日本人は実に桜の好きな民族です。日本全国、さまざまな場所に桜を植樹し、今では立派に成長した桜の木が、春になると私たちの目を楽しませてくれます。
そこで今回は、埼玉県・群馬県・栃木県のおすすめお花見デートスポットをご紹介します♪
目次
●大宮公園
埼玉県内でも多く人の訪れる大宮公園は、「さくら名所100選」にも選ばれた人気のお花見スポットです。
園内にはソメイヨシノを中心に約1,000本の桜が植樹されています。家族連れでも1日飽きることなく楽しむことができるよう、小動物園や児童遊園地などの施設も併設。
なお、3月下旬~4月上旬の開花時期に合わせて、夜桜のライトアップも行われます。
<見頃>
3月下旬~4月上旬
<所在地>
埼玉県さいたま市大宮区高鼻町4
<時間>
常時開放
※ライトアップは19~21時(日程は開花状況により変更あり)
<休み>
公園は無休
<料金>
無料
<注意事項>
園内火気厳禁、無人の場所取り禁止、ゴミは持ち帰り、カラオケ禁止
<アクセス>
・東武アーバンパークライン「大宮公園駅」「北大宮駅」より徒歩10分、JR「大宮駅」より徒歩20分
・車の場合、県道川口尾上線(産業道路)堀の内交差点から北へ1km(駐車場270台/無料、大宮第二公園駐車場1,400台/無料)
※駐車場の利用時間は、4月~9月/8時30分~19時、10月~3月/8時30分~17時30分まで
●熊谷桜堤
荒川の土手沿いに2㎞に渡って並ぶ、約500本のソメイヨシノの桜並木。土手の上から眺める、どこまでも続く桜の帯は圧巻。
その歴史は古く江戸時代から桜の名所として知られ、現在でも「さくらの名所100選」に選ばれています。菜の花の黄色と桜のピンクのコントラストは、一見の価値ありです。
なお、3月下旬~4月上旬には、開花に合わせて「熊谷さくら祭」が開催予定で、期間中は夜桜のライトアップもあります。
<見頃>
3月下旬~4月上旬
<所在地>
埼玉県熊谷市河原町
<時間>
常時開放
※ライトアップは18~21時(「熊谷さくら祭」期間中)
<休み>
無休
<料金>
無料
<注意事項>
ゴミは持ち帰り
<アクセス>
JR上越新幹線・高崎線「熊谷駅」より徒歩5分
※車の場合、堤防付近には駐車場がないため、熊谷駅近辺の有料駐車場を利用しましょう。
●清雲寺
清雲寺の境内には、花びらが薄ピンク色のエドヒガンや、ピンクの濃いチチブベニシダレザクラなど約30本の桜が咲きます。とりわけ樹齢600年のシダレザクラの老木は一見の価値ありで、ため息が出るほどの美しさです。
なお、付近には清雲寺を含め、札所29番長泉院、昌福寺など、「荒川のしだれ桜」観光スポットが3か所あり、約2.3kmと近距離。しだれ桜巡りをしながら、散策するのも楽しそうです。
また、毎年3月下旬~4月上旬は「秩父荒川清雲寺しだれ桜まつり」が開催され、期間の週末には夜桜のライトアップも行われます。
<見頃>
3月下旬~4月中旬
<所在地>
埼玉県秩父市荒川上田野690
<時間>
常時開放
ライトアップは18時~20時30分
<休み>
無休
<料金>
無料
<アクセス>
・秩父鉄道「武州中川駅」より徒歩15分(開花期間中は武州中川駅に急行停車、日程要問合せ)
・車の場合、関越道花園ICから国道140号経由約40km(民間臨時駐車場400台/普通車1回500円)
●西武園ゆうえんち
所沢西武アッハの森の一角にある西武園ゆうえんちでは、ソメイヨシノを中心に約1,000本もの桜が園内のあちこちで花をつけます。
また、アッハの森全体でも約3,000本もの桜が植えられており、大観覧車やジャイロタワーから見下ろす風景はまるでピンク色の絨毯を敷いたようでまさに絶景。
<見頃>
3月下旬~4月上旬
<所在地>
埼玉県所沢市山口2964
<時間>
10~17時(土日祝と春休み期間中は21時)
<休み>
火・水曜(祝日と春休み期間中は営業)※時期により変動あり
<料金>
大人(中学生以上) 4,400円
小人(3歳~小学生)3,300円
※販売は開園~16時まで
<アクセス>
・西武多摩湖線「西武遊園地駅」、西武山口線(レオライナー)「遊園地西駅」より徒歩すぐ
・車の場合、関越自動車道所沢ICから国道463号を経由し県道55号で西武園方面12km(駐車場1,200台/有料1,300円)
●権現堂桜堤(県営権現堂公園)
埼玉県幸手(さって)市にある権現堂桜堤は、大正9年に約3,000本のソメイヨシノが植えられて以来、関東屈指の桜の名所に。戦争末期に薪として伐採されたものの、昭和24年に再び1,000本のソメイヨシノが植樹され、現在の形となりました。
また、桜の側には菜の花も植えられ、黄色とピンクのコントラストが花見客をひきつけてやみません。
その美しさは、「死ぬまでに行きたい!世界の絶景 日本編」にも取り上げられるほど。
なお、期間中は約100店舗の露店が出店するほか、さまざまなイベントが行われる「幸手桜まつり」を開催(例年3月下旬~4月上旬)。
<見頃>
3月下旬~4月上旬
<所在地>
埼玉県幸手市内国府間887-3
<時間>
常時開放
※ライトアップは日没~22時頃まで(時間予定、開花にあわせて堤中央付近の桜および外野橋をライトアップ)
<休み>
無休
<料金>
無料
<注意事項>
ゴミは持ち帰り、火気厳禁
<アクセス>
・東武日光線「幸手駅」より朝日バス五霞町役場行きで15分、「権現堂」で下車して徒歩すぐ(桜の見頃期間は、渋滞のためダイヤが大幅に乱れる場合あり)
・車の場合、東北道久喜ICから県道3号、152号を経由して10km。または、圏央道幸手ICから国道4号経由5km
●東武動物公園
東武動物公園は、動物園、遊園地、プールが一体化した総合レジャーランド。広大な敷地内にはソメイヨシノなど約3,000本が植えられており、あちこちで桜の花を観賞することができます。
なかでも、桜の咲く様子が一望できる観覧車や桜のトンネルをくぐり抜けるパークラインといった、乗り物に乗りながらのお花見は、子どもたちはもちろん大人にも人気です。
<見頃>
3月下旬~4月上旬
<所在地>
埼玉県南埼玉郡宮代町須賀110
<時間>
9時30分~17時30分(季節により変動)
<休み>
期間中無休
<料金>
入園料のみ
大人(18歳以上) 1,800円
中人(12~17歳) 1,500円
小人(3~11歳) 800円
シニア(60歳以上)1,100円
ワンデーパス
大人(中学生以上)5,100円
中人 4,800円
小人・シニア 3,800円
※入園料+のりもの乗り放題
<注意事項>
火気厳禁
<アクセス>
・東武スカイツリーライン「東武動物公園駅」より徒歩10分(バス利用の場合5分)
・車の場合、東北自動車道久喜ICから県道3号経由し県道78号を宮代町方面へ12km(駐車場3,000台/普通車1日1,000円)
●赤城南面千本桜
赤城山麓の市道沿いに約1.3㎞に渡って続く、約1,000本のソメイヨシノの並木道。樹齢60年近い古木が多く、大きめの枝ぶりが満開時には見事な桜のトンネルを作ります。
また、隣接する「みやぎ千本桜の森」には可憐な芝桜も満開に花をつけます。芝桜の絨毯と桜のコントラストは、実にファンタジック。
なお、例年4月上旬~中旬は「赤城南面千本桜まつり」を開催。
<見頃>
4月上旬~4月中旬
<所在地>
群馬県前橋市苗ケ島町
<時間>
常時開放
<休み>
無休
<料金>
無休
<注意事項>
特になし
<アクセス>
・上毛電鉄「大胡駅」よりふるさとバス(デマンドバス当日予約方式027-283-3122)で20分、「電力中央研究所前」で下車し徒歩5分
※「赤城南面千本桜まつり」期間中はJR前橋駅・東武桐生線赤城駅から有料直通バス運行(赤城駅からは期間中の土日のみ)
・車の場合、北関東伊勢崎ICから国道17号、県道114号を経由し18km(駐車場6か所/普通車1,000円、バイク500円)
●前橋公園
群馬県をかたどった「さちの池」の周辺に、ソメイヨシノなど約350本の桜が咲く、群馬県内有数のお花見スポット。日本庭園や芝生の広場、子ども向けの遊園地「るなぱあく」も併設しており、家族での行楽にぴったり。
3月下旬~4月中旬には桜の開花状況に合せて、夜桜のライトアップもあります。
<見頃>
3月下旬~4月上旬
<所在地>
群馬県前橋市大手町3-16-1
<時間>
公園は常時開放
※ライトアップは日没~21時(予定)
<休み>
無休
<料金>
公園は無料
<アクセス>
・JR両毛線「前橋駅」より関越交通バス前橋公園行きで10分、終点で下車して徒歩すぐ
・車の場合、関越道前橋ICから国道17号経由4km(駐車場220台/無料)
●華蔵寺公園
華蔵寺公園(けぞうじ公園)は、明治時代に創立された「伊勢崎公園」が前身の都市公園です。園内には広場や遊園地、スポーツ施設なども併設。ソメイヨシノなど約1,000本の桜を見ることができ、遊園地の観覧車から見下ろす満開の桜は格別です。
なお、例年4月上旬~5月中旬の期間は「華蔵寺公園花まつり」が開催され、提灯による桜のライトアップが行われます。
<見頃>
3月下旬~4月中旬
<所在地>
群馬県伊勢崎市華蔵寺町1
<時間>
遊園地9~17時(華蔵寺公園花まつり期間中は時間延長営業あり)
※ちょうちん点灯は夕方~(予定)
<休み>
無休(遊園地は火曜、火曜が祝日の場合は営業、華蔵寺公園花まつり期間中は無休)
<料金>
無料
<アクセス>
・JR両毛線・東武伊勢崎線「伊勢崎駅」より徒歩20分(無料市営バスで4分)
・車の場合、北関東道伊勢崎ICから国道17号と県道103号を経由し4.5km(駐車場1,500台/無料、周辺に民間有料駐車場あり)
●天平の丘公園
天平の丘公園は、奈良時代に聖武天皇の命によって建立された、下野国国分寺の寺院跡に整備された史跡公園です。
3月下旬からウスズミサクラ、カンザン、ヤエザクラ、ヤエノオオシマザクラなど、開花時期の異なる品種が順に花をつけ始め、長期間に渡ってお花見を楽しめます。ヤエザクラのトンネルは、はずせない人気スポットです。
なお、例年3月中旬~4月下旬は、「天平の花まつり」が開催されます。
<見頃>
3月下旬~5月上旬
<所在地>
栃木県下野市国分寺993-1
<時間>
常時開放
<休み>
無休
<料金>
無料
<アクセス>
・JR宇都宮線「小金井駅」よりタクシーで10分(花まつり期間中は小金井駅西口⇔花まつり会場の定額タクシーが片道1,000で運行)
※「小金井駅西口」にあるオアシスポッポ館に貸自転車があり(会場まで約3km)
・車の場合、東北自動車道栃木ICから約12km、北関東自動車道壬生ICから約10km
●八幡山公園
八幡山公園は、宇都宮市中心部に位置する市民の憩いの場所で、ソメイヨシノを中心に約800本の桜が植えられています。
園内には宇都宮タワーや子ども向けのゴーカートなどのアトラクションもあり、家族連れに大人気です。
なお、3月下旬~4月上旬にはぼんぼりの点灯もあり、夜桜見物でも賑わいます。例年の期間中は宇都宮タワーも20時まで営業を延長するので、夜桜とタワーのライトアップも楽しめます。
<見頃>
4月上旬~4月中旬
<所在地>
栃木県宇都宮市塙田5-1-1
<時間>
入園自由(展望塔は9時~16時30分、ゴーカートは9~16時)
※ライトアップは18~21時(観桜期間)
<休み>
展望塔・ゴーカートは月曜(月曜が祝日の場合はその翌日)、祝日の翌日(土日を除く)
※観桜期間は無休
<料金>
展望塔大人190円・小人90円、ゴーカート普通券140円・5枚券650円・11枚券1,400円
<注意事項>
特になし
<アクセス>
・JR「宇都宮駅」より関東自動車バス駒生営業所行きで7分、「県庁前」で下車して徒歩15分
・車の場合、東北道宇都宮ICから国道119号経由9km、東北道鹿沼ICから県道6号経由11km(駐車場70台/無料)
●太平山
山頂から関東平野を一望できる大平山では、毎年ソメイヨシノ、ヤマザクラを中心に約4,000本の桜が花をつけます。なかでも、山の北側にある遊覧道路の両脇に2㎞に渡って並ぶ桜のトンネルがあり、車で通りぬけることができるため人気です。
また、麓に位置する太山寺の樹齢350年のシダレザクラは、降り注ぐような見事な枝ぶりが有名です。
なお、例年3月下旬~4月上旬の期間は「太平山桜まつり」が開催予定で、シダレザクラのライトアップも行われてます。
<見頃>
3月下旬~4月上旬
<所在地>
栃木県栃木市平井町~薗部町
<時間>
常時開放
※ライトアップは17時~21時
<休み>
無休
<料金>
無料
<注意事項>
太平山桜まつり期間中は太平山北側遊覧道路からの一方通行規制あり
<アクセス>
・JR両毛線、東武日光線「栃木駅」より関東バス国学院行きで15分、終点で下車して徒歩20分
・東北自動車道栃木ICから県道32号、309号を経由し、県道269号を太平山方面へ7km (駐車場600台/一部有料)
後記
埼玉県・群馬県・栃木県の桜の名所をご紹介しました。アクセスが良く都心からでも気軽に行ける場所なら、日帰りもOKです。
でも、せっかく遠くまで行くなら、1日目、2日目と、桜巡りをして、1日目の夜は温泉にお泊りしたいですよね♪
ということで、是非プランを立ててお花見を楽しんでみてください!
※こちらの記事もご参考に!
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