2017年1月2日(月)・3日(火)に、学生駅伝の最高峰である「第93回箱根駅伝」が開催されます。
今回ご紹介する東海大学は、出雲駅伝、全日本大学駅伝では優勝経験があるものの、箱根駅伝では未だ勝利をつかめていません。
しかし、全国高校駅伝で活躍したスーパールーキーが新たに加わり、戦力に厚みが増しました。彼らの勢いと上級生のキャリアの融合は、どんな化学変化をもたらすのでしょうか?
それでは、2016年12月10日に発表された東海大学のエントリー選手一覧および、チームの特徴についてご紹介します♪
※区間エントリーを追記しました。
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●東海大学の特徴は?
学生3大駅伝のうち、出雲駅伝と全日本大学駅伝の2つでは優勝経験があるものの、箱根駅伝に関しては未だ勝利をつかめていない東海大学。2004年、第80回大会での2位が最高順位です。
しかし、今季は大きな変化が訪れています。というのも、2015年の全国高校駅伝で活躍したスーパールーキーたちが多数入学し、新戦力として加わったからです。
そのスーパールーキーたちがパワーを見せつけたのは、今季の出雲駅伝。鬼塚選手(1年)が1区2位、館澤選手(1年)が2区2位、關選手(1年)が3区1位(区間賞)の快走を見せ、東海大学は3区をトップ通過。5区でトップを奪われたものの、最終は3位でゴールしました。
出雲駅伝で見せたルーキーたちの大活躍には、ワクワクした人も多かったのではないでしょうか。
ただ、残念なことに、箱根駅伝の前哨戦ともいわれる全日本大学駅伝では、ルーキーの關選手が感染性胃腸炎で、上級生の主力も故障で欠場。最終7位となった東海大学は、来季の全日本大学駅伝のシード権を逃す結果となりました。
とはいえ、十分調整ができ、ベストメンバーが揃えば、今季の東海大学は大きな台風の目となることは必至です。
ルーキーばかりが注目されているものの、上級生には箱根路の経験者が複数います。上級生のキャリアと、ルーキーの勢いが融合すれば、東海大学が目標とするベスト3以内を実現する可能性は、十分ありそうです。
4年連続44回目の出場
タスキの色/白と紺のツートン
<監督>
両角速(もろずみはやし)駅伝監督
1966年7月5日生まれ(50歳)
長野県茅野市出身。東海大三高から東海大に進学。箱根駅伝の戦績は、1年3区9位、2年3区7位、3年1区7位、4年2区9位。卒業後は、日産自動車やダイエーなどの実業団で活躍。現役引退後の1995年からは佐久長聖高の監督に就任し、同校を全国高校駅伝優勝に導く(2008年)。2011年東海大監督に就任。
●エントリー選手一覧
※全チームのエントリーリストはこちらからご覧ください。
※12月29日(木)に区間エントリーの発表がありました。なお、選手の変更は、当日のレース開始1時間10分前まで可能のため、直前で変更されることがあります。
※現在エントリーされている選手と補欠選手を交代できますが、変更は4名までです。また、現在エントリーされている区間から、他の区間に変更することはできません。
区間エントリー
1区/鬼塚翔太
2区/關颯人
3区/國行麗生
4区/阪口竜平→松尾淳之介
5区/館澤亨次
6区/中島怜利
7区/湯澤舜→石橋安孝
8区/春日千速
9区/川端千都
10区/宮本甲斐→林竜之介
(補欠)
石橋安孝
瑞慶覧伸哉
林竜之介
郡司陽大
髙田凜太郎
区間エントリー選手(補欠含む)詳細
※50音順
<石橋安孝(いしばしやすたか)>
体育学部4年、22歳、福井県小浜市出身、美方高校、身長168cm、体重49㎏
1万m公認最高記録 /28分52秒69
ハーフ公認最高記録/1時間03分44秒
箱根駅伝の過去戦績
2016年/4区2位
2015年/7区7位
2016年出場駅伝の戦績
出雲駅伝/6区10位
全日本 /4区6位
<瑞慶覧伸哉(ずけらんしんや)>
工学部4年、22歳、沖縄県出身、宮古高校
1万m公認最高記録 /29分38秒09
ハーフ公認最高記録/1時間04分29秒
<林竜之介(はやしりゅうのすけ)>
政治経済学部4年、22歳、愛媛県西予市出身、宇和高校、身長178cm、体重58㎏
1万m公認最高記録 /29分34秒08
ハーフ公認最高記録/1時間03分07秒
箱根駅伝の過去戦績
2016年/8区6位
2016年出場駅伝の戦績
全日本/8区9位
<宮本甲斐(みやもとかい)>
理学部4年、22歳、兵庫県出身、須磨学園高校
1万m公認最高記録 /29分15秒71
ハーフ公認最高記録/1時間03分41秒
<春日千速(かすがちはや)>
理学部3年、22歳、長野県駒ケ根市出身、佐久長聖高校、身長177cm、体重57㎏
1万m公認最高記録 /29分05秒39
ハーフ公認最高記録/1時間03分10秒
箱根駅伝の過去戦績
2016年/2区15位
2015年/8区5位
<川端千都(かわばたかずと)>
体育学部3年、21歳、京都市舞鶴市出身、綾部高校、身長175cm、体重55㎏
1万m公認最高記録/28分44秒71
20㎞公認最高記録/1時間00分14秒
箱根駅伝の過去戦績
2016年/7区12位
2015年/2区7位
2016年出場駅伝の戦績
出雲駅伝/4区6位
全日本 /2区13位
<國行麗生(くにゆきれお)>
体育学部3年、20歳、徳島県阿南市出身、美馬商業高校、身長172cm、体重54㎏
1万m公認最高記録 /29分25秒80
ハーフ公認最高記録/1時間04分49秒
箱根駅伝の過去戦績
2016年/6区11位
2016年出場駅伝の実績
全日本/6区2位
<湯澤舜(ゆざわしゅん)>
体育学部2年、20歳、長野県駒ケ根市出身、東海大第三高校、身長170cm、体重53㎏
1万m公認最高記録 /29分13秒44
ハーフ公認最高記録/1時間03分22秒
<鬼塚翔太(おにづかしょうた)>
体育学部1年、19歳、長崎県松浦市、大牟田高校、身長170cm、体重52㎏
1万m公認最高記録 /28分55秒26
ハーフ公認最高記録/1時間02分03秒
2016年出場駅伝の戦績
出雲駅伝/1区2位
全日本 /1区10位
<郡司陽大(ぐんじあきひろ)>
体育学部1年、19歳、栃木県那須塩原市出身、那須拓陽高校、身長160cm、体重52㎏
1万m公認最高記録 /29分22秒13
ハーフ公認最高記録/1時間03分34秒
<阪口竜平(さかぐちりょうへい)>
体育学部1年、19歳、京都府八幡市出身、洛南高校、身長173cm、体重54㎏
1万m公認最高記録/30分12秒64
<關颯人(せきはやと)>
体育学部1年、19歳、長野県芽野市、佐久長聖高校、身長178cm、体重56.5㎏
1万m公認最高記録/28分48秒63
2016年出場駅伝の戦績
出雲駅伝/3区1位
<髙田凜太郎(たかたりんたろう)>
文学部1年、19歳、熊本県御船町出身、九州学院高校、身長175cm、体重54.5㎏
1万m公認最高記録 /28分57秒91
ハーフ公認最高記録/1時間03分03秒
2016年出場駅伝の戦績
全日本/5区5位
<館澤亨次(たてざわりょうじ)>
体育学部1年、19歳、神奈川県横浜市出身、埼玉栄高校、身長172.2cm、体重60.5㎏
1万m公認最高記録/29分50秒67
2016年出場駅伝の戦績
出雲駅伝/2区2位
全日本 /3区1位
<中島怜利(なかしまれいり)>
体育学部1年、19歳、兵庫県姫路市出身、倉敷高校、身長161cm、体重49㎏
1万m公認最高記録/29分16秒18
20㎞公認最高記録/1時間00分56秒
<松尾淳之介(まつおじゅんのすけ)>
体育学部1年、19歳、秋田県北秋田市出身、秋田工高校、身長169cm、体重52㎏
1万m公認最高記録 /28分59秒65
ハーフ公認最高記録/1時間02分17秒
※エントリー選手一覧および、選手情報詳細については、関東学生陸上競技連盟発表資料および関連書籍等を元に作成。
※エントリー選手は50音順に記載。
●箱根駅伝2017の結果は?
<往路>
※東海大学は、往路15位です。
※速報値のため、後日修正される場合がありますので、ご了承ください。
<復路>
※石橋安孝選手が7区区間賞を獲得。なお、東海大学は復路4位、総合10位です。
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