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植物図鑑・図書館戦争…有川浩の映画・ドラマ化された人気作品一覧!

s-本屋

高知県出身の作家・有川浩さんをご存知ですか?

実は、有川さん原作の小説は、映画化・ドラマ化されている作品が多いんです!例えば映画では「図書館戦争シリーズ」や「植物図鑑」、TVドラマでは「三匹のおっさんシリーズ」「フリーター、家を買う。」など。

そこで今回は、有川浩さん原作の映画・ドラマ化された人気作品一覧をご紹介します♪

 

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●有川浩の映像化された人気作品

高知県出身の作家・有川浩さん(ありかわひろ)は、2003に「塩の街 wish on my precious」で電撃ゲーム小説大賞を受賞し、翌年同作でライトノベル作家としてデビュー。

そして、2006年に発表した「図書館戦争」でブレイクし、次第にその活動範囲を一般文芸にまで広げています。映画化・ドラマ化・舞台化された作品も数多く、これからの活躍も大注目の作家の1人です。

なお、有川さんの描く世界は主にSFやミリタリー色の濃いものが多く、最近では実世界を舞台にした作品も手掛けています。そして、世界観はそれぞれ異なりますが、多くの作品に共通しているのは「ベタ甘」と評される恋愛要素です。

なので、人によっては「ぞわぞわしちゃう」ような、甘酸っぱい恋愛表現が苦手な場合があるかもしれません(笑)

ちなみに、「有川浩」の名前の由来は、「有川」は書店に本が並んだ際に“あ”が最初に来るからで、「浩」は本名から一字取ったとのこと。名前からして男性と勘違いしている人も多いようですが、有川さんは女性ですのでお間違いなく!

それでは、最新作から順に、映像化作品をご紹介します♪

 

●映画化作品

<植物図鑑 運命の恋、ひろいました>

2016年6月4日公開、監督/三木康一郎、メインキャスト/岩田剛典、高畑充希

ある冬の晩、自宅マンションに帰ってきたさやか(高畑充希)は、行き倒れている1人の青年・樹(岩田剛典)を見つけた。さやかは行く当てのない樹を部屋に上げ、家事全般と金銭管理をこなすことを条件として、ふたりでルームシェアをすることに。

それからひと月がたち春になり、樹の趣味である野草採集をきっかけに、二人の仲は深まっていく。ところが、「週末の狩り」を重ねていくなかで、さやかは、樹に好意を寄せる女性の存在に気付いてしまい…。

この事件をきっかけに離れていく二人が再び出会い、結ばれるまでを描いた恋愛ストーリーです。

 

 

<レインツリーの国>

2015年11月21日公開、監督/三宅喜重、メインキャスト/玉森祐太、西内まりや

「忘れられない本」をきっかけに、「レインツリーの国」というブログで出会った伸とひとみ。伸からの「直接会いたい」という言葉を頑なに拒むひとみには、感音性難聴を抱えているという秘密があった。

伸からの熱心な誘いに折れたひとみが、障害のことを秘密にして初デート。いくつものハプニングで、伸はついに募らせていたイライラや怒りをぶつける。そんな伸に秘密を打ち明け、立ち去ってしまうひとみ…。

お互いに傷つき迷いながらもまっすぐに想い合う二人が、本当の意味での「障害」を乗り越えていく様を描いた、切ない恋愛ストーリーです。

 

 

ちなみに、本作は「図書館戦争」シリーズの中で、作中作として登場した架空の小説で、後日改めて書き下ろされました。

 

<図書館戦争シリーズ>

映画第1作『図書館戦争-LIBRARY WARS-』/2013年4月27日公開

TVドラマスペシャル「図書館戦争 ブック・オブ・メモリーズ」2015年10月5日放送

映画第2作『図書館戦争-THE LAST MISSION-』/2015年10月10日公開

監督/佐藤信介、メインキャスト/岡田准一、榮倉奈々

元号が昭和から「正化(せいか)」に変わった2019年以降の日本は、悪影響を与えるメディアへの取り締まりが法制化された世界となっていた。だが、本の自由を守るため、図書館法に則り設立された図書館の自衛組織「図書隊」は、武力行使をも辞さない検閲に対抗するため日々奮闘する…。

物語は図書特殊部隊に初の女性隊員として抜擢された笠原郁(榮倉奈々)と、郁を厳しく指導する教官・堂上篤(岡田准一)を中心に、図書特殊部隊の奮闘と恋愛模様が描かれています。

 

 

なお、2008年4月から全12話で、フジテレビのノイタミナ枠でテレビアニメ伴が放送され、続編となる劇場版アニメ作品が2012年6月16日に公開されました。

 

 

<県庁おもてなし課>

2013年5月11日公開、監督/三宅喜重、メインキャスト/錦戸亮、堀北真希、船越英一郎

全国が観光ブームに沸く中、高知県も乗り遅れないようにと県庁が新たに設立した「おもてなし課」。だが、やる気に満ちた熱心な若手職員・掛水(錦戸亮)とおもてなし課のメンバーは、何から手を付けたらよいのか戸惑っていた…。

ダメなのは「お役所気質」、必要なのは「民間感覚」。地元出身の人気作家に指摘された掛水は、優秀なアルバイト・多紀(堀北真希)を他部署からスカウトし、地元に観光客を呼び込みむ本当の「おもてなし」を見つけるため奮闘します。また、掛水と多紀の恋愛模様も描かれた作品です。

 

 

<阪急電車 片道15分の奇跡>

2011年4月29日公開、監督/三宅喜重、メインキャスト/中谷美紀、戸田恵梨香、宮本信子、南果歩

兵庫県宝塚市の阪急宝塚駅から兵庫県西宮市の西宮北口駅までの、片道わずか15分の阪急今津線。愛の悩みややりきれない気持ちなどを抱え、偶然乗り合わせた乗客たちが織りなす心温まる奇跡の物語。

 

 

●テレビドラマ

<キャロリング>

NHK BSプレミアム/2014年11月4日~12月23日まで全8回放送

メインキャスト/三浦貴大、優香、鈴木福

大和俊介(三浦貴大)が勤める「エンジェル・メーカー」は、学童保育も兼業する小規模子供服メーカー。しかし、その会社は12月25日で「クリスマス倒産」が決定。

学童保育の子どもはほとんどが別の施設に移っていったものの、田所航平(鈴木福)だけは最後の日まで世話になることに。

実は、航平の両親は別居中。そして、キャリアウーマンの母親と年明けに海外へ行くことが決まっていた航平。両親の離婚を阻止したい航平は、ひょんなことから大和の同僚・折原柊子(優香)と父親のいる横浜へと向かうことに…。

 

 

<三匹のおっさんシリーズ>

『三匹のおっさん~正義の味方、見参!!~』/2014年1月17日~3月14日まで全8回放送(テレビ東京)

『三匹のおっさん2~正義の味方、ふたたび!!~』/2015年4月24日~6月12日まで全8回放送(テレビ東京)

メインキャスト/北大路欣也、泉谷しげる、志賀廣太郎

かつて「三匹の悪ガキ」と呼ばれていたキヨ(北大路欣也)、シゲ(泉谷しげる)、ノリ(志賀廣太郎)。

還暦を迎え「三匹のおっさん」となった3人は、シゲの提案で私設自警団を作り町内巡回を行うことに。その初仕事で見事ひったくりを捕まえたキヨたちは、名乗らない善意の人として新聞に掲載される。

そんな時、キヨの再就職先であるアミューズメントパークで事件勃発して…。

還暦を迎えた「三匹のおっさん」が、それぞれの特技を生かしながら悪に立ち向かっていく姿が痛快な作品です。

 

 

 

 

<空飛ぶ広報室>

TBS「日曜劇場」枠/2013年4月14日~6月23日まで全11回放送

メインキャスト/新垣結衣、綾野剛、柴田恭兵、要潤、ムロツヨシ、水野美紀、生瀬勝久

突然の事故でパイロット罷免になり、防衛省航空自衛隊航空幕僚監部広報室に転勤したばかりの新人広報官・戦闘機パイロット空井大祐(綾野剛)。

空井は夢破れた失意の中、個性の強い先輩たちとともに淡々と業務をこなす日々を送っていた。そんな時、ニュース番組のディレクターで元報道記者だった稲葉リカ(新垣結衣)が配属されてきた。

自衛隊に良い感情を持っていないリカ。空井とリカは、たびたび衝突を起こしながらも、互いに惹かれあっていく。

 

 

 

 

<フリーター、家を買う>

フジテレビ/2010年10月19日~12月21日まで全10回放送

メインキャスト/二宮和也、香里奈、竹中直人、浅野温子

大学を卒業して就職したものの会社に馴染めず、両親にも相談しないで三ヶ月ほどで辞めてしまった武誠治(二宮和也)。申し訳程度にバイトと就職活動を続けるも、両親とはぎくしゃくするようになってしまった。

しかしご近所トラブルから、母・寿美子(浅野温子)がうつ病にかかったのをきっかけに、自らの生活を見直して家族のために一念発起する誠治だったが…。

これまでだらしのなかった誠治が「家を買う」という目標を立て、成長していく様を描いた作品です。

 

 

後記

高知県出身の作家・有川浩さん。恋愛要素の強いストーリーが多いので好みは別れるかもしれませんが、映像化される作品も多く大活躍です。

そんな有川さんですが、2016年3月には「エンタメの未来が危ない!」と題した文章を「現代ビジネス」で発表し、話題となりました。

出版不況の時代に「本を買う」意味とは何なのかについて、わかりやすく解説してくれています。

興味のある方はこちらからどうぞ。

 

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