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無くなる職業ランキング&残る職業ランキング/AIが仕事を変える?!

AI(人工知能)やロボットが、加速度的に進化している昨今。AIスピーカーがヒット商品となったり、話題となるAIアイドルがいるかと思えば、ロボットが飲食店の案内係を務めたり…と、その活躍の場は広がりつつあります。

そして、やがてはAIやロボットがとってかわり、無くなってしまう職業もたくさん出てくると予想されています。

そこで今回は、2018年6月22日発売の女性セブンが発表した、

・20年後に無くなる職業ランキング50
・20年後に残る職業ランキング50

などをご紹介します♪

シンギュラリティ(技術的特異点)についても、ざっくり解説しています。

※「消滅しつつある職業」ランキング(アメリカ版)を追記しました。

 

※子どもがなりたい職業はこちら。
なりたい職業ランキング(小・中・高)

※大人のなりたい職業はこちら。
大人のなりたい職業ランキング

 

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●AIが仕事を変える!?

シンギュラリティ(技術的特異点)という言葉をご存知ですか?

これは、人工知能(AI)の研究開発が加速することにより、人工知能が人間の知性を超え、人間の生活が大きく変化する…という概念のことです。

このシンギュラリティ(技術的特異点)は、少なくとも2045年までに到達する…と提唱者のレイ・カーツワイル博士は語っています。

とはいえ、人間の知性を超えるのであれば、シンギュラリティ(技術的特異点)がどんなものであり、人間の生活がどのように変化するかなんて、凡人の頭では想像もつきません。

少なくとも、映画「ターミネーター」の世界(ロボットが人類を支配している)のようにならなければいいな…くらいで(笑)

さて、小難しい話になるのでシンギュラリティ(技術的特異点)の詳細は割愛しますが、このシンギュラリティ(技術的特異点)がやってくる2045年までの間に、どんどんAI(人工知能)やロボットは進化していきます。

そのことで懸念されているのが、

AI(人工知能)やロボットに代替え可能な職業が無くなってしまうのではないか?

ということです。

つまり、数年後にはAI(人工知能)やロボットにとってかわられる可能性のある職業がたくさんあり、仮にそれらの職業を目指しても、その努力は無駄になってしまう場合だって考えられるわけです。

一部では、人工知能(AI)やロボットが進化することで、人間の生活が便利になるどころか、機械に仕事を奪われてしまい、失業者があふれてしまう…なんて悲観論も囁かれています。

しかし、ここは冷静に考える必要があります。すべてがAI(人工知能)やロボットに代替えがきく職業ばかりではなく、数年後も残る職業はいくらでもあるでしょう。

また、無くなる職業があったとしても、今までなかった職業が生まれてくる可能性は十二分にあります。だって、20年前に存在していなかった職業が、現在たくさん溢れているではありませんか!

ということで、あまり悲観的に考えず、かといって考えなしに将来の仕事を選ばないよう、無くなる(可能性のある)職業・残る(可能性のある)職業は見極めなければいけません。

それでは次章より、「20年後に無くなる職業ランキング50」と「20年後に残る職業ランキング50」をご紹介します。

 

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●残る職業ランキングトップ50

ここでは、2018年6月22日発売の女性セブンが発表した、20年後に残る(可能性のある)職業ランキングトップ50をご紹介します。

なお、ランキングの元となっているのは、2015年12月に英・オックスフォード大学と野村総合研究所の共同研究により発表された「601種の職業ごとに、コンピューター技術による代替確率を試算」という調査です。発表直後は大きな話題となりました。

ちなみに、同調査では「代替可能性が高い100種の職業」「代替可能性が低い職業100」を発表しましたが、職業ごとの確率は発表していません。

そして、女性セブンが発表したランキングは、先の調査をもとに「10年~20年後、AI(人工知能)やロボットが代わりに業務を担っている確率」を試算し、数字化したものとなっています。

※順位、職業名、代替可能確率(%)の順に記載。

1位/精神科医(0.1%)
1位/言語聴覚士(0.1%)
3位/中学校教員(0.2%)
3位/外科医(0.2%)
3位/教育カウンセラー(0.2%)
3位/バーテンダー(0.2%)
3位/助産師(0.2%)
3位/ゲームクリエーター(0.2%)
3位/旅行会社カウンター係(0.2%)
3位/フードコーディネーター(0.2%)
11位/小学校教員(0.3%)
11位/経営コンサルタント(0.3%)
11位/ネイルアーティスト(0.3%)
11位/保育士(0.3%)
15位/スポーツインストラクター(0.4%)
15位/雑誌編集者(0.4%)
15位/エコノミスト(0.4%)
15位/グラフィックデザイナー(0.4%)
15位/観光バスガイド(0.4%)
15位/ディスクジョッキー(0.4%)
21位/ファッションデザイナー(0.5%)
21位/ペンション経営者(0.5%)
21位/ツアーコンダクター(0.5%)
25位/犬訓練士(0.6%)

25位/内科医(06%)
25位/ソムリエ(0.6%)
25位/報道カメラマン(0.6%)
25位/インテリアコーディネーター(0.6%)
30位/映画監督(0.7%)
30位/舞台演出家(0.7%)
30位/俳優(0.7%)
30位/アナウンサー(0.7%)
30位/芸能マネジャー(0.7%)
35位/コピーライター(0.8%)
35位/学芸員(0.8%)
35位/声楽家(0.8%)
38位/作詞家(0.9%)
39位/作曲家(1.0%)
39位/評論家(1.0%)
39位/料理研究家(1.0%)
42位/美容師(1.1%)
42位/マンガ家(1.1%)
42位/手話通訳者(1.1%)
42位/社会福祉施設介護職員(1.1%)
46位/声優(1.3%)
46位/看護師(1.3%)
48位/動物園飼育スタッフ(1.9%)
49位/ホテル・旅館支配人(2.1%)
50位/化粧品訪問販売員(2.2%)

20年後も残る職業は、“人間の感情”“創造性”“教育”が関係しているのが特徴です。どんなにAI(人工知能)やロボットが進化したとしても、何かを生み出したり、人の心に寄り添うようなこと、人を育てるようなことは人間にしかできないのかもしれません(今のところは、ですが…)。

 

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●無くなる職業ランキングトップ50

ここでは、2018年6月22日発売の女性セブンが発表した、20年後に無くなる(可能性のある)職業ランキングトップ50をご紹介します。

※順位、職業名、代替可能確率(%)の順に記載。

1位/電車運転士(99.8%)
1位/経理事務員(99.8%)
3位/包装作業員(99.7%)
3位/路線バス運転手(99.7%)
5位/じんかい収集作業員(99.6%)
6位/郵便外務員(99.5%)
6位/学校事務員(99.5%)
6位/ビル清掃員(99.5%)
9位/銀行窓口係(99.4%)
9位/計器組立工(99.4%)
9位/金属製品検査工(99.4%)
12位/給食調理人(99.3%)
13位/スーパー店員(99.2%)
13位/弁当・総菜類造工(99.2%)
15位/新聞配達員(99.1%)
16位/マンション管理人(98.9%)
17位/通関士(98.8%)
18位/ホテル客室係(98.7%)
19位/自動車組立工(98.3%)
20位/警備員(97.8%)
21位/測量士(97.3%)
22位/タクシー運転手(95.4%)
23位/刑務官(94.7%)
24位/秘書(94.5%)
25位/航空管制官(94.3%)

26位/プログラマー(94.2%)
27位/税務職員(94.0%)
28位/行政書士(93.1%)
29位/税理士(92.5%)
30位/航空自衛官(92.3%)
31位/弁理士(92.1%)
32位/機械修理工(91.6%)
33位/クリーニング師(88.9%)
34位/自動車板金工(88.4%)
35位/原子力技術者(88.1%)
36位/型枠大工(86.2%)
37位/公認会計士(85.9%)
38位/不動産鑑定士(84.0%)
39位/家政婦(82.7%)
40位/稲作農業者(82.6%)
41位/ラーメン調理人(82.1%)
42位/鍛造技術者(79.9%)
43位/社会保険労務士(79.7%)
44位OA機器販売員(79.0%)
45位/司法書士(78.0%)
46位/国際公務員(78.4%)
47位/臨床検査技師(77.6%)
48位/信用金庫渉外係(75.9%)
49位/テレフォンアポインター(74.9%)
50位/大工(72.6%)

それぞれの職業について、代替確率が赤裸々にランキング化されました。該当する職業に就いている、あるいは就こうと考えている方にとっては、ある意味ショッキングかもしれません。

とはいえ、本当にそうかな…?と思う職業も見受けられましたが…。

代替確率の高い基準とは、“単純”で“繰り返し作業”、かつ「それを高速化すると効率がアップするもの」とのこと。

また、「決まったフォーマットに決まった文章や数字を書くような作業は、学習機能を持つAIでカバーできる可能性が高い」と言います。

そのため、意外なことに「士業」が代替可能な職業ランキングの上位に入っているわけです。

※ただし、女性セブンが試算した代替確率について、どのような基準(数値や計算式)で導き出されたものかについては、詳細が明かされていなかったことだけ付け加えておきます。

 

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●生き残るためには…?

将来的に「無くなる職業」「残る職業」が明確になってくると、今現在自分が就いている職業は将来どうなってくるのか、心配になる人もいるのではないでしょうか。

もちろん、前章で紹介した「無くなる職業」「残る職業」のすべてが必ずしもその通りになるとは限りません。

しかし、実際にその業界に身を置いている方なら、ゾワゾワとした危機感を、すでに肌で感じ取っているのでは…?

だとすれば、先送りにしておかないで、少しでも早く行動したほうがより安定した未来を手にすることができるはず

終身雇用が崩壊して久しい現代、転職は必ずしもマイナスではなく、ステップアップするための方策の1つでもあるのですから。

 

●アメリカ版無くなる職業ランキング

2019年4月30日(現地時間)、アメリカの大手経済紙・フォーブスのWEB版が、「アメリカで最も早く消滅しつつある職業」ランキングを発表しました。

なお、アメリカでは総労働力が、2026年までに7.4%増加すると予測されているものの、多くの職業では従業者が減ると見込まれています。

もちろん、減る原因といえば、テクノロジーの進歩です。

※順位、職業名、減少率(%)の順に記載。

1位/鉄道保線員(78.6%)
2位/呼吸療法士(56.3%)
3位/駐車監視員(35.3%)
4位/タイピスト(33.1%)
5位/時計修理士(29.7%)
6位/自動車の電子装置据付・修理工(25.6%)
7位/鋳型職人(24.0%)
8位/鋳物職人(23.4%)
9位/コンピューターオペレーター(22.8%)
10位/電話オペレーター(22.6%)
11位/鉱山シャトルカー操縦士(21.9%)
12位/データ入力者(22.1%)

 

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