2016年3月26日(土)の「スマステーション」(テレビ朝日)は、90年代のカラオケソングランキングを放送。40代・50代には懐かしの名曲ばかりのラインナップ。今でもカラオケで盛り上がる曲もたくさんありました。
番組では、ランキングと合わせて歌い方のコツも伝授！
そこで今回は、スマステで発表された90年代のカラオケソングランキングと、歌い方のコツをご紹介します♪
●90年代カラオケソングランキング
2016年3月26日(土)放送の「スマステーション」(テレビ朝日)では、及川光博さん(ミッチー)をゲストに迎え、「90年代のカラオケソングランキング」(バンド＆デュオ編)を、うまく歌える完全ガイド付きで紹介しました。
ちなみに、春は歓送迎会やお花見など、カラオケに行く(行かざるを得ない)シーンも増えてきます。同年代ばかりが集まる会なら気兼ねなく歌えますが、会社関係だと年齢層が幅広いせいか、何を歌ったらウケるのか悩ましいことも。
そこでおすすめなのが「90年代」。今から26年～16年前、ちょうど40代、50代の上司に当たる世代にはど真ん中。でも、若者世代が歌っても全然古臭くない曲ばかりなんです(一部を除く)。
なので、ど真ん中世代は別として、90年代のカラオケソングをレパートリーに入れておけば、若い世代からしたら上司ウケも取れて盛り上がれること間違いなしです。
さて、前置きが長くなりましたが(笑)
それでは、17位から順に、曲名とアーティスト名、うまく歌うコツをご紹介します♪
＜17位＞
アジアの純真／パフィー (1996年)
友だちと2人で歌うと楽しい1曲。パフィーのデビュー曲で、約118万枚を売り上げました。音域が1オクターブ以内に収まっているため、カラオケが苦手な人でも歌いやすくなっています。
ポイントは？
Aメロの1音目にアクセントを置いて歌う。
♪北京 ベルリン ダブリン リベリア…の北、ベ、ダ、リ…にアクセントを置くことでメリハリのある歌い方ができます。
＜16位＞
ひだまりの詞／Le Couple (1997)
ドラマ「ひとつ屋根の下で2」(フジテレビ)の挿入歌に使われたっことでブレイク。約155万枚の大ヒットとなりました。
ポイントは？
高めの歌いだしから、勇気をもってどーんと大きい声で歌うことがポイント。歌いだしを失敗すると挽回するのが難しい！？
＜15位＞
シングルベッド／シャ乱Q (1994)
シャ乱Q初のミリオンセラーで、1995年のカラオケリクエストランキングで2位に(1位は「ズルい女」シャ乱Q・第一興商DAM調べ)
ポイントは？
1番と2番のサビは抑え気味にして盛り上がらず、淡々と歌う。2番終わりのCメロで感情を爆発させるように歌う。ただし、やり過ぎると引かれるかも(笑)
＜14位＞
アポロ／ポルノグラフィティ (1999)
ポルノのデビュー曲。オリコン初登場76位から、5週かけて5位にまで上昇したロングヒット曲。歌いだしからサビなので、インパクトがあり盛り上がりやすい。
ポイントは？
ポルノの曲全般にも言えることですが、早口なサビでのブレス(息継ぎ)をいかに素早くできるかがポイント。息継ぎは、センテンス終わりで。
＜13位＞
未来へ／Kiroro (1998)
別れの季節、頑張っての意味を込めた応援の曲。音楽の教科書にも載っており、合唱コンクールや卒業式などでも歌われる定番曲となりました。
ポイントは？
カラオケ採点器で高得点をとるには、声を震わすビブラートと、伸ばすロングトーンを意識して歌うと良いようです。
＜12位＞
tomorrow never knows／Mr.Children (1994)
ミスチルの名曲の1つで、約276万枚を売り上げた最大のヒット曲でもあります。断崖絶壁で歌うMVは印象的で、当時話題となりました。
ポイントは？
サビの中でも、急にリズムが速くなる部分「♪誰かの為に生きてみたって oh oh」の一文の前、「♪oh oh 夢を描こう」の終わりで大きく息継ぎすると歌いやすくなります。
＜11位＞
ガッツだぜ！／ウルフルズ (1995)
ウルフルズ起死回生の1曲。この曲が売れなかったら解散の危機もあったとか…。ウルフルズがブレイクするきっかけになりました。
ポイントは？
合いの手に参加すると盛り上がります。※恥ずかしがらずに大げさに歌えば、さらに盛り上がります。
＜10位＞
Time goes by／Every Little Thing (1998年)
ドラマ「甘い結婚」(フジテレビ)の主題歌。初のバラードでELT最大のミリオンセラーを達成しました。別れの曲としてのイメージが定着した1曲。
ポイントは？
緩やかな曲調で歌いやすい1曲。ただし、間奏明けのラストの大サビでそれまでよりキーが半音上がるので、ここではずさないように要注意です。
＜9位＞
LOVE PHANTOM／B’z (1995)
冒頭のイントロが長いことでも有名な1曲。約186万枚を売り上げB’z歴代シングル52作中第2位を記録(1位は「愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない」)。
ポイントは？
番組では、前奏の長いイントロ(1分18秒)で歌詞カードに未記載の英語の語りを歌う…とありましたが、これやるとドン引きじゃないでしょうか？
個人的には長いイントロはぐっと我慢し、イントロ終わりの第一声で外さないよう緊張感を保つのがよいかと思います！♪いらない 何も 捨ててしまおぉーー！
＜8位＞
涙のキッス／サザンオールスターズ (1992)
過去の恋愛を思いながら、泣きながら歌う人が多いとか？(マジか！)。約154万枚を売り上げた、サザン初のミリオンセラー曲です。冬彦さんが流行したドラマ「ずっとあなたが好きだった」(TBS)の主題歌です。
ポイントは？
サビの部分の歌詞「キッス」の小さい「ッ」と、「誰よりも」に小さい「ッ」があるように意識して歌うとそれっぽくなります。
＜7位＞
そばかす／JUDY AND MARY (1996)
場を盛り上げつつ自分のテンションもあげられる1曲。アニメ「るろうに剣心」のオープニングテーマに起用され話題になりました。JUDY AND MARY最大のヒット曲でもあります。
ポイントは？
2番のサビが難関。サビなので声を張り上げたいところだが、声を抑え目にしつつ、手を使ってテンポを刻むと上手く歌えます。
＜6位＞
Hello,Again～昔からある場所～／My Little Lover (1995)
小林武史氏がプロでユースし、約184万枚を売り上げた目がヒット曲です。
ポイントは？
サビの直前に息継ぎするポイントがないため、サビ前でしっかり息を吸っておけば、サビを気持ちよく歌い切ることができます。
＜5位＞
チェリー／スピッツ (1996)
青春時代の甘酸っぱさを思い出す人が多い1曲。キーが高いので、女性もカラオケで歌いやすいので、発売から20年たった今でもカラオケランキングの常連。
ポイントは？
サビ前の「♪きっと 想像した以上に 騒がしい未来が僕を待っている」の部分が難関。急に音質の間隔が詰まり、平たんに歌ってしまう。そうならないためには、想・騒・僕の部分にアクセントを置いて歌うと印象がアップ。
＜4位＞
浪漫飛行／米米CLUB (1990)
40代がカラオケで歌うテッパンの1曲。米米CLUBの初ミリオンヒット曲。1987年に発売したアルバムに収録されていたもので、JALのCMに起用されたことから、3年越しでシングルカットされブレイク。
ポイントは？
歌いだしのAメロは低音で、サビに向けて次第に盛り上がっていく曲です。最初から大きな声＆高い声で歌うと、サビを歌いきれなくなるので注意。しかし、歌いだしの低音部分は、マイクを手で囲うようにして歌うと声を拾ってくれやすい。
＜3位＞
負けないで／ZARD (1993)
自分自身や誰かを応援したい時のテッパンはこれ。約164万枚以上を売り上げたZARD最大のヒット曲です。
ポイントは？
サビはスタッカートを利かせて、1音ごとに音を切るって歌うのがポイント。この歌い方によってメリハリがつき、軽快に聴かせることができます。
＜2位＞
夏色／ゆず (1998)
ゆずのデビューで、カラオケで盛り上がるテッパンな1曲。
ポイントは？
さらに盛り上がるため、タンバリンを取り入れる。サビまでは「シャカシャカパンシャカ」を繰り返し、サビ直前で「シャカシャカシャカ」、サビでは「パンパンパン」のリズムで叩きましょう！って、歌い方じゃねーし(笑)
＜1位＞
未来予想図Ⅱ／DREANS COME TRUE (1990)
テールランプ5回点滅…これを実行したカップルはかなりの数が存在するのではないでしょうか(笑)女性は特に十八番の人も多い1曲でしょうか。
ポイントは？
難しいドリカムの曲の中では、高得点が狙いやすい1曲。コブシ、しゃくり、ビブラート、ロングトーン…。さまざまなテクニックを使って歌ってみてください！
※アンケートは全国10代から50代の1,000人に、今でもカラオケで歌う90年代のバンドとデュオの名曲をアンケートしたもの。調査委託先(楽天リサーチ)に番組独自のアンケート結果も含まれているとのこと。
※カラオケを上手に歌うコツは、カラオケ評論家・唯野奈津実さんと、カラオケ採点の達人・牧野綾子さん監修です。
後記
ランキングはどれも有名、かつ、カラオケではテッパンな曲ばかりでしたね。
カラオケは行く面子によって何を歌うべきか悩みますが、90年代の有名な曲なら、まぁたいていは外さないかな？
これが、80年代のバンド系になってくると知らない人も続出なので、選曲に気を遣うわけですが…酒が入ればそんなことどーでもいいんですけど(笑)
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