2015年の流行語大賞候補にもあがっている「五郎丸ポーズ」。言わずと知れた、ラグビー・五郎丸歩選手の「ルーティン」のポーズです。
その「五郎丸ポーズ」とほぼ同じポーズをした大仏様が岐阜県にあると話題になっています。どんなお寺なのか、アクセスなども合わせてご紹介します♪
●五郎丸ポーズの大仏様!
少し腰をかがめ、上半身を倒し気味にし、胸より少し上で両手の人差し指を付け、まるで印を組むかのようなスタイル…五郎丸ポーズといえばこれですね。
ラグビーワールドカップで活躍し、一躍時の人となった、ヤマハ発動機ジュビロ所属の五郎丸歩選手(29歳)。試合中ゴール前でキックをする際に、精神を集中させるために行う一連の動作(ルーティン)がいわゆる「五郎丸ポーズ」と言われています。
「五郎丸ポーズ」も「ルーティン」も、2015年の流行語大賞候補にあがるぐらい、有名な言葉となりました。
さて、その「五郎丸ポーズ」をしている大仏様がいると、テレビやネットでは話題となっています。
確かに!一見すると両手を組むポーズは「五郎丸ポーズ」に見えます。が、厳密い言うとまったく同じではありません。
五郎丸選手の左手は、人差し指以外を握っており、右手の中指と薬指は浮いている状態です。大日如来様はというと、人差し指以外の指を組んでいる形となっています。
ちなみに、五郎丸ポーズの由来は、ラグビー界で有名なイングランドの名選手であるジョニー・ウィルキンソン選手がしていたポーズ。ただ、同じポーズを真似していたものの、なかなかゴール成功率が上がらず、メンタルコーチとともに試行錯誤し、現在のルーティンを作り上げたそうです。
このエピソードから、五郎丸選手が大日如来様を真似たわけではないことが分かりますが、奇しくもそのポーズが酷似しているのには、何か深い意味があるの…かもしれません。
●実物が見たい!?
今年一番の時の人、大躍進を果たした五郎丸歩選手にあやかりたいと思う人は多いはず。その五郎丸選手のポーズと酷似した大仏様がいるなら、是が非でも拝みたい!と思う人も多いでしょう。
五郎丸ポーズの大仏様がいるのは、岐阜県関市の宗休寺(そうきゅうじ)、通称・関善光寺(せきぜんこうじ)です。関善光寺と言われる由縁は、信州善光寺とのご開帳の縁で、善光寺を模した本堂と戒壇が建立されたことからと言われています。
安桜山の麓に位置し、春は桜、秋はサザンカやツツジの紅葉が名所にもなっています。
そして気になる大仏様は、境内の大日堂に安置されている「宝冠大日如来(ほうかんだいにちにょらい)」です。高さは約3mあり、銅製の座像で、約100年前に中国から伝わったとされているとのこと。
ちなみに、関善光寺の大日如来様が話題になったのは、ご住職が参拝者から「大日如来様の姿が、五郎丸ポーズに似ている」と指摘されたことでfacebookに投稿。以来、参拝客が続々と足を運び、通常の3倍近くに増えているとか。
<関善光寺>
所在地:岐阜県関市西日吉町35
時 間:各種祈願、供養受付は9時~16時まで
祈 願:護摩祈願、厄除け祈願、安産祈願、子授け祈願、心願成就、交通安全、車両安全祈願、学業成就、合格祈願、病気平癒、商売繁盛、事業繁栄…etc.
供 養:水子供養、先祖供養、人形供養
問合せ:0575-22-2159
交 通:長良川鉄道「関駅」より徒歩5分、車の場合は東海北陸自動車道「関インター」または「美濃インター」より10分、東海環状自動車道「富加関インター」より15分、名古屋からは高速バスも運行しています
※関善光寺の年末年始は例年混雑するようですが、今年の年末年始はさらなる混雑が見込まれます。遠方から足を運ぶ際は、早めにお宿の予約をしておくと安心です♪
※関善光寺から徒歩6分の場所には、老舗のうなぎ屋「関辻屋」があります。関東からわざわざやってくるお客さんがいるほどの有名店です。曜日や時間によっては混雑していることもあるので、来店の際はご注意を。
※関善光寺から徒歩5分程度の場所に、焼き菓子やシフォンケーキ、キッシュのランチなどが楽しめる街角カフェ「マビッシュ」があります。関善光寺で大仏如来様を拝んだ後に、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
いかがでしたでしょうか?
五郎丸ポーズの大日如来様。これからも人気が出そうな雰囲気ですね!何かにあやかるのが好きな日本人+大仏様とくれば、チャンスがある人は是非、訪れてみてはいかがでしょうか。
近くには人気のうなぎ屋さんもあるし、アットホームなカフェもあるので、のんびり散策するのもよさそうです。
失礼致しました。私の書いている意味は、仏様の方で、大日様でこの印綬(印相)は初めて見ます。五郎丸さんのポーズは何方かと言うと、他の神様に大変似たものがあります。
確かに、大日如来様のこの印綬は珍しいですよね。どういういわれがあるのでしょうか…?
この印綬は、大日様の本当の印綬ではありません。神事の世界には近い印綬はありますが、それとも違います。何処から来た印綬なのでしょうか?
「印綬」とは五郎丸選手のポーズの意味でしょうか…?ポーズの由来は本文に書いてありますが、大日如来様の真似をしたわけではないので、「本当の印綬」でなくて当然かと思われます。
最近、お会いした関市在住方からお聞きしました。
まだまだ五郎丸人気は続きそうですね!