猫・犬・ウサギなどの動物は、だいたい春と秋の年2回、抜け毛の季節(換毛期)がやってきます。もちろん、換毛期でなくても毛は抜けるので、定期的なブラッシングは欠かせませんよね!
で…。我が家には2匹の猫さんがいるのですが、なかなかこれといったブラシが見つからずに困っていたところ、「ファーミネーター」なるものを発見。
そこで今回は、猫の抜け毛対策には高評価!噂のブラシ「ファーミネーター」の使い心地についてご紹介します♪
●猫兄妹のブラッシング事情
猫や犬、ウサギなどの“毛がふわふわ”な動物たちは、だいたい年2回の換毛期…いわゆる抜け毛の季節がやってきます。
春…冬毛が抜けて夏毛に生え変わる。
秋…冬毛に生え変わるために一旦夏毛が抜ける。
このサイクルは、猫も犬もウサギもほぼ変わりません。ただし、ウサギはその他にもあと2回、換毛期があるようです。
さて、我が家には2匹の猫兄妹がいます。短毛種のシャム猫のため…なのかはわかりませんが、ブラッシングがあまり好きではない様子。というのも、ブラシを当てても毛が短いので、ブラッシングにならない&当たると痛いのか…。
こういうのを使ってました。ホームセンターのペットグッズコーナーなどでよく見かけるタイプのものです。
もしかしたら、ブラシのチョイスが間違っていたのかもしれません。このブラシだと、毛先が丸くなっているので肌に当たらないだろうと思ったのですが、それだと毛が全然取れない…ということに。
結局、あまり効果的ではないブラシでブラッシングをした成果、ブラシを喜ばない感じに育ってしまった我が家の猫兄妹なんです。とはいえ、仲良し兄妹なので、2人で毛づくろいしてくれるので、まぁそんなに気にすることもない感じではありましたが…。しかし、先日こんなのを見つけました。
ホームセンターで偶然見つけたのですが、スポンジの片面が細かく柔らかめのブラシになっています。これで毛をなでてあげると、まるで親猫にグルーミングしてもらっている感覚のようで、あんなにブラッシングが嫌いな我が家の猫兄妹が大人しくなってうっとり状態…。
ただし、難点をいえば、取れた毛を集めにくいこと。ガムテープやコロコロなんかで取るようにしていますが、割と面倒です。
とはいえ、猫兄妹のうっとり具合を見てしまえば、毛を取る面倒なんて気になりません。この「肉球柄グルーミングブラシ」は、短毛種でブラシ選びに困っていた我が家の猫さんにはぴったりです。
ところが、そこにすい星のごとく現れたのが、「ファーミネーター」なるものでした。
●「ファーミネーター」の使い心地は?
ある日、ホームセンターで見かけた「ファーミネーター」なる商品。お値段がそこそこするのでバリカンか何かかと思っていたのですが…よく見たらブラシとのこと。いやいやいや、なかなか高額なブラシだったのでスルーしようとしたところ、「こ、これは…」と、旦那が反応。
仕方なく、売り場で流れていたPR動画を視聴…。なんかすごく毛が取れるってよ!って。しかも、「ファーミネーター」ってネーミングがなんかツボったので、試しに買ってみることにしました。
で、購入したのはこちらFURminator ファーミネーター S 小型猫 短毛種用。
ちなみに、ホームセンターでのお値段は6,000円弱(税込)でしたが、上の楽天では2017年7月18日時点で4,374円でした…。2,000円近くも楽天の方が安かった…。
なお、一部では偽物が出回っているらしく、あまり価格が安すぎるものは注意した方が良さそうです。で、下の画像はホームセンターで購入した日本語版の正規品。正規品には、肉球マークの正規品シールが貼ってあります。これがないものは偽物と思った方が良さそうです(並行輸入品についてはこの限りではない場合もあります)。
で、パッケージから出した感じ。
大きさを比較するため、マウスと並べてみました。
歯の部分は、先がしっかりと尖がっています。偽物はこの部分が尖がっておらず、ぜんぜん毛が取れないようです。
ちょっとわかりにくいですが、青いボタンを押すと、歯の後ろに板状のものがニュッと出て、歯に付いた毛を押し出してくれます。正直、この機能についてはあまり効果的でなく、手で取った方が早かったです(笑)
実践編
さて。ここからは実践編。モデルは、我が家の猫兄妹。右がお兄ちゃんのLくん(仮名)2歳。左が妹のHちゃん(仮名)2歳です。
Hちゃんは恥ずかしがり屋なので、Lくんにご登場いただきます。
ベランダに置いたスツールの上に乗せられたLくん。ちょっと目つきが悪いです。そんなLくんをなだめつつ、初ファーミネーター。
1回でこんなに毛が取れました。表の毛(トップコート)よりも、内側に生えているふわふわのアンダーコートがたっぷり取れます。
しっぽの方にはとりっぱぐれた毛がこんなに!
座布団を置いてあげました。Lくん(仮名)、気持ちよさそうです。
ものの10分でこんなに取れました。
最後に、肉球柄グルーミングブラシで仕上げです。
なんだか一回り小さくなったような気がします。まぶしいせいか、ニャン相が悪いですが(笑)
ということで、初ファーミネーターの使い心地はなかなか良いものでした。ただ、あまり使いすぎると、アンダーコートを抜きすぎてしまうような気がするので、我が家の短毛種の猫兄妹には、頻繁に使うのは危険かもしれません(は…はげちゃうかも…)。なので、使う頻度は毛並みの様子を見て決めたいと思います。
この後、恥ずかしがり屋のHちゃん(仮名)も、ファーミネーターを試しましたが、暴れずに…むしろ気持ちよさ気にファーミネーターされてくれました。
我が家の猫兄妹は短毛種なのでそれほど頻繁にする必要はありませんが、それでも1回でごっそり取れるので簡単で楽ちんなのは確かです。また、長毛種の猫さんがいるお宅なら、もう少し使用頻度も上がるだろうしファーミネーターはかなり重宝するのではないでしょうか。
FURminator ファーミネーター S 小型猫 短毛種用
なお、小型猫の短・長毛種用、大型猫の短・長毛種用もありますが、小型犬・中型犬・大型犬のそれぞれ短・長毛種用もあります。
ブラシだと思うとお値段は多少張りますが、1本は持っておきたいアイテムです!
この記事へのコメントはありません。