2017年4月12日(水)からは、沢尻エリカさん主演ドラマ「母になる」(日テレ)がスタートします。
沢尻エリカさんが演じる主人公は息子を誘拐されてしまった母親で、ストーリーのテーマは「母になるとはどういうことか」ということを考えさせるもの…。同ドラマ枠の前作「東京タラレバ娘」に比べれると、ずいぶん重めな感じのお話です。
そこで今回は、ドラマ「母になる」のキャストやあらすじ、主題歌と合わせて“誘拐犯人は誰なのか”についても迫ってみたいと思います！
※誘拐犯が誰なのかについては、100％個人的な見解による予想ですのでご注意ください。←誘拐犯人は1話で早々に判明しています…浅っ！
目次
●「母になる」とは？
出典：公式サイトより
2017年4月12日(水)夜10時から、沢尻エリカさん主演ドラマ「母になる」(日テレ)がスタートします。
沢尻エリカさん扮する主人公・結衣は、「母になることが自然だと思っていた女性」。しかし、3歳の息子を誘拐されてしまい、夫とは離婚。1人でひっそりと暮らしていたものの、誘拐事件から9年後に突然13歳になった息子と再会します。
結衣は戸惑いながらも、9年という空白の時間を埋め、壊れた家族を取り戻そうと、傷つきながらもあがき続け…。
一方で、結衣のママ友・莉沙子は、「良い母になれないと悩む女性」。子どもを育てながらも、自分は良い母親なのかと自問自答の日々を送り…。
そして、結衣の息子を7年間育ててきた麻子は「どうしても母になりたかった女性」。幸せと葛藤を感じながら、結局は手放すことになり…。
「母になる」こととは、「家族になる」とはどういうことなのか…女性にとって最大のテーマを、3人の女性が苦しみ葛藤しながらも成長していく姿を通して、考えさせられる作品です。
＜第1話あらすじ＞
2001年の春。両親を亡くし北海道から上京した結衣は、勤め先の書店で出会った大学講師と愛を育み、やがて息子を授かり結婚。陽一の母も結衣を温かく迎え入れ、幸せな日々を過ごす。
しかし、連続幼児連れ去り事件が世間を騒がせていた2008年の春に、結衣の生活は一変してしまう。幼稚園に迎えに行ったある日、ほんの少し目を離していた隙に3歳の息子が姿を消してしまったのだった…。
同じ頃。OLの麻子は暮らしているアパートの隣室の様子がおかしいことに気づき、ドアを開けて覗き込むとそこには…！
＜主題歌＞
主題歌は、安室奈美恵さんの新曲「Just You and I」です。
なお、2017年5月3日には、全国ホールツアーの模様を収録したLIVE DVD＆Blu-ray「namie amuro LIVE STYLE 2016-2017」が発売予定です。
●キャラクター＆キャスト(出演者)
※出演者の年齢はドラマ放送時点のもの
※画像は公式サイトより
柏崎家と関係者
＜柏崎結衣(34)／沢尻エリカ＞
かしわざきゆい。北海道出身で、19歳で上京した。広が誘拐されたあとに陽一と離婚し、1人でひっそりと暮らす。
出典：公式サイトより
沢尻エリカさん(さわじりえりか・1986年4月8日生・30歳)
主な出演作品
テレビドラマ「ファースト・クラス」(2014年・フジ)、「大奥」(2016年・フジ)、「盲目のヨシノリ先生～光を失って心が見えた～」(2016年・日テレ)ほか。
映画「クローズド・ノート」(2007年)、「ヘルタースケルター」(2012年)、「新宿スワン」(2015年)、「不能犯」(2018年公開予定)ほか。
＜柏崎陽一(43)／藤木直人＞
かしわざきよういち。東欧大学の准教授として人工知能の研究をしていたが、事件の原因を知り引きこもるようになった。
出典：公式サイトより
藤木直人さん(ふじきなおひと・1972年7月19日生・44歳)
主な出演作品
テレビドラマ「ドクターX～外科医・大門未知子～」(2013年・テレ朝)、「信長協奏曲」(2014年・フジ)、「私、結婚できないんじゃなくて、しないんです」(2016年・TBS)、「THE LAST COP/ラストコップ」(2016年・日テレ)、「嘘の戦争」(2017年・フジ)ほか。
映画「20世紀少年＜最終章＞最後の希望」(2009年)、「劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル」(2010年)、「ホタルノヒカリ」(2012年)、「THE LAST COP/ラストコップ THE MOVIE」(2017年5月公開予定)ほか。
＜柏崎広(13)／道枝駿佑＞
かしわざきこう。3歳で誘拐されたが、13歳になって実の父である陽一と実の母である結衣の前に現れた。育ての母・麻子と実の母の間で揺れる。
出典：公式サイトより
道枝駿佑さん(みちえだしゅんすけ・2002年7月25日生・14歳)。関西ジャニーズJr.のメンバー。本作品がドラマ初出演です。
＜柏崎広(3)／吉武歓＞
3歳の時、幼稚園の帰りに誘拐された。
出典：公式サイトより
吉武歓くん(よしたけかん・2012年2月21日生・5歳)。セントラル株式会社に所属する子役。
主な出演作品
テレビドラマ「GTO お正月スペシャル」(2013年・フジ)、「母さん、俺は大丈夫」(2015年・日テレ)、「砂の塔～知りすぎた隣人」(2016年・TBS)など。
＜柏崎里恵(64)／風吹ジュン＞
かしわざきさとえ。陽一の母。夫に先立たれ、1人で柏崎オートを経営している。
出典：公式サイトより
風吹ジュンさん(ふぶきじゅん・1952年5月12日生・64歳)
主な出演作品
テレビドラマ「フリーター、家を買う。」(2011年・フジ)、「八重の桜」(2013年・NHK)、「ママとパパが生きる理由。」(2014年・TBS)、「あさが来た」(2015年・NHK)、「アイムホーム」(2015年・テレ朝)、「やすらぎの郷」(2017年・テレ朝)ほか。
映画「東京家族」(2013年)、「真夏の方程式」(2013年)、「永遠の0」(2013年)、「海街Diary」(2015年)、「家族はつらいよ」(2016年)ほか。
＜緒野琴音(31)／高橋メアリージュン＞
おのことね。柏崎オートの事務員。家出していたところを里恵に拾われた。事件後は陽一一家の面倒を見るようになる。
出典：公式サイトより
髙橋メアリージュンさん(たかはしめありーじゅん・1987年11月8日生・29歳)
主な出演作品
テレビドラマ「残念な夫」(2015年・フジ)、「闇金ウシジマくん Season3」(2016年・毎日放送)、「スニッファー 嗅覚捜査官」(2016年・NHK)ほか。
映画「闇金ウシジマくんシリーズ」(2014年・2016年)、「みんな！エスパーだよ！」(2015年)、「ヒロイン失格」(2015年)、「新宿スワンⅡ」(2017年)ほか。
＜門倉麻子(37)／小池栄子＞
かどくらあさこ。誘拐された広を助け、7年間母として暮らした。手放した後は、広のことを忘れようと葛藤する。
出典：公式サイトより
小池栄子さん(こいけえいこ・1980年11月20日生・36歳)
主な出演作品
テレビドラマ「リーガル・ハイ シリーズ」(2012年・2013年・フジ)、「スターマン・この星の恋」(2013年・関テレ)、「マッサン」(2015年・NHK)、「世界一難しい恋」(2016年・日テレ)ほか。
映画「エイプリールフールズ」(2015年)、「テラフォーマーズ」(2016年)、「彼らが本気で編むときは、」(2017年)、「ちょっと今から仕事やめてくる」(2017年公開予定)ほか。
西原家
＜西原莉沙子(38)／板谷由夏＞
にしはらりさこ。ヘアメイクとして活躍するキャリアウーマン。一方で、自分は良い母になれないと悩んでいる。結衣とはママ友で、広が誘拐された後も励ましている。
出典：公式サイトより
板谷由夏さん(いたやゆか・1975年6月22日生・41歳)
主な出演作品
テレビドラマ「ファースト・クラス」(2014年・フジ)、「医師たちの恋愛事情」(2015年・フジ)、「遺産争族」(2015年・テレ朝)、「ヤッさん～築地発！おいしい事件簿～」(2016年・テレ東)、「女の中にいる他人」(2017年・NHK-BSプレミアム)ほか。
映画「ホタルノヒカリ」(2014年)、「ぼくたちの家族」(2014年)、「四月は君の嘘」(2016年)、「3月のライオン」(2017年)ほか。
＜西原太治(60)／浅野和之＞
にしはらたいじ。東欧大学の理工学部教授で、柏崎陽一の上司。事件後も陽一たちを気遣っている。
出典：公式サイトより
浅野和之さん(あさのかずゆき・1954年2月2日生・62歳)
主な出演作品
テレビドラマ「天皇の料理番」(2015年・TBS)、「母さん、俺は大丈夫」(2015年、日テレ)、「ヒガンバナ～警視庁捜査七課～」(2016年・日テレ)、「リテイク 時をかける想い」(2016年・フジ)、「カルテット」(2017年・TBS)ほか。
映画「清須会議」(2013年)、「脳内ポイズンベリー」(2015年)、「ギャラクシー街道」(2015年)、「海賊と呼ばれた男」(2016年)ほか。
＜西原繭(13)／藤澤遥＞
にしはらまゆ。莉沙子と太治の娘で、広とは同年齢。
出典：公式サイトより
藤澤遥さん(ふじさわはるか・2005年3月20日生・12歳)。アミューズに所属する子役。
主な出演作品
テレビドラマ「トットてれび」(2016年・NHK)、「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」(2016年・関テレ)、「メディカルチーム レディ ダ・ヴィンチの診断」(2016年・関テレ)など。
＜西原繭(3)／宝辺花帆美＞
3歳のは、広と同じ幼稚園の同じクラスに通っていた。
出典：公式サイトより
宝辺花帆美ちゃん(たからべかほみ？※読み仮名は予測です)。鈴木福くんも所属しているテアトルアカデミー所属の子役。詳しいプロフィールは不明。
主な出演作品
テレビドラマ「夏目漱石の妻」(2016年・NHK)、「東京タラレバ娘」(2017年・日テレ)など。
児童養護施設
＜木野愁平(25)／中島裕翔＞
きのしゅうへい。児童相談所の児童福祉司。広と結衣たちが親子であることを突き止め、再会できるよう尽力する。
出典：公式サイトより
中島裕翔さん(なかじまゆうと・1993年8月10日生・23歳)。Hey!Say!JUMPのメンバー。
主な出演作品
テレビドラマ「水球ヤンキース」(2014年・フジ)、「刑事バレリーノ」(2016年・日テレ)、「HOPE～期待ゼロの新入社員～」(2016年・フジ)ほか。
＜田中今偉(16)／望月歩＞
たなかなうい。児童養護施設で広と一緒に暮らしている。広より3つ年上の先輩。
出典：公式サイトより
望月歩さん(もちづきあゆむ・2000年9月28日生・16歳)
主な出演作品
テレビドラマ「マザー・ゲーム～彼女たちの階級～」(2015年・TBS)ほか。
映画「ソロモンの偽証 前篇・事件/後篇・裁判」(2015年)、「秘密 THE TOP SECRET」(2016年)、「真田十勇士」(2016年)、「疾風ロンド」(2016年)など。
●誘拐犯人は誰？
ドラマ「母になる」は、息子を誘拐された母親が9年後に息子と再会し、空白期間に戸惑いながらも母親になる…という難しいテーマの作品です。
どちらかというと、沢尻エリカさん扮する主人公・結衣と、ママ友・莉沙子、見ず知らずの子ども(結衣の息子)を7年間育ててきた麻子、この3人の成長の物語…のような感じで、サスペンス要素はなさそうな気もします。
ただ、結衣の息子を誘拐した犯人がいるわけですよね。いずれはこの「誘拐犯」が誰なのか…についても追及されていくはずです(きっと)。
そこで、第1話が始まる前に、誘拐犯が誰なのかを推理してみます！(本記事執筆は2017年4月7日です)。
まず、1話のあらすじでははっきりとはしませんが、どうやら麻子は偶然、結衣の息子を見つけただけで、誘拐犯人ではなさそうです。ただ、警察に届けず7年間育ててきた感じでしょうか。
しかし、幸せと葛藤がせめぎ合い、麻子はついに結衣の息子を児童養護施設に預けることにし、結衣の息子は施設で2～3年ほど暮らすことに…。
その間、児童福祉司の木野が結衣の息子の両親を探し出し、再開…となるのでしょうね(※憶測入り)。
で、肝心の誘拐犯ですが、前章の「キャスト一覧」の中にいる…と思います。えぇ、ずばり、高橋メアリージユンさんが演じる緒野琴音が犯人です！
その動機はこんな感じ。
①琴音は家出してきたところを里恵に拾われた。つまり、家出して拾われるなんて、20代前半の出来事かな？とすれば、9年前にはもう柏崎オートで働いていた可能性が高い
※9年前は、結衣/25歳、琴音/22歳、陽一/34歳
②琴音は里恵の息子・陽一が好きで、結衣が嫌い。息子がいなくなれば結衣が困るだろう…なんて単純な思考で連続幼児連れ去り事件に便乗し、息子を誘拐
③琴音は、アパートの空き部屋に子どもを隠しておこうと考えた。が、しばらくして様子を見に行くといなくなっていた…やっべぇ…どうしよう…的な
結局、偶然発見した麻子が連れて行ってしまい、9年もの間、結衣の息子は見つからなかった…ということなのではないかと思います。
また、陽一のキャラクター紹介にある「事件の原因を知って引きこもるようになる」っていうのも、この推理に合致しているような気がしてなりません。つまり、琴音が自分のことが好きだから誘拐事件を起こした…なんて知ってしまって、でもそれを誰にも言えなくて…とか？チョッとその詳細までは推し量れませんが…。
※現在判明している登場人物以外が犯人ということも大いにあり得ます。ドラマ放送前のたわごとなので、生温かい目で見てやってくださいo(_ _*)o
●犯人判明！
さて…。何から書けばいいかわかりません。正直いって、がっかりです。なぜかって？誘拐犯人が1話で早々に判明して、しかも自殺して退場って…。浅い…浅すぎやしませんかね…！？┐(￣ﾍ￣)┌
で。犯人は東欧大学理工学部3年の渡良井鈴生(わたらいすずき／演・吉村界人)。吉村界人さんは、2017年3月に放送されたドラマ「お前はまだグンマを知らない」に出演していました。
そんな渡良井は就活に失敗。東欧大学の准教授である柏崎陽一(演・藤木直人)に、研究室に置いてくれるよう頼んだものの相手にされず、結果逆恨みからの陽一の息子を誘拐。
連続幼児誘拐事件が頻発していたので、便乗した愉快犯…ということのようです。ただ、思いのほか警察の捜索が大規模になり、犯人の渡良井はビビッて自殺してしまいました。
なお、渡良井は誘拐してきた陽一の息子は殺したふりをしたものの、本当はアパートの空き家に放置。それを知らせずに自殺してしまい、息子を発見した門倉麻子(演・小池栄子)が7年間育てた…。
はい。そういうことでした。あっさりやね…。っていうか、まだ3年生なのに就活に失敗して闇属性発動とか…ちょっとなんか違和感がありますが…。サイコパスかな？
とはいえ、ドラマの本筋は9年間の空白期間へて再会した母と子の成長物語…なわけで、誘拐犯人や誘拐した動機などはそれほどこのドラマでは大事ではなかったのかもしれませんね…。
ちなみに、陽一は事件の原因を知って引きこもりになったとのことでしたが、そりゃぁ、自分の心無い(何気ない)態度が闇属性の生徒の闇を暴走させ、その結果、子どもが誘拐され家庭は崩壊…。引きこもりたくもなりますよね…。
では、撤収。
