2017年1月2日(月)・3日(火)に、学生駅伝の最高峰である「第93回箱根駅伝」が開催されます。
今回ご紹介する日本体育大学は、史上2大学目の5連覇達成の歴史を持つ駅伝名門校です。しかし、ここ最近は順位が一定せず乱高下…。就任2年目の渡辺監督率いる日体大チームは、順位を上位安定させるのが目標です。
それでは、2016年12月10日に発表された日本体育大学のエントリー選手一覧および、チームの特徴についてご紹介します♪
※区間エントリーを追記しました。
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●日本体育大学の特徴は?
1950年の第26回大会で初出場し、以来69年連続出場を維持している日本体育大学。1969年の第45回大会からは、中央大学に次いで史上2大学目となる箱根駅伝5連覇を達成。優勝回数は10回です。
そんな日体大は、1983年の第59回大会を最後に、優勝からは長らく遠ざかっていました。しかし、2013年の第89回大会で、30年ぶりに優勝。とはいえ、優勝の翌年からは、3位、15位、7位と、順位は乱高下しています。
2015年4月に就任した渡辺正昭駅伝監督は、日体大の上位安定を目指します。2年連続で41日間の長期夏合宿を敢行。選手たちは着実に力を付け、合宿明けの出雲駅伝では6位と好調。全日本では13位と惨敗だったものの、「選手の特性」がわかったことは好材料だったとか。
また、注目なのは、前回大会の山下り6区で、大活躍を見せた秋山清仁選手です。6人抜きの快走で、往路13位から7位まで順位を押し上げ、区間新記録をたたき出しました。今季は4年で箱根も最後の年となる秋山選手。出雲駅伝も全日本大学駅伝も出場せず、「箱根6区に向けて努力している」と監督はコメント。
日体大の目標順位はベスト3以内。切り札の秋山選手の活躍もさることながら、力を付けた主力選手たちが、どんな走りを見せてくれるのか期待が高まります。
69年連続69回目の出場
タスキの色/白地に青文字
<監督>
渡辺正昭(わたなべまさあき)駅伝監督
1962年11月22日生まれ(53歳)
愛知県新城市出身。新城東高から日本体育大学に進学。箱根駅伝の戦績は3年6区4位。1986年から愛知県・一宮高、1993年から愛知県・豊川工高などの保健体育教師として赴任。2014年4月から日体荘原高駅伝監督、2015年4月から日体大駅伝監督就任。
●エントリー選手一覧
※全チームのエントリーリストはこちらからご覧ください。
※12月29日(木)に区間エントリーの発表がありました。なお、選手の変更は、当日のレース開始1時間10分前まで可能のため、直前で変更されることがあります。
※現在エントリーされている選手と補欠選手を交代できますが、変更は4名までです。また、現在エントリーされている区間から、他の区間に変更することはできません。
区間エントリー
1区/小松巧弥
2区/小町昌矢
3区/吉田亮壱
4区/富安央
5区/辻野恭哉
6区/秋山清仁
7区/住田優範→城越勇星
8区/宮﨑勇将→中川翔太
9区/山本航平→室伏穂高
10区/小野木俊
(補欠)
大手敬史
城越勇星
林田元輝
三原卓巳
室伏穂高
中川翔太
区間エントリー選手(補欠含む)詳細
※50音順
<秋山清仁(あきやまきよひと)>
体育学部4年、22歳、東京都板橋区出身、順天高校、身長169cm、体重57㎏
1万m公認最高記録 /28分55秒61
ハーフ公認最高記録/1時間03分03秒
箱根駅伝の過去戦績
2016年/6区1位
2015年/6区4位
<大手敬史(おおてたかふみ)>
体育学部4年、22歳、熊本県あさぎり町出身、千原台高校、身長177cm、60㎏
1万m公認最高記録 /29分30秒40
ハーフ公認最高記録/1時間04分13秒
箱根駅伝の過去戦績
2015年/7区16位
<小野木俊(おのきしゅん)主将>
体育学部4年、22歳、茨木健小美玉市出身、鉾田第一高校、身長178cm、体重59㎏
1万m公認最高記録 /29秒01分21
ハーフ公認最高記録/1時間03分03秒
箱根駅伝の過去戦績
2016年/10区7位
2016年出場駅伝の戦績
出雲駅伝/6区6位
全日本 /8位15位
<小松巧弥(こまつたくみ)>
体育学部4年、22歳、岡山県倉敷市出身、倉敷南高校、身長170cm、体重55㎏
1万m公認最高記録 /28分56秒20
ハーフ公認最高記録/1時間02分04秒
箱根駅伝の過去戦績
2016年/3区8位
2016年出場駅伝の戦績
出雲駅伝/1区1位
全日本 /2区6位
<山本航平(やまもとこうへい)>
体育学部4年、22歳、愛媛県大洲市出身、八幡浜高校、身長175cm、体重61㎏
1万m公認最高記録 /29分39秒13
ハーフ公認最高記録/1時間03分43秒
箱根駅伝の過去戦績
2015年/9区11位
2014年/7区13位
<小町昌矢(こまちまさや)>
体育学部3年、20歳、神奈川県相模原市出身、藤沢翔陵高校、身長163cm、体重48㎏
1万m公認最高記録 /28分48秒75
ハーフ公認最高記録/1時間03分00秒
箱根駅伝の過去戦績
2016年/1区11位
2015年/5区19位
2016年出場駅伝の戦績
全日本/7区1位
<城越勇星(しろこしゆうせい)>
体育学部3年、21歳、大阪府茨木市出身、豊川工高校、身長170cm、体重57㎏
1万m公認最高記録 /28分53秒09
ハーフ公認最高記録/1時間03分20秒
箱根駅伝の過去戦績
2016年/4区8位
<住田優範(すみだまさのり)>
体育学部3年、20歳、山口県出身、西京高校
1万m公認最高記録 /29分45秒72
ハーフ公認最高記録/1時間04分43秒
<辻野恭哉(つじのきょうや)>
体育学部3年、21歳、三重県名張市出身、伊賀白鳳高校、身長165cm、体重50㎏
1万m公認最高記録 /28分58秒25
ハーフ公認最高記録/1時間03分59秒
2016年出場駅伝の戦績
全日本/3区7位
<富安央(とみやすあきら)>
体育学部3年、20歳、愛知県豊川市出身、豊川工高校、身長172cm、体重54㎏
1万m公認最高記録 /28分49秒53
ハーフ公認最高記録/1時間03分33秒
箱根駅伝の過去戦績
2015年/10区16位
2016年出場駅伝の戦績
出雲駅伝/3区8位
全日本 /1区13位
<吉田亮壱(よしだりょういち)>
体育学部3年、21歳、福岡県大牟田市出身、大牟田高校、身長163cm、50㎏
1万m公認最高記録 /28分52秒53
ハーフ公認最高記録/1時間03分02秒
箱根駅伝の過去戦績
2016年/8区5位
2015年/8位17位
2016年出場駅伝の戦績
出雲駅伝/5区4位
全日本 /4区14位
<林田元輝(はやしだげんき)>
体育学部2年、20歳、熊本県出身、九州学院高校
1万m公認最高記録 /29分34秒27
ハーフ公認最高記録/1時間04分48秒
<三原卓巳(みはらたくみ)>
体育学部2年、20歳、京都府出身、洛南高校
1万m公認最高記録 /29分13秒29
ハーフ公認最高記録/1時間03分55秒
<宮﨑勇将(みやざきゆうしょう)>
体育学部2年、20歳、熊本県上天草市出身、千原台高校、身長160cm、体重48㎏
1万m公認最高記録 /29分11秒16
ハーフ公認最高記録/1時間03分26秒
2016年出場駅伝の戦績
出雲駅伝/2区5位
全日本 /5区19位
<室伏穂高(むろふしほたか)>
体育学部2年、20歳、静岡県小山町出身、加藤学園高校、身長159cm、体重47㎏
1万m公認最高記録 /29分14秒84
ハーフ公認最高記録/1時間03分50秒
箱根駅伝の過去戦績
2016年/5区17位
2016年出場駅伝の戦績
出雲駅伝/4区7位
全日本 /6区11位
<中川翔太(なかがわしょうた)>
体育学部1年、19歳、熊本県宇城市出身、九州学院高校、身長164cm、体重50キログラム
1万m公認最高記録 /28分59秒46
ハーフ公認最高記録/1時間03分04秒
※エントリー選手一覧および、選手情報詳細については、関東学生陸上競技連盟発表資料および関連書籍等を元に作成。
※エントリー選手は50音順に記載。
●箱根駅伝2017の結果は?
<往路>
※日本体育大学は、往路13位です。
※速報値のため、後日修正される場合がありますので、ご了承ください。
<復路>
※秋山清仁選手が6区区間賞を獲得。なお、日本体育大学は復路3位、総合7位です。
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