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「ハリー・ポッター」のあらすじまとめ!全7巻を簡単に分かりやすく!

世界中の子どもたち(大人も!)を魅了したファンタジー小説の傑作「ハリー・ポッター」シリーズ。2007年7月(日本語訳は2008年7月)に刊行されたシリーズ7作目となる「ハリー・ポッターと死の秘宝」をもって完結しました。

ところが、それから約9年後、シリーズ7作目は「完結巻」ではなくなってしまいました。

というのも、2016年7月に刊行された、「ハリー・ポッター」シリーズの後日談的位置づけであり、舞台化された「ハリー・ポッターと呪いの子」の舞台脚本の書籍化が、「ハリー・ポッター」シリーズの最新版となったからです。

さて、後日談は置いといて。「ハリー・ポッター」シリーズは、小説でも映画でも、未だに人気のある作品で、テレビでも時々映画が放送されることもしばしばですよね。

そこで今回は、あらすじを忘れてしまった方や、あまり詳しくない方向けに、「ハリー・ポッター」シリーズ1~7巻の簡単なあらすじをまとめて分かりやすくご紹介します♪

※小説版のあらすじが分かれば、映画も大体OKです。

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●ハリー・ポッターシリーズのあらすじは?


<1巻/ハリー・ポッターと賢者の石>


s-ハリー・ポッター

幼くして両親を亡くしたハリー・ポッターは、親戚の家で育つも厄介者扱いされていた。しかし、11歳を目前にしたある日、「ホグワーツ魔法魔術学校」から入学許可証が届く。

実は、ハリーの両親は魔法使いで、闇の魔法使い「ヴォルデモート」に殺されてしまった。生後間もないハリーも殺されるところだったが、なぜか跳ね返った魔法でヴォルデモートは肉体を失い、ハリーは生き延びたのだ。

ハリーはホグワーツに入学し、この先ともに多くの苦難を乗り越えていく親友となるロンとハーマイオニーと出会う。そして、ホグワーツで寮生活をしながら、魔法使いとしての学生生活を送ることに。

さらに、両親を殺したヴォルデモートとの戦いに身を投じていくことになるのだった。

(小説:1997年発表、映画:2001年公開)

 

<2巻/ハリー・ポッターと秘密の部屋>


ホグワーツではマグル(非魔法族)出身の生徒が石にされる事件が頻発し、「秘密の部屋」が「スリザリンの後継者」によって開かれたのではないかという疑惑が広がった。

ハリーたちはその継承者をマルフォイではないかと疑うも、逆にハリーが疑われることに。

そんなある日、ハリーはT・M・リドルの黒くて古い日記帳を見つけた。日記にはリドルの記憶が残されており、50年前に起きた「秘密の部屋」事件の概要を知ることになる。

だが、その後数々の試練がハリーを襲う。ハーマイオニーが石にされ、ハグリッド(森の番人)が容疑者としてアズカバン行きに。校長のダンブルドアが停職させられ、ついには、ロンの妹・ジニーまでもが、「秘密の部屋」に攫われてしまった。

「秘密の部屋」に乗り込んだハリーは、リドルの“50年前の記憶”と戦うことになる。その正体はなんと、若き日のヴォルデモートだった…。

(小説:1998年発表、映画:2002年公開)

 

<3巻/ハリー・ポッターとアズカバンの囚人>


s-ハリー・ポッター2

魔法牢獄アズカバンから、囚人が脱走した。その囚人はシリウス・ブラック。ヴォルデモートの部下で、ハリーの両親を裏切り、2人を死に追いやったとされる人物…。

ところが、実はハリーの父の親友であり、ハリーの名付け親であることが判明する。その後、ブラックと出会ったハリーは、一度は戦うことになるも、裏切り者はシリウスではなく別の人物であることを知る。

真犯人を捕まえ、魔法省に引き渡す計画を立てるハリーたちだったが、吸血鬼の集団に襲われ歯が立たず、力尽きてしまった。

目を覚ますと、囚人であるシリウスは死刑よりも酷い罰を受けることになってしまい、ハリーたちは“逆転時計”を使い、吸血鬼に襲われた場面に戻り、シリウスを助ける。

シリウスの無実を証明することはできなかったが、ハリーはシリウスを逃がすことに成功した。

(小説:1999年発表、映画:2004年公開)

 

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<4巻:ハリー・ポッターと炎のゴブレット>


三大魔法学校対抗試合が100年ぶりに開かれることとなった。競うのは、ホグワーツ魔法魔術学校、ダームストラング専門学校、ボーバトン魔法アカデミーの3校。代表選手は各校17歳以上の生徒から1人ずつ選ばれることとなる。

しかし、代表選手を選び出す「炎のゴブレット」が、ヴォルデモートの陰謀により4人目のハリーを選び出してしまった。これによりハリーは対抗試合に出場せざるを得なくなってしまう。

課題は3つ。第1と第2の課題はなんとかクリアした。だが、第3の課題ではこれ以上ない苦難が待ち受ける。

代表選手の1人セドリックと優勝杯を手に取ったハリーは、ヴォルデモートの父親の墓がある場所に強制移動させられてしまった。そして、セドリックは、ヴォルデモートの配下の手により死の呪文で殺された。

墓場に移動させられた理由は、ヴォルデモートの復活に必要な3つのアイテムのうちの1つ、父親の骨があるからだった。そのほかの2つ、下僕の肉、敵(ハリー)の血も揃い、ヴォルデモートがついに復活する。

ハリーはヴォルデモートと戦うことになるが、ヴォルデモートの杖で殺された人々のゴーストに助けられホグワーツに戻ることができた。戻ったハリーはダンブルドアにヴォルデモートの復活を伝えるのだった…。

(小説:2000年発表、映画:2005年公開)

 

<5巻/ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団>


s-ハリー・ポッター3

ヴォルデモートの復活を信じようとしない魔法省は、ハリーの存在を危険視するようになった。さらには、ダンブルドアをも迫害。

そのため、ダンブルドアは“不死鳥の騎士団”を集結させ、密かに活動を再開させる。ハリーはメンバー入りを希望したが、未成年のため断られてしまった。

一方、魔法省は学生に戦う訓練をさせないようにするため、「闇の魔術に対する防衛術」の授業を、実技を扱わない座学にしてしまう。

これに対しハーマイオニーの提案で、ハリーを教師役に「ダンブルドア軍団」を結成。「闇の魔術に対する防衛術」の実技を学ぶようになる。

着々と、ヴォルデモートに対抗するべく動き出していたある日、魔法牢獄アズカバンから、死喰い人10人が脱獄したという知らせが入る。

別の日。ハリーは魔法試験の途中で、シリウスが拷問される夢を見た。それがハリーを誘い込む罠とも知らず、不安に駆られたハリーは仲間たちと夢に出てきた場所=魔法省の神秘部へと向う。

いくつもの謎に満ちた部屋を潜り抜け、最後にたどり着いた部屋で魔法省が大事に保管している“予言”を見つけるが、脱獄した死喰い人に乱入され危機に陥る。

幸い“不死鳥の騎士団”が到着し、ハリーたちは助かるが、予言は戦いのさなかに破壊され、さらに、死喰い人の1人ベラトリックスの呪文のせいで、シリウスが死んでしまった。

ベラトリックスを追うハリーは、魔法省のアトリウムで対峙する。だがそこへヴォルデモートが現れ、ハリーを追ってきたダンブルドアと対決。敗北したヴォルデモートは、ベラトリックスとともに逃亡した。

魔法省で繰り広げられた戦いにより、ついに魔法省もヴォルデモートの復活を認めるのだった。

(小説:2003年発表、映画:2007年公開)

 

<6巻/ハリー・ポッターと謎のプリンス>


ヴォルデモートとの対決に備えるため、ダンブルドアから魔法の個人授業を受けることになったハリー。個人授業によって、ヴォルデモートの過去を探っていく過程で、ヴォルデモートが作り出した“分霊箱”の存在を知る。

“分霊箱”は7つあり、ヴォルデモートの魂の断片が納められている。この箱の存在が完全な死を防ぐ効果を持っており、ヴォルデモートの不死の力を支えていた。ヴォルデモートを消滅させるためには、“分霊箱”すべて破壊しなければならなかった。

ハリーはダンブルドアとともに分霊箱の捜索に向かう。かろうじて分霊箱を見つけだしたが、闇の攻撃にあったダンブルドアは衰弱してしまった。そのため、急いでホグワーツに戻る途中だった2人は、天文台の塔で戦う死喰い人と騎士団と遭遇する。そして、ダンブルドアはホグワーツの教師であるスネイプに殺害されてしまった。

ハリーは偶然手に入れた「『半純血のプリンス』の蔵書」で覚えた闇の呪文でスネイプを攻撃したが、全く通じなかった。なぜなら、“半純血のプリンス”の正体はスネイプ。蔵書がハリーの手に渡ったことすら罠だったのだ。

しかも、せっかく手に入れた分霊箱は、偽物にすり替えられていた。

ダンブルドアを失ったハリーは、1人で分霊箱を探し出し、破壊することを決意するのだった。

(小説:2005年発表、映画:2009年公開)

 

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<7巻/ハリー・ポッターと死の秘宝>


s-ハリー・ポッター5

分霊箱を探す旅に出たハリー。親友のロンとハーマイオニーも覚悟を決め、ともに旅に出る。

一方で、ヴォルデモートと死喰い人たちによって魔法省は乗っ取られ、ホグワーツはスネイプが校長に就任するなど、事態は悪化していく。

ハリーたちは苦難の続く旅の中で、“死の秘宝”の伝説を知った。死の秘宝をヴォルデモートが手に入れれば、分霊箱以上の力を与えてしまうことになる。

“死の秘宝”はニワトコの杖、蘇りの石、透明マントの3つと知るが、ヴォルデモートはダンブルドアの墓からニワトコの杖をすでに手に入れてしまっていた。

ヴォルデモートの力はさらに増し、世界を恐怖に陥れる。そしてハリーを殺すために死喰い人を集結させ、ホグワーツを包囲した。

だが、ニワトコの杖はヴォルデモートが思うほどの威力を発揮しない。その原因がスネイプと感じたヴォルデモートは、部下を使いスネイプに致命傷を負わせ、持ち主の交代を図った。

致命傷を負ったスネイプは、直後に現れたハリーに自分の記憶を託した。

スネイプはその昔、ハリーの母に恋をしていた。しかし、ヴォルデモートの傘下になり、不死鳥の騎士団のスパイをする任務を与えられたスネイプが、とある密告をしたことでポッター一家が危険にさらされることになってしまった。

結果、ハリーの両親は殺され、スネイプはハリーの母を死なせてしまったことに絶望する。そして、ダンブルドアに諭され、「リリーの息子(ハリー)を守る」誓いを立てたのだった。

表向きはヴォルデモートに従っているふりをしていたスネイプ。ダンブルドアを殺害したのも、ダンブルドアに事前に頼まれていたからだった。

ハリーは最後の分霊箱を探す。それが自分の中に潜んでいることを知り、自らの命をかけてヴォルデモートとの最終決戦に挑むのだった。

(小説:2007年発表、映画:2010年、2011年公開)

 

●最新作の内容は?


ファンタジー小説の傑作「ハリー・ポッター」シリーズが、2007年に完結してから現実世界では約9年後。多くのファンが待ち望んでいた新作が、シリーズ第7作目「ハリー・ポッターと死の秘宝」の19年後という形で、2016年7月にイギリス・ロンドンで舞台化されました。

この、舞台の脚本が最新刊の第8巻として、2016年7月31日に英語版が、日本語訳版は2016年11月15日に発売されました。ここでは、シリーズ8作目「ハリー・ポッターと呪いの子」のあらすじをちょっとだけご紹介します。

 

<あらすじ>

ヴォルデモートとの壮絶な戦いから19年がたち、ハリー・ポッターは結婚し3人の子どもを持つ父親になっていた。

魔法省に勤務するハリー。激務に押しつぶされそうな日々に加え、さらに頭を悩ませているのが次男・アルバスのこと。

アルバスは「望んでもいないハリー家の名声を生まれながらに背負わされている」ことについて、持て余している様子。

「闇は時として思いがけないところから現れる」

過去と現在が不吉に絡み合い、父と子は痛い真実を知ることになる…。

☆‐‐‐‐‐☆‐‐‐‐‐☆‐‐‐‐‐☆‐‐‐‐‐☆‐‐‐‐‐☆‐‐‐‐‐☆

ちなみに、舞台の脚本は上演中に手直しされのが常。そのため、舞台脚本の最終版に作者が加筆した“愛蔵版”を、2017年12月1日刊行。

ハリー・ポッターと呪いの子 第一部・第二部 舞台脚本 愛蔵版

なお、原作者のJ・K・ローリング氏は、「ハリー・ポッターと呪いの子」でシリーズは終了すると発言。これをベースに新シリーズが続くことはないと断言しています。

そのかわり…と言っては何ですが、スピンオフ映画「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」が2015年11月23日に公開されました。

さらに、同シリーズは5部作構成で制作されることが決定しており、2018年には2作目となる「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」、2022年には3作目「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」が公開。

「ハリー・ポッター」シリーズはホントにホントに完結しましたが、その世界観を存分に味わえる「ファンタビ」シリーズに期待したいですね!

 

※こちらの映画のまとめもどうぞ
スター・ウォーズあらすじまとめ

 

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