2017年1月2日(火)・3日(水)、「第93回箱根駅伝」が開催。2日(火)は大手町~芦ノ湖までの往路が行われ、青山学院大学が優勝しました。
また、「山上りの5区」では、いくつもの番狂わせがあり、復路での混戦が予想されています。
そこで今回は、「第93回箱根駅伝」の復路区間の成績(通過順位・区間記録・区間賞・総合記録)や優勝校についてご紹介します♪
※速報記録のため、後日修正が入る場合あり。
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●復路スタートの出発時刻
※復路のスタート時刻は、往路の到着時刻により変わってきます。
チーム | 復路出発時刻 |
青山学院大学 | 8時00分00秒 |
早稲田大学 | 8時00分33秒 |
順天堂大学 | 8時02分24秒 |
東洋大学 | 8時02分40秒 |
駒澤大学 | 8時04分01秒 |
神奈川大学 | 8時04分26秒 |
中央学院大学 | 8時04分35秒 |
上武大学 | 8時05分28秒 |
創価大学 | 8時05分40秒 |
日本大学 | 8時06分10秒 |
帝京大学 | 8時06分21秒 |
法政大学 | 8時06分33秒 |
日本体育大学 | 8時06分44秒 |
拓殖大学 | 8時06分51秒 |
東海大学 | 8時07分59秒 |
山梨学院大学 | 8時08分11秒 |
明治大学 | 8時10分00秒 |
大東文化大学 | 8時10分00秒 |
國學院大學 | 8時10分00秒 |
国士舘大学 | 8時10分00秒 |
関東学生連合 | 8時10分00秒 |
●第6区
箱根・芦ノ湖~小田原までの20.8㎞の距離
復路は往路の到着時刻により、時間差でスタートしました。そして、2位と33秒差で走り出した青学大の小野田勇次選手は、独走状態を維持。2位の早大と2分8秒の差をつけ、7区の田村和希選手にタスキを繋いでいます。
注目は、前回大会で区間記録58分09秒をマークした日体大の秋山清仁選手。13位でスタートした秋山選手でしたが、区間記録更新のペースで走り7位にまで順位を上げ、さらに58分01秒で区間新記録をマークしました。
<6区 通過記録>
<6区 区間記録>
区間賞:日本体育大学/秋山清仁(4年)
区間新:秋山清仁/58分01秒
●第7区
小田原中継所~平塚中継所までの21.3㎞の距離
7区をスタートした青学大の田村和希選手。前半は快走していましたが、17㎞を過ぎたあたりでペースが落ちはじめます。後半は暑さが苦手な田村選手、苦しい表情を見せましたが、トップで平塚中継所に到着。2位の早大は1分21秒差まで縮めました。
3位争いも過熱。東洋大学の小笹椋選手が11㎞半ばで順天堂大学の難波皓平選手を抜き3位に。しかし、難波選手も負けずに12㎞過ぎで巻き返しましたが、小笹選手は12㎞後半で再び3位になるなど、熱いデットヒートを繰り返しました。そして、東洋大学は3位で、順天堂大学は6位に順位を落とし平塚中継所でタスキを繋ぎました。
なお、上武大学は前回大会で7区平塚中継所にて繰り上げスタートとなりましたが、今季の上武大学は調子よく、13位でタスキを繋ぐことに成功。
残念ながら、わずか約150mほど間に合わず、国士舘大学は平塚中継所で繰り上げスタートとなってしまいました。
<7区 通過記録>
<7区 区間記録>
区間賞:東海大学/石橋安孝(4年)
●第8区
平塚中継所~戸塚中継所までの21.4㎞の距離
8区をトップで走る青学大の下田裕太選手。前回大会でも8区を走り、区間賞を獲得しています。そんな下田選手は区間記録を更新するため、わき目もふらずに集中。後半苦しい表情を見せる時もあり、記録更新とはなりませんでしたが、前回大会と同じ1時間4分21秒で9区の戸塚中継所に走り込みました。
2位は早大の太田智樹選手。トップとは5分32秒遅れで到着。3位は東洋大、4位に神奈川大、5位に順天堂大が入っています。復路スタート13位の日体大は6位です。
シード権争いも過熱。9位が駒大、10位が東海大、11位に帝京大。その差はわずか数秒のため、残り2区でシード権争いはさらに白熱しそうな気配。
<8区 通過記録>
<8区 区間記録>
区間賞:青山学院大学/下田裕太(3年)
●第9区
戸塚中継所~鶴見中継所までの23.1㎞の距離
トップは、箱根路を初めて走る青学大の4年・池田生成選手。独走状態のまま最終10区の安藤悠哉選手にタスキを繋ぎました。
2位をつけていた早大の光延誠選手は、17㎞半ば地点で東洋大の野村峻哉選手に抜かれ3位に順位降下。東洋大はそのまま快走し、トップと6分30秒差で2位となり、箱根駅伝初出場で区間賞を獲得しています。3位は早大。4位の神奈川大と5位の順天堂大は、8区と順位を変えずに9区の鶴見中継所に入りました。
法政大学の城越洸星選手は中央学院大学と競り合い、途中で足に違和感があるような仕草を見せたものの、6位でタスキをつなぎました。そして、中央学院大学は7位、次いで駒大は1つ上げて8位。9位は日体大、10位東海大、11位帝京大と、シード権争いは混戦を極めています。
なお、明治大学、日本大学、山梨学院大学は残念ながら繰り上げスタートとなってしまいました。
<9区 通過記録>
<9区 区間記録>
区間賞:東洋大学/野村峻哉(3年)
●第10区
鶴見中継所~大手町・読売新聞東京本社前までの23.0㎞の距離
青山学院大学の安藤悠哉選手が最終10区をトップで独走。2位と7分21秒の差をつけゴールしました。これで、復路優勝&総合優勝で箱根駅伝3連覇。さらに、学生3大駅伝(出雲駅伝・全日本大学駅伝・箱根駅伝)の3冠を達成しました。3連覇3冠は史上初です。
終了後のインタビューでは、原監督曰く「3年後の東京五輪を目指し、青山から1人でもランナーを送りたい」とのこと。そして最後に「サンキュー作戦大成功!」
なお、区間賞を獲得したのは関東学生連合の照井明人選手(4年・東京国際大学)です。関東学連は参考記録となるため、照井選手の記録は「幻の区間賞」となってしまいました。
<10区 復路総合記録>
<10区 区間記録>
区間賞:順天堂大学/作田直也(4年)
●総合結果は?
第93回箱根駅伝の往路・復路・総合結果です。
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10区区間賞が青山学院の安藤になっていますが、順天堂の作田の誤りではありませんか?
→ご指摘ありがとうございます。幻の区間賞・照井明人選手に驚いて、間違えてしまいました…。修正しましたo(_ _*)o