋さん、徳川家康役の内野聖陽さんなど、出演俳優も話題になりました。

 

＜流行語部門＞

PPAP

2016年8月に、千葉県出身の謎のシンガーソングライター・ピコ太郎がYOTUBEに動画を発表。ジャスティン・ビーバーがお気に入りとツイートしたこともあり、YOUTUBEでの再生回数が12月7日時点で9,500万回にも！

また、「全米ビルボードトップ100に入った世界最短曲」にギネス認定されたほか、日本有線大賞・有線話題賞、ユーキャン新語・流行語大賞ベストテン入りなど、さまざまな賞を受賞しました。

 

＜スペシャル部門賞＞

卓球

リオオリンピックでは、男女ともに善戦しました。女子団体は愛ちゃんを中心に一丸となって銅メダルを獲得。そして、男子団体は初めて決勝に進出し、銀メダルを獲得するなど、歴史的な大活躍を見せてくれました。

 

●プロダクトカテゴリー

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＜飲料部門＞

キリン メッツ

 

＜お取り寄せ部門＞

格之進 メンチカツ

 

＜家電部門＞

PlayStation VR

 

＜クルマ部門＞

エスティマ

 

＜コスメ部門＞

エスティ ローダー 婚活リップ

 

＜食品部門＞

スーパー大麦グラノーラ

 

＜スイーツ部門＞

幸せのパンケーキ

 

 

●ローカルカテゴリー

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北海道・東北地方

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・北海道部門
アルキタ

・青森県部門
六魂祭

・岩手県部門
いわて国体

・宮城県部門
コストコ 富谷

・秋田県部門
大曲花火大会2016

・山形県部門
林部智史

・福島県部門
いわきFC

 

関東地方

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・東京都部門
小池百合子

・神奈川県部門
ららぽーと湘南平塚

・埼玉県部門
埼玉りそな銀行ダイレクト

・千葉県部門
セブンパークアリオ柏

・茨城県部門
ロックインジャパン2016

・栃木県部門
作新学院野球部

・群馬県部門
ザスパクサツ群馬

・山梨県部門
ラザウォーク甲斐双葉

 

信越・北陸地方

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・新潟県部門
ケンオー・ドットコム

・長野県部門
御柱祭

・富山県部門
登坂絵莉

・石川県部門
北鉄バス 時刻表

・福井県部門
テアトルサンク

 

東海地方

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・愛知県部門
エアポートウォーク名古屋

・岐阜県部門
大垣西濃信用金庫

・静岡県部門
三島スカイウォーク

・三重県部門
伊勢志摩サミット

 

近畿地方

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・大阪府部門
ニトリモール枚方

・兵庫県部門
NESTA RESORT KOBE

・京都府部門
京都鉄道博物館

・滋賀県部門
大津市長選挙

・奈良県部門
イオンシネマ高の原

・和歌山県部門
御坊市長選挙

 

中国地方

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・鳥取県部門
だいせんホワイトリゾート

・島根県部門
イオンモール出雲

・岡山県部門
瀬戸内国際芸術祭

・広島県部門
カープ 日程

・山口県部門
ゆめタウン徳山

 

四国地方

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・徳島県部門
鳴門競艇場

・香川県部門
瀬戸内国際芸術祭

・愛媛県部門
ゆるキャラグランプリ2016

・高知県部門
よさこい祭り2016

 

九州・沖縄地方

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・福岡県部門
九州ふっこう割

・佐賀県部門
109シネマズ佐賀

・長崎県部門
九州ふっこう割

・熊本県部門
九州ふっこう割

・大分県部門
九州ふっこう割

・宮崎県部門
九州ふっこう割

・鹿児島県部門
MBC鹿児島

・沖縄県部門
沖縄のうわさ話

 

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後記

ネット検索をする際は、Googleを使うかYahoo!を使うかにほとんどが2分されるのではないでしょうか？それほど大手の検索サイトYahoo!Japanなわけですが、「検索大賞」なるものがあったとは、今年初めて知りました！

…12月はいろいろと忙しいから、昨年は見逃したのかもしれません。

それにしても、各部門ごとの大賞は、どれもメジャーなものばかりでした。多くの人が検索するわけですから、知名度の高いものであるのもうなずけますよね。今年の流行が如実に表れているし、2017年はもっと盛り上がるかもしれませんね！

打倒！流行語大賞！(笑)