桜の名所といえば全国津々浦々にありますが、いろんな意味で絵になるのはなんといっても、京都。寺社仏閣と桜の組み合わせは、素人でもフレームに収めたくなるくらい…まるで名画のごとしですね！

そこで今回は、京都府内にあるおすすめお花見デートスポットをご紹介します。昼編です♪

 

●醍醐寺

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醍醐寺の歴史は古く、874年に聖宝理源大師が醍醐山上に小堂宇を建立して、観音像を納めたのが起源とされます。

そして、広大な境内には、カワヅザクラ、シダレザクラなど約1,000本の桜があり、中でも参道の桜トンネル、霊宝館のしだれ桜、樹齢100年超のソメイヨシノなどは見応え抜群です。

なお、毎年4月の第2日曜日には、太閤豊臣秀吉が「醍醐の花見」を催したことに由来する「豊太閤花見行列」が行われます。

＜見頃＞
3月中旬～4月中旬

＜所在地＞
京都府京都市伏見区醍醐東大路町22

＜時間＞
三宝院・伽藍・霊宝館9～17時、上醍醐9～16時

＜休み＞
期間中無休

＜料金＞
通常期
拝観券／大人1,000円、中高生700円
※小学生以下無料

春期・秋期
拝観券／大人1,500円、中高生1,000円
※小学生以下無料

上醍醐入山料
大人／600円、中高生400円
※小学生以下無料
※拝観券があれば100円引き

＜注意事項＞
境内は飲食・喫煙禁止

＜アクセス＞
地下鉄東西線「醍醐駅」より徒歩10分

 

●嵐山

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平安時代の貴族たちにとっても、リゾートだった嵐山。桂川にかかる渡月橋の背後に映える四季折々の風景は、世界的にも有名です。

なお、渡月橋周辺だけでソメイヨシノ、ヤマザクラ、ヤエザクラなど約1,500本の桜が生育しています。

また、付近には大沢池堤、祇王寺、二尊院、天龍寺など桜の名所として知られるスポットも多く点在しており、桜巡りの散策にぴったりです。

＜見頃＞
3月中旬～4月下旬

＜所在地＞
京都府京都市右京区嵯峨中ノ島町嵐山公園ほか

＜時間＞
常時開放

＜休み＞
無休

＜料金＞
無料

＜アクセス＞
阪急嵐山線「嵐山駅」より徒歩5分(嵐山公園・中ノ島地区)

 

 

●天龍寺

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足利尊氏によって後醍醐天皇の菩提を弔うため、1339年に創建された臨済宗天龍寺派の大本山。釈迦如来坐像や曹源池庭園など学術的・芸術的に価値の高い文化財が多く、世界遺産にも指定されています。

なお、境内にはソメイヨシノ、ヤエザクラ、ヤマザクラなど約200本があり、特に多宝殿の前にあるシダレザクラの巨木は、嵐山有数の桜の見どころとして知られています。

＜見頃＞
3月下旬～4月中旬

＜所在地＞
京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68

＜時間＞
8時30分～17時(3月21日～10月20日は17時30分まで)、北門9～16時30分(3月21日～10月20日は17時まで)

＜休み＞
無休

＜料金＞
庭園参拝料／大人500円、小中学生300円(諸堂参拝は300円追加)

＜注意事項＞
特になし

＜アクセス＞
嵐電嵐山本線「嵐山駅」より徒歩すぐ

 

●京都御苑

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京都御苑はもともと、江戸時代までは公家屋敷が立ち並んでいた地域でした。ところが明治以降になると、公家たちが東京へ移住したことで地域の荒廃が進んでしまいました。これを防ぐために建物を撤去し跡地を整備したことで、京都御所を取り囲む京都御苑となったわけです。

現在では広大な敷地に約5万本の樹木が生育する自然豊かな公園となっており、四季に応じた美しい景観を作り出しています。

なお、桜はシダレザクラ、サトザクラ、ギョイコウなど約1,000本があり、丁寧に手入れされた庭園との調和が目を楽しませてくれます。

※こちらは2022年3月の様子↓↓↓

【🌸#シダレザクラ の開花状況💡】#出水のシダレザクラ が見頃、#近衞のシダレザクラ は20本程が開花し、内5本程が見頃です🌸🙌🏻✨
これからどんどん咲き進みますよ～！！皆さんお越しくだされ～～🥳🥳🥳#開花状況 は京都御苑HPでも更新しておりますので、こちらもぜひご活用ください🎶#京都御苑 pic.twitter.com/iHX8j6Ymqp

— 京都御苑　広報 (@gyoen_info) March 25, 2022

 

＜見頃＞
3月下旬～4月下旬

＜所在地＞
京都府京都市上京区京都御苑3

＜時間＞
常時開放

＜休み＞
無休

＜料金＞
無料

＜注意事項＞
他の利用者に迷惑のかからない様、静かにマナーを守って観賞を

＜アクセス＞
地下鉄烏丸線「丸太町駅」「今出川駅」より徒歩すぐ

 

 

●京都府庁旧本館

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京都府庁旧本館は、1904年に竣工された西洋風の建物です。創建時の姿をとどめる現役の官公庁建物としては日本最古で、重要文化財にも指定されています。中庭には中央のシダレザクラをはじめ6本の桜が植えられており、毎年美しい花をつけ花見客の目を楽しませています。

なお、大島桜と山桜の特徴を併せ持つ、珍しい品種・容保桜(かたもりざくら)も見られるほか、桜の開花時期には観桜イベントが開催されます。

＜見頃＞
3月下旬～4月上旬

＜所在地＞
京都府京都市上京区下立売通新町西入藪ノ内町

＜時間＞
10～17時(観桜祭期間中)

＜休み＞
期間中無休

＜料金＞
無料

＜アクセス＞
地下鉄烏丸線「丸太町駅」より徒歩10分

 

●仁和寺の御室桜

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宇多天皇によって創立された真言宗御室派の総本山で、世界遺産にも登録されている仁和寺。吉田兼好による徒然草の中の「仁和寺にある法師」でも有名です。

なお、二王門からまっすぐに進み、中門を入って左手にある御室桜の林は京都で一番遅咲きの桜として知られています。

例年、3月中旬～5月上旬は、御室花まつり」を開催。

＜見頃＞
4月上旬～4月中旬

＜所在地＞
京都府京都市右京区御室大内33

＜時間＞
9～17時(桜の開花状況により変動)

＜休み＞
期間中無休

＜料金＞
仁和寺御所庭園／大人800円
霊宝館(期間限定)／大人500円
御室花まつり 特別入山料／大人500円
※高小中学生無料

＜注意事項＞
火気厳禁

＜アクセス＞
嵐電北野線「御室仁和寺駅」より徒歩すぐ

 

 

●笠置山自然公園

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1331年、後醍醐天皇が鎌倉幕府討幕のために兵を上げたことで知られる笠置山。古くから修験道が盛んで、山岳信仰・巨石信仰の修行の場としても知られてきました。春にはソメイヨシノ、ヤマザクラなどの花で、山全体が薄いピンク色に染まります。

なお、例年4月上旬には「笠置さくらまつり」が開催され、4月上旬～中旬には夜桜のライトアップもあります。

＜見頃＞
4月上旬～4月中旬

＜所在地＞
京都府相楽郡笠置町笠置

＜時間＞
常時開放
※ライトアップは日没後～

＜休み＞
無休

＜料金＞
無料

＜アクセス＞
JR関西本線「笠置駅」より徒歩5分(笠置山登山口)

 

●木津川畔

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「日本さくら名所100選」に選ばれている、笠置山の麓の平地を流れる木津川畔の桜並木。満開時に桜の花びらが川面へ散っていく様子は、和歌のように風流です。

なお、河川敷にはキャンプ場(有料)もあり、バーベキューを楽しむ花見客の姿も。

＜見頃＞
4月上旬

＜所在地＞
京都府相楽郡笠置町笠置　笠置大橋周辺

＜時間＞
常時開放

＜休み＞
無休

＜料金＞
無料
※キャンプ場は中学生以上／1泊2日 1,000円
　　　　　　　　　　　　　日帰り　  500円
　　　　　　　　　小学生／1泊2日　 600円
　　　　　　　　　　　　　日帰り　  300円

＜アクセス＞
JR関西本線「笠置駅」より徒歩すぐ

 

 

●淀川河川公園背割堤地区

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木津川と宇治川を分ける背割堤の上には、約1.4㎞に渡ってソメイヨシノの並木が続いており、満開時には遊歩道の上に桜色のトンネルを作ります。晴れた日には桜の花びらを透かして光がもれて圧倒的な美しさに。芝生広場や展望所もあり、ピクニックにぴったりのスポットです。

なお、例年3月下旬～4月上旬には、「背割堤さくらまつり」が開催。

＜見頃＞
4月上旬

＜所在地＞
京都府八幡市八幡在応寺地内

＜時間＞
常時開放

＜休み＞
無休

＜料金＞
背割堤さくらまつり入場の際は、100円の運営協力金が必要

＜アクセス＞
・京阪本線「八幡市駅」より徒歩10分

・車の場合、名神高速道路大山崎ICからすぐ(桜まつり期間中はかわきた自然運動公園に臨時駐車場が設けられます／普通車1,000円)

 

●大野ダム公園

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春には桜、秋には紅葉、冬には雪景色と四季を通じて様々な顔を見せる大野ダム公園には、ソメイヨシノ、オオシマザクラなど約1,000本の桜が生育しています。晴れた日には空の青と、桜色の花、青味のかった湖水が描き出すパノラマは、1度は見ておきたい絶景です。

なお、例年4月上旬～中旬は、「大野ダムさくら祭り」を開催。

＜見頃＞
4月上旬～4月中旬

＜所在地＞
京都府南丹市美山町樫原

＜時間＞
常時開放

＜休み＞
無休

＜料金＞
無料

＜アクセス＞
・JR山陰本線「和知駅」より京丹波町営バス長瀬線大野ダム行き、または南丹市営バス大野線和泉(安掛)行きで16分、「大野ダム」で下車して徒歩すぐ(日曜・祝日はバスの本数が少ないので要注意)

・車の場合、京都縦貫自動車道丹波ICから国道9号、27号経由、府道12号を大野ダム方面へ19km(駐車場100台／環境協力金500円)

 

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後記

京都は桜の名所が数多くあるので、全国から旅行に訪れる花見客でにぎわいます。特に、寺社仏閣の堅く厳かな雰囲気に、やわらかい桜の薄ピンク色が対照的で、実に絵になる風景を見ることができます。

一生に一度…と言わず二度三度と、春の桜を眺めに京都旅行を計画したいですね♪

 

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