藤原竜也さん主演ドラマ「そして、誰もいなくなった」が、2016年7月17日(日)夜10時から日テレでスタート(初会30分拡大、通常夜10時30分~)。
2016年3月に公開した映画「僕だけがいない街」では“いないのは僕だけ”だったものの、今度のドラマはタイトルからしてみんないなくなってしまうというのでしょうか!?本作では、またしても藤原竜也さんがどん底人生を味わうという役を演じます。
そこで今回は、ドラマ「そして、誰もいなくなった」のあらすじやキャスト、ロケ地、主題歌についてご紹介します♪
●ドラマ「そして、誰もいなくなった」とは?
2016年7月17日(日)夜10時から日本テレビでスタートするドラマ「そして、誰もいなくなった」(初回30分拡大、通常夜10時30分~)。
IT社会と呼ばれるようになって久しい現代、日本でもいわゆるマイナンバー法が施行され、個人情報は全てデータべースに納まる時代になりました。
でも、もしも何者かが、自分に関するデータをそっくりかすめ取っていったら?そんなバカな…と思うかもしれませんが、自分が自分であるという事実は、いったいどうすれば証明できるでしょうか?
ドラマの主人公は、将来を嘱望され、順風満帆の人生を送っていたハズ。ところが、ある日突然何者かに人生を乗っ取られてしまうことに…。
盗まれた人生を取り戻すため、見えない敵に立ち向かう主人公・藤堂新一を演じるのは藤原竜也さん。新一の婚約者・倉元早苗役に二階堂ふみさん、親友・小山内保役に玉山鉄二さん、そして新一の母親役を黒木瞳さんと、豪華キャストが勢ぞろいしています。
誰もがうらやむ輝かしい人生から急転直下、どん底の状況から新一は起死回生を図ることができるのでしょうか。この夏は、疑惑が疑惑を生む本格サスペンスに括目です。
<ロケ地は?>
ドラマ撮影はさまざまな場所で目撃されています。
東京都内では、秋葉原の万世橋付近や神保町の大衆居酒屋「酔の助」、足立区の西新井大師にほど近い「甘味かどや」など。
東京都下では日野市浅川付近や、吉祥寺駅近くにある「中道通り」でも目撃情報があるようです。
神奈川県では、横浜市内の「アーバンネット横浜ビル」付近の路上や、東戸塚などで目撃されています。
また、さまざまな映画のロケ地となっている、群馬県前橋市の「弁天通商店街」でも撮影があったようです。
<主題歌>
主題歌はクリープハイプの「鬼」。
2012年にメジャーデビューしたクリープハイプ。初のドラマ主題歌となる楽曲は、このドラマのために書き下ろされました。ボーカルでギターの尾崎世界観氏は、「裏切られ続ける主人公を守るのではなく、さらにどん底に突き落とすような曲」に仕上げたそうです。
なお、同曲を収録したシングルは2016年8月10日(水)にリリースされるほか、2016年9月7日(水)に発売されるニューアルバムにも収録される予定です。
●キャラクター&キャスト情報
<藤堂新一(とうどうしんいち・32)/藤原竜也>
大手システム開発会社に勤務する優秀なSE。ネット上に拡散した画像などのデータを消去するソフト「ミス・イレイズ」を開発した。容姿端麗、仕事も私生活も充実した順風満帆の人生を送っていたが、ある日突然、IDを乗っ取られる「なりすまし」の被害に遭い、人生が一転してしまう。
★★★
藤原竜也さん(33)は、1997年「身毒丸」で舞台俳優としてデビュー。2000年には「仮面学園」で映画デビュー。同年に公開された映画「バトル・ロワイヤル」では日本アカデミー賞の主演男優賞と新人俳優賞をダブル受賞しました。
以降もTVドラマや映画など、数多くの作品で主演を務めています。なかでも、アニメの実写映画作品については、「藤原竜也が出演すれば成功する」などと言われ、ともすれば批判の多いネット民からも演技力が支持されています。
また、「ハムレット」「近代能楽集~弱法師~」などの舞台でも国内外で高い評価を得ています。
主な出演作品は、TVドラマ「新・星の金貨」「新選組!」「遺恨あり 明治十三年 最後の仇討」「ST 警視庁科学特捜班」「精霊の守り人」、映画「デス・ノート」、「カイジ 人生逆転ゲーム」「インシテミル」「モンスターズ」「るろうに剣心・京都大火編/伝説の最後編」「僕だけがいない街」など。
<倉元早苗(くらもとさなえ・24)/二階堂ふみ>
新一の婚約者。結婚願望が強く、将来有望なエリート株の新一との結婚が決まり、幸せの絶頂。しかし、新一がなりすましの被害に遭ったことで、2人の間に少しずつすれ違いが生じ始める。
★★★
二階堂ふみさん(21)は、12歳の時に掲載された「沖縄美少女図鑑」のグラビア写真をきっかけにスカウトされ、芸能界デビュー。ファッション雑誌「ニコラ」の専属モデルとして活躍した後、2007年のTVドラマ「受験の神様」で女優デビューしました。
2009年にはオーディションを経て、映画「ガマの油」のヒロイン役に抜擢。2012年の映画「ヒミズ」で、ヴェネツィア国際映画祭マルチェロ・マストロヤンニ賞を受賞。2014年の「私の男」では、日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞。
若手ながらもその高い演技力が認められ、多くの映画賞を受賞するなど、若手女優の中でも飛びぬけた実力派女優です。
主な出演作品は、TVドラマ「平清盛」「Woman」「軍師官兵衛」「問題のあるレストラン」、映画「悪の教典」「脳男」「ほとりの朔子」「オオカミ少女と黒王子」「何者」(2016年10月公開予定)など。
<小山内保(おさないたもつ・32)/玉山鉄二>
新一の親友で総務省のキャリア官僚。IDを乗っ取られ窮地に陥った新一に、なにかと手助けをしてくれる心強い存在。その反面、新一にも見せていない別の顔があるようなのだが…。
★★★
玉山鉄二さん(36)は、モデル活動を経て1999年にTVドラマ「ナオミ」で俳優デビュー。2001年の特撮TVドラマ「百獣戦隊ガオレンジャー」のガオシルバー役で知名度を上げ、同じ年の同作関連作品にて映画初出演も果たしました。
その後も数々の映像作品で存在感のある演技を見せ、2014年のNHK朝の連ドラ「マッサン」では、主人公を熱演。また、同年から出演しているCM「ダイハツ・ウェイク」では、突き抜けた演技が話題となっています。
主な出演作品は、TVドラマ「離婚弁護士」「ブラザー☆ビート」「BOSS」「八重の桜」、映画「ROCKERS」「逆境ナイン」「Presents~合い鍵~」「フリージア」「ルパン三世」など。
<長崎はるか(ながさきはるか・32)/ミムラ>
新一の大学時代の元恋人。新潟在住。新一が窮地にあることを知り、何かと協力してくれる。実はまだ新一に未練がある。
★★★
ミムラさん(31)は、2003年にTVドラマの主役オーディションを勝ち抜き「ビギナー」で女優デビュー。翌年のTVドラマ「FIRE BOYS ~め組の大吾~」「離婚弁護士」に出演。2006年から2年間女優業を休業し、2008年にTVドラマ「斉藤さん」で復帰。TVドラマや映画での活躍に加え、エッセイストとしても活躍しています。
主な出演作品は、TVドラマ「いま、会いにゆきます」「恋するハエ女」「ダメな私に恋してください」「トットてれび」、映画「着信アリ2」「この胸いっぱいの愛を」など。
<斉藤博史(さいとうひろし・32)/今野浩喜>
新一の大学時代の友人。新潟在住。なりすましに遭い途方に暮れる新一を救おうと、いち早く行動を起こす。
★★★
今野浩喜さん(37)は、2000年にお笑いコンビキングオブコメディを結成。2010年にはキングオブコントで優勝するなどして活躍しましたが、2015年からはコンビを解散しソロで活動しています。
なお、2008年にTVドラマ「ZERO」で俳優活動を開始。2012年には映画「くそガキの告白」に主演。以降も数々のTVドラマや映画に出演しており、刑事役から変態役まで演じ分ける「いい味を出す名脇役」として活躍を続けています。
主な出演作品は、TVドラマ「ごめんね青春!」「下町ロケット」「真田丸」、映画「ちょんまげぷりん」「ヒロイン失格」「珍遊記」など。
<田嶋達生(たじまたつお・48)/ヒロミ>
新一の上司。部下想いで人望があり、新一の仕事も高く評価してくれている。
★★★
ヒロミさん(51)は、1986年にコントグループ「B21スペシャル」を結成。体を張ったコントやパフォーマンスで人気を博し、東日本を代表するお笑い芸人としての地位を確立。1990年にはゴールデン・アロー賞芸能新人賞を受賞しました。
また、ピンでも「ボキャブラ天国」「ビートたけしのTVタックル」「発掘あるある大事典」などのバラエティ番組へのレギュラー出演やMCなどで活躍。歯に衣着せぬトーク力で人気を獲得しました。
2000年代中頃からはいろいろあっていわゆる「干された」状態で、テレビ出演はほぼ皆無となっていましたが、2014年頃から本格的に復帰。年齢を重ねて丸くなったことや、的確なコメント力が支持され、数々のバラティ番組や情報番組に出演しています。
主な出演作品は、情報・バラエティ番組「ワイドナショー」「白熱ライブ ビビット」「バイキング」など。
<五木啓太(いつきけいた・25)/志尊淳>
新一の会社の後輩。入社してからずっと新一のアシスタントを務めており、新一に憧れを持っている。高学歴ゆえのプライドの高さも垣間見える。
★★★
志尊淳さん(21)は、2011年に舞台「ミュージカル・テニスの王子様2ndシーズン」で俳優デビュー。2014年の特撮TVドラマ「烈車戦隊トッキュウジャー」で主演し、若いママ世代を中心にブレイクしました。
2015年は「表参道高校合唱部!」「5→9~私に恋したお坊さん~」などの人気ドラマへの出演や、映画「先輩と彼女」に主演するなど、目覚ましい活躍をみせました。
抜群のスタイルと「カワイイ」と評判の笑顔で、近い将来大ブレイク必至の若手俳優として注目を集めています。
主な出演作品は、TVドラマ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「ダマシバナシ」「きみはペット」(2016年放送予定)、映画「烈車戦隊トッキュウジャー」シリーズ、「全員、片想い」「疾風ロンド」(2016年11月公開予定)など。
<日下暎治(くさかえいじ・26)/伊野尾慧>
新一の行きつけのバー「KING」のオーナー兼バーテンダー。人の心をつかむことに長けており親しみやすい人物だが、私生活は謎に包まれている。
★★★
伊野尾慧さん(26)は、2001年にジャニーズ事務所に入所。バラエティ番組への出演や、アイドルユニットでの活動を経て、2006年にアイドルグループ「Hey!Say!JUMP」のメンバーとして活動を開始。同年には「ガチバカ!」でTVドラマデビュー。
2009年に明治大学に入学してからは、いったん芸能活動を抑えていましたが、2013年の卒業後はバラエティ場組やTVドラマへの出演が増え、2016年4月からは「メレンゲの気持ち」でMCを担当するなど活躍の場を広げています。
主な出演作品は、TVドラマ「なるようになるさ。第2シリーズ」「戦う!書店ガール」「ドクターX~外科医・大門未知子~スペシャル」、映画「ピーチガール」(2017年公開予定)など。
<君家砂央里(きみいえさおり・17)/桜井日奈子>
新一の行く先々に出没する謎の家出少女。バーテンダーの日下と知り合いの様だが…。
★★★
桜井日奈子さん(19)は、2014年に「岡山美少女・美人コンテスト」で「美少女グランプリ」を獲得。2015年にはTVのCM2本と広告5本に出演し、その透明感のある美しさは「岡山の奇跡」と呼ばれています。
なお、2016年5月に舞台「それいゆ」で女優デビュー。本作がTVドラマ初出演。現在はニベア花王「8×4 BODY FRESH」のCMで得意のバスケを披露しているほか、大東建託のCMではユニークな歌とダンスが話題となっています。今後さらに人気が拡大しそうな注目株です。
<藤堂万紀子(とうどうまきこ・55)/黒木瞳>
新一の母親。夫を亡くした後、看護師をしながら女手ひとつで新一を育てた。ある事情から仕事は引退している。
★★★
黒木瞳さん(55)は、1981年に宝塚歌劇団入団し、同劇団在籍中の1982年に「南十字星」で映画デビュー。1985年の退団まで娘役として活躍し、退団後は女優として積極的に活動を開始。1986年に「化身」で映画初主演し、1997年の映画「失楽園」での大胆な演技が話題となり、演技派女優としての地位を確立しました。
その後も数多くの映画やTVドラマに出演しているだけでなく、TV番組の司会やナレーション、CM、舞台、ラジオパーソナリティーなど、さまざまな分野でその才能を発揮。2016年には映画「嫌な女」で監督デビューも。
主な出演作品は、TVドラマ「魔女の条件」「オヤジぃ。」「白い巨塔」「下流の宴」「軍師官兵衛」「○○妻」、映画「SADA~戯作・阿部定の生涯」「仄暗い水の底から」「20世紀少年」シリーズなど。
<その他>
・“偽”藤堂新一/遠藤要…新潟の婦女暴行事件の容疑者。藤堂新一を名乗る。
・西条信司(49)/鶴見慎吾…西条法律事務所所長。“偽”藤堂新一の弁護を担当。
・鬼塚孝雄(48)/神保悟志…警視庁公安部の刑事。手段を選ばない叩き上げ刑事。
・西野弥生(25)/おのののか…万紀子を担当している介護ヘルパー。
・馬場/小市慢太郎…バー「KING」の常連客。