全世界で人気のSF映画「スターウォーズ」シリーズの最新作であり、スカイウォーカー家の物語の完結作が、2019年12月20日に公開!
タイトルは「スターウォーズ /スカイウォーカーの夜明け」。シリーズ9作目(3DCGアニメを除く)で、新たなる3部作の第3弾で完結、「エピソード9」という位置づけです。
とはいえ、シリーズ第1作目が公開されたのは1978年(日本)と、ずいぶん昔のこと。初めて観る人だってたくさんいますよね?
そこで今回は、何度も観ているけどストーリーはうろ覚えな人はもちろん、スター・ウォーズ初心者でもわかる簡単なあらすじのまとめをご紹介します♪
※映画の公開順ではなく、ストーリーの時系列順にご紹介します。なお、映画を観る場合は、エピソード4~6を観てから、エピソード1~3、そして7~を観る方がよさそうです。その理由は最後に!
目次
●エピソード1/ファントム・メナス
遥か遠くの銀河。無数に散らばる惑星からなる銀河共和国は、その統治機関である元老院の腐敗により本来の秩序を失いつつあった。
そんな中、辺境の惑星群と貿易関税を巡って摩擦を起こしていた通商連合が、惑星ナブーを見せしめにするため、攻撃を仕掛ける事件が発生。元老院最高議長は、ジェダイ・マスターのクワイ=ガン・ジンとその弟子オビ=ワン・ケノービの2人を、ナブー救済のために派遣した。
クワイ=ガンは、ナブーの元首アミダラの救出に成功するも、船が破損したため砂漠の惑星タイトゥーンへと降り立つこととなる。そこで出会ったのが、ジェダイの騎士たちの超常的な力の源であるフォースを人並み以上に備えた奴隷の少年、アナキン・スカイウォーカーだった。
クワイ=ガンは賭けに勝ち、奴隷だったアナキンを解放。アナキンはジェダイを目指すため、奴隷として拘束されたままの母を必ず助けに戻ると誓い、ナブーを後にした。
ナブーを離れ、惑星コルサントに到着した一行は、ナブーの解放を元老院に働きかけるも進まず、アミダラは再度ナブーへ戻り自力でナブーの解放を決意。2人のジェダイとアナキンも護衛として同行する。
ナブーに到着後、原住種族グンガンへの協力要請の場で、実はアミダラを名乗っていた者は影武者で、侍従のパドメが真の女王アミダラであることが明らかになった。
パドメの必死の訴えの結果、グンガンを味方につけることに成功。だがそこへ、通称連合を陰で操る“悪を信奉するシスの暗黒卿”ダース・シディアスの弟子であるダース・モールが、大量のドロイドと共に攻撃を仕掛けるのであった…。
(アメリカ1999年5月19日、日本1999年7月10日公開/第4作目)
●エピソード2/クローンの攻撃
『エピソード1/ファントム・メナス』から10年後。銀河共和国はさらに腐敗が進行し、元ジェダイのドゥークー伯爵率いる分離主義勢力の画策で、あまたの惑星が一斉に銀河共和国からの脱退を宣言した。
この事態に直面し、ジェダイだけでは銀河を統治できないと判断した元老院が重要な会議を開く。惑星ナブーの元女王パドメ・アミダラは、会議に出席するため惑星コルサントを訪れる。たが、何者が彼女の命を狙っていた。
そこで、オビ=ワンとアナキンはパドメの護衛任務に着き、彼女の命を守ることに成功。捕えた犯人は別の刺客に口封じされたが、残された手がかりを元にオビ=ワンは惑星カミーノへと向かった。
惑星カミーノに到着したオビ=ワンは、亡きジェダイ・マスターが極秘に生産を依頼していた人工兵士、クローン・トルーパーの大軍隊を視察した。その時、追跡中だった刺客の正体に気づき捕獲を試みたが、惑星ジオノーシス周辺で追撃に失敗した。
一方、アナキンは単独任務を命じられ、ナブーへ避難するパドメを護衛することになった。この時2人はジェダイの掟を破り、惹かれあってしまう…。そして、パドメの計らいでナブーの故郷を訪れたアナキンだったが、母親が盗賊にさらわれてしまったことを知り救出に向かった。しかし、救出した母は深手を負っており、アナキンの腕の中で絶命。怒りに我を失ったアナキンは、犯人の盗賊をその部族ごと葬り去ってしまった。
惑星ジオノーシスに立ち寄ったオビ=ワンは、分離主義勢力のドロイド工場を発見するも、ドゥークー伯爵に捕らわれた。そのことを知ったアナキンとパドメは、オビ=ワンを救出しようとしたが失敗。3人は闘技場で処刑されることに。
だが、すんでのところでジェダイ軍団が救援に現れた。ところが、ドロイド軍の物量には敵わず地に伏してしまう。そこへジェダイ・マスターのヨーダ率いるクローン・トルーパー部隊が乗り込むガンシップが降下。迎え撃つドロイド軍。ここに、クローン戦争が勃発したのだった。
(アメリカ2002年5月22日、日本2002年7月13日公開/第5作目)
●エピソード3/シスの復讐
クローン大戦勃発から4年後、戦況は銀河共和国の優位となっていた。しかし、共和国元老院の最高議長パルパティーンが、独立星系連合軍に誘拐されてしまった。
救出に向かうオビ=ワンとアナキン。再びドゥークー伯爵と対峙しその両腕を切り落としたアナキンに、とどめを刺すよう煽るパルパティーン。アナキンはそれに従い、ドゥークー伯爵の命を奪った。そして、墜落寸前の船から、オビ=ワンとアナキンは無事パルパティーンを救出することに成功。
帰還したアナキンは、彼の妻となっていたパドメの妊娠を知るが、彼女が出産のために亡くなってしまう予知夢に悩まされるようになった。かつて母を不本意に亡くしてしまった後悔も合わさり、アナキンはより強い力を求めるようになる。
また、アナキンは自分をジェダイ・マスターに昇格させようとしないジェダイ評議会に対し、不満を募らせてもいた。
不安定な心を持つアナキン。パルパティーンはパドメを救う方法があると甘言を弄し、アナキンを暗黒面に引き寄せようと画策する。アナキンは彼こそが“悪を信奉するシスの暗黒卿”ダース・シディアスであることを知った。
そそのかされるままにジェダイ評議会の長を殺してしまったアナキンは、完全に暗黒面(ダークサイド)に堕ち、シスとしての名「ダース・ベイダー」を与えられた。
ダース・ベイダーとなったアナキンは、難を逃れたオビ=ワンやヨーダら一部の者を除いたジェダイたちを殺戮、パルパティーンは銀河帝国皇帝として自ら名乗りを上げた。
アナキンを追ってきたパドメは、変わり果てた夫を目の当たりにして絶望。パドメの船にこっそり乗り込んで付いてきていたオビ=ワンは、ダース・ベイダーとなったアナキンと剣を交える。
一方、惑星コルサントでは、パルパティーンを葬ろうとするヨーダが、一騎打ちを挑んでいた…。
(アメリカ2005年5月19日、日本2005年7月9日公開/第6作目)
●エピソード4/新たなる希望
ジェダイの騎士の滅亡から20年近くが過ぎ、銀河系は銀河帝国の圧政下にあった。そんな折、帝国に抵抗する反乱同盟軍のスパイが、帝国の最終兵器・宇宙要塞“デス・スター”の設計図を盗み出すことに成功した。
銀河帝国皇帝パルパティーンは、腹心の部下ダース・ベイダーに、設計図奪還と反乱同盟軍の本拠地の追及を命じる。
一方、反乱同盟軍の指揮者の一人、レイア・オーガナ姫は、故郷オルデランへの帰還中に帝国軍の戦艦に拿捕されてしまった。レイア姫は帝国軍の隙をついて、知り合いのオビ=ワン・ケノービに助けを求めるメッセージと、デス・スターの設計図をドロイドのR2-D2に託し、R2-D2は相棒のC-3POと船から脱出した。
ところが、砂漠の惑星タトゥイーンに漂着したR2-D2とC-3POは、ジャワ族に捕獲されバザーに出されてしまった。
ひょんなことからR2-D2とC-3POを買い取ったのは、タトゥイーンに住む青年ルーク・スカイウォーカーだった。そして、記録されていたレイア姫の救援要請メッセージを偶然発見するに至る。しかも、メッセージを届ける相手であるオビ=ワン・ケノービが、近所にすむ老人ベン・ケノービだと知って驚くルーク。
ベンは、ジェダイのこと、ルークの父アナキンのこと、自身のことを話し、ルークにアナキンのライトセーバーを渡した。
その頃、ルークの自宅はR2-D2とC-3POを追ってきた帝国軍によって襲撃され、ルークの家族は無残にも殺されていた。
タトゥイーンに留まる意味を失くしたルークは、ジェダイの騎士になることを誓い、オビ=ワンと共にレイア姫の救出に向かう決意をする。そして、これから長い旅の友となる、密輸商人のハン・ソロとチューバッカを雇い、彼らの宇宙船でオルデランへ出発した。
デス・スター内に囚われていたレイア姫は、反乱同盟軍の基地の場所を言わなければオルデランを粉砕すると脅されていた。そこでレイア姫は痛手が少ない放棄された基地の場所を教えた。だが、帝国軍は見せしめのため、オルデランをデス・スターで破壊してしまった。
オルデランが破壊されことを知らないルークたちは、デス・スターに接近し過ぎたために帝国軍に拿捕される。しかし、ストーム・トルーパーに変装し、管制室へ逃れ、R2-D2にデス・スターのデータを解析させることに成功。おかげで、レイア姫の監禁場所が判明した。
帝国軍の攻撃をかわしながら、辛くもレイア姫を救出したルークたち。ハン・ソロの船にルークたちが乗り込むところで、別行動を取っていたオビ=ワンの前にダース・ベイダーが立ちはだかり、2人は剣を交えることに。
ところが、ルークたちが船に乗り込んだのを確認したオビ=ワンは、突然剣を納めた。ダース・ベイダーのライトセイバーが、オビ=ワンのローブを切り裂くも、ローブの中にあるはずの体は消えていた。
ルークたちは反乱同盟軍の基地・ヤヴィン第4衛星にたどり着いた。だが、追ってきた帝国軍は、圧倒的な力でヤヴィンを破壊しようとする。出撃する反乱同盟軍の戦闘機隊に加わったルークは、戦場へと向かった。
(アメリカ1977年公開5月25日、日本1978年7月1日公開/第1作目)
●エピソード5/帝国の逆襲
ヤヴィンの戦いから3年。デス・スターは破壊したものの、銀河帝国軍の攻撃は激しく、反乱同盟軍は氷の惑星ホスへ基地を移動していた。
だが、ダース・ベイダーはルークを見つけようと、調査用ブローブ・ドロイドを放っており、基地の場所は帝国軍に知られてしまっていた。
ベイダー率いる帝国軍の総攻撃を辛くものがれたハン・ソロは、レイア姫とC-3POとともに基地から脱出。旧友のいる雲の惑星ベスピンのクラウド・シティへ向かう。
一方、ルークはフォースと融合したオビ=ワンの導きにより、ジェダイ・マスターのヨーダに学ぶため、R2-D2を連れ惑星ダゴバへ向かった。
ダゴバでは指導をためらうヨーダをオビ=ワンが説得し、ルークはジェダイの修行を始めた。だが、ルークはフォースを信じ切ることができず、思うようにいかない日々が続く。そんなある日、ルークはベイダーの幻影と戦い、その首を切り落としたが、マスクの下から現れたのが己の暗黒面であることに恐怖した。
クラウド・シティに到着したハン・ソロたちは、旧友から歓待を受けた。しかし、旧友はハン・ソロを裏切り、クラウド・シティの不干渉と引き換えに彼らをダース・ベイダーに売り渡してしまった。
ハン・ソロたちの危機を予知したルークは、ヨーダらの制止を振り切りベスビンへ向かい、ダース・ベイダーと対峙した。
だがその強大なフォースには敵わず、ルークはライトセイバーごと右手を失う。さらに、ダース・ベイダーは、ルークを暗黒面に引き込もうと、衝撃的な事実を告げるも、暗黒面に堕ちないルークは、奈落へとその身を投げるのだった。
(アメリカ1980年5月21日、日本1980年6月28日公開/第2作目)
●エピソード6/ジェダイの帰還
『エピソード5/帝国の逆襲』より1年後、ルークとレイアは、ダース・ベイダーによって炭素冷凍されたハン・ソロを、ジャバ・ザ・ハットの宮殿から救出した。
その後、惑星ダゴバに戻ったルークは、死の床にあった師匠ヨーダとオビ=ワンの霊体から、ダース・ベイダーの正体はルークの父・アナキンであることや、レイアは妹であることを告げられた。
一方、帝国は第2のデス・スターを森の惑星エンドアの軌道上に建造していた。そこへ、帝国皇帝パルパティーンが来訪している情報を得た反乱同盟軍は、最後の反攻作戦に打って出ることに。
ハン・ソロ、ルーク、レイアたちは、デス・スターを護るシールド発生施設を破壊するため、エンドアへと向かい、原住民イウォーク族の協力を得ることに成功した。
ルークはベイダーの存在を感じ、帝国軍に単身投降。対面したベイダーに、ジェダイの心を取り戻すよう呼びかけるもベイダーは応じず、ルークを皇帝の元へ連行。
皇帝はルークを暗黒面に誘うも、ルークはこれを拒否し、ベイダーと刃を交え、宿命の対決に終止符が打たれた。
(アメリカ1983年5月25日、日本1983年7月2日公開/第3作目)
●エピソード7/フォースの覚醒
『エピソード6/ジェダイの帰還』より30年後。帝国軍の残党から台頭したファースト・オーダーに立ち向かうため、レイア将軍は新銀河共和国の支援の下でレジスタンスを指揮しつつ、姿を消した最後のジェダイ騎士のルーク・スカイウォーカーを探していた。
そして、惑星ジャク―の村でルークの地図を手に入れたポー・ダメロン。しかし、ファースト・オーダーの魔の手が迫り、ポーはBB-8に地図データを託し、捕虜として連行された。その後、カイロ・レンの命令により、村人たちはストームトルーパーに虐殺される。
そんな村人の虐殺を目の当たりにして動揺した1人のストームトルーパー「FN-2187」は脱走を決意。パイロットのポーを救出しスター・デストロイヤーから脱出を図った。ポーは彼を「フィン」と名付けた。
一方で、砂漠の惑星ジャク―で廃品回収をしている孤独な女性・レイ。廃品回収業者に捕らえられたBB-8と出会い、行動をともにすることで運命が動き出す…。
脱走したフィンとポーは、惑星ジャク―に墜落し離れ離れになった。さまようフィンはレイとBB-8に出会うが、BB-8を探していた追手が攻撃を仕掛けてくる。レイとフィンは逃げる成り行きから、ジャンクヤードに留置されていたミレニアム・ファルコンに乗り込みジャクーを脱出した。
難を逃れ、宇宙に飛び出したレイとフィンとBB-8だったが、謎の大型船に捕獲される。だが、ファルコン号に乗り込んできたのは思いもかけない人物…反乱軍の将軍であるハン・ソロと相棒のチューバッカだったのだ。
その後立ち寄った惑星タコダナで、レイは導かれるままにアナキン・スカイウォーカーとその息子ルークが使っていたライトセーバーを発見し、フォースの干渉によりさまざまなヴィジョンを見る。
しかし、ライトセイバーを手にする運命を拒むレイ。タコダナへ攻撃を開始したレンに捕らえられ、基地に連行されてしまう。ソロ、チューバッカ、フィンがファルコン号でスターキラー基地に潜入し、レイを救出。それと同時にポーが率いるレジスタンス部隊が基地への攻撃を開始。
だが、レジスタンス部隊は苦戦し、ソロは爆薬を仕掛けるために基地へ。そこでレンと遭遇し、フォースの暗黒面を捨てるよう説得するが、レンはソロをライトセーバーで貫き殺した。怒りのチューバッカがレンに深手を負わせる。
ファンとレイはファルコン号に向かう最中、追跡してきたレンと対峙。フィンがライトセイバーで戦うが、負傷。レイはフォースの力でライトセイバーを引き寄せようとするが、ライトセイバーはレイの手の中に納まる。と同時に、レイはフォースと調和して力を得て、レンに反撃する。
そこへ、基地の崩壊が始まり、レイとレンの対決は終わる。レイとチューバッカは負傷したフィンを連れ、ファルコン号で脱出した。
レジスタンスは勝利した。そして、秘密基地で活動を停止していたR2-D2が目覚め、ルークの地図の半分を再生。BB-8の地図と結合し、ルークの所在地を突き止めることに成功。レイとR2-D2、チューバッカは、ファルコン号でルークのいる遠い惑星に降り立った。
(2015年12月18日(金)日米同時公開/第7作目)
●エピソード8/最後のジェダイ
ルーク・スカイウォーカーの居場所を突き止めたレイは、R2-D2とBB-8が完成させた地図を頼りに、水の惑星オク=トーに降り立った。
そして、孤島で隠居しているルークのもとへと向かったレイは、ライトセーバーをルークに差し出すも、ルークは無造作に放り投げ…。
レイをジェダイにする気のないルークは、レジスタンスを率いている妹・レイアのもとに戻ることも拒む。
しかし、ルークはファルコン号で待つ懐かしい友人のチューバッカやR2-D2と再会。だが、ハン・ソロがレンに殺されたことにショックを受ける。
結局、R2-D2の説得でレイの修行をする決心をしたルークだったが、レイの中にあるフォースが危険なものと知り恐怖する。
その後、修行中にフォースの力によってレンと交信することができるようになったレイ。「レンは完全に暗黒面に落ちていない」「自分ならレンを暗黒面から救い出せる」と言い出したレイは、途中で修行を終わらせ、ファルコン号で飛び去った。
レンの説得に向かったレイ。メガ・スター・デストロイヤーの艦内でレンに捕まり、スノークが待つ“王座の間”に連れていかれたレイ。
スノークはレイを処刑するようレンに言うが、レンはレイに愛着を持ち始めており、スノークに従うふりをして逆にスノークを殺す。
反逆したレンの行動を察知した8人の親衛隊(エリート・プエトリアン・ガード)を、レイとレンは共闘して倒し、「手を組もう」というレンの提案を拒絶し、レイは船から立ち去った。
残されたレンは、スノークに代わり、ファースト・オーダーの新たな最高指導者に君臨することとなる。
(2017年12月15日(金)日米同時公開/第8作目)
●エピソード9/スカイウォーカーの夜明け
「スター・ウォーズ」シリーズの新3部作第3弾で完結となる、「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」が、2019年12月20日(金)に日米同時公開!
スカイウォーカー家の物語が、遂に完結する「エピソード9」。どんな結末を迎えるのでしょうか!?
ストーリー
祖父ダース・ベイダーの遺志を受け継ぎ、銀河の圧倒的支配者となったカイロ・レン。伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーの想いを引き継ぎ、わずかな同志たちと立ち上がるレイ。
スカイウォーカー家を中心とした壮大な<サーガ>の結末は、“光と闇”のフォースをめぐる最終決戦に託されたー。
●主なキャラクター&キャスト
※ここでは、ごく一部ですが、「スター・ウォーズ」シリーズの主なキャラクター&キャストをご紹介します。
レイ/デイジー・リドリー
新3部作の主人公(エピソード7~9)。砂漠の惑星でゴミなどを拾って生計を立てていた孤独なスカベンジャー。やがてレジスタンスに加わる。なお、フォースの力が覚醒しつつある。
デイジー・リドリー
イギリス出身、1992年生まれ
この役に決まった時点で女優としてのキャリアはわずか1年程度で、文字通りの大抜擢。2013年にイギリスのTVシリーズ「Younger」で女優デビュー。その後、いくつかのTVシリーズにゲスト出演しています。
主な出演作品
「おもひでぽろぽろ」(2016年公開/タエコ役の英語吹替え)
「ピーターラビット」(2018年公開/声の出演)
ルーク・スカイウォーカー/マーク・ハミル
エピソード4~6の主人公。父親アナキン・スカイウォーカー譲りの強いフォースを持って生まれたジェダイの騎士。エピソード8では惑星オクトーで隠遁生活をしていた。
マーク・ハミル
アメリカ出身、1951年生まれ
ルーク役に抜擢され成功するも、その後の映画俳優としてのキャリアは芳しくありませんでしたが、TVシリーズなどにゲスト出演する傍ら声優として活躍しています。
主な出演作品
「光る眼」
「ジェイ&サイレント・ボブ 帝国への逆襲」
「パニック・ゾーン 制御不能」
「バッドマン」(ジョーカー役)
「風の谷のナウシカ」(市長役/英語吹替え)
「天空の城ラピュタ」(ムスカ役/英語吹替え)
レイア・オーガナ将軍/キャリー・フィッシャー
エピソード4~6の主人公・ルークの双子の妹レイア・オーガナ。エピソード7・8ではレジスタンスを率いている。
キャリー・フィッシャー
アメリカ出身、1956年生まれ
両親ともに俳優のセレブ一家の出身。スター・ウォーズシリーズで成功を納めた後、周囲のプレッシャーから一時ドラッグに溺れてしまった過去も。この体験をもとに出版した自伝『崖っぷちからのはがき』は、『ハリウッドにくちづけ』というタイトルで映画化されました。
女優としては、主演クラスの役柄はないものの、映画の脇役などで多数活躍。また、映画の脚本監修など、裏方としても活躍しましたが、2016年12月27日に逝去。
主な出演作
「ブルース・ブラザース」
「恋人たちの予感」
「マージョリーの告白」
「オースティン・パワーズ」
「スクリーム3」
「チャーリーズ・エンジェル フルスロットル」
「マップ・トゥ・ザ・スターズ」
「ビッグバン★セオリー」
ハン・ソロ/ハリソン・フォード
エピソード4~6にて、相棒チューバッカとミレニアム・ファルコン号で宇宙を駆け回る破天荒な密輸商人。エピソード7では、カイロ・レンに殺された。
ハリソン・フォード
アメリカ出身、1942年生まれ
スター・ウォーズの出演がきっかけとなり、一躍人気スターに。その後も数々の名作に出演し、まさにハリウッドの大スターとして大活躍しています。
主な出演作
「インディージョーンズシリーズ」
「ブレードランナー」
「刑事ジョン・ブック 目撃者」
「推定無罪」
「パトリオット・ゲーム」
「逃亡者」
「今そこにある危機」
「エアフォース・ワン」
「エクスペンダブルズ3 ワールドミッション」
<フィン>
エピソード7~。元ストームトルーパーだったが、戦うことに葛藤を覚え脱走した。レイと出会い、やがてレジスタンスに加わる。
(演 ジョン・ボイエガ)
<ポー・ダメロン>
エピソード7~。レジスタンスのメンバー。
(演 オスカー・アイザック)
<カイロ・レン>
エピソード7~。強力なフォースを持つ戦士で、ダース・ベイダーを受け継ぐ存在。
(演 アダム・ドライバー)
<スノーク>
エピソード7~8。ファースト・オーダーの影の指揮者で最高指導者だが、レンに裏切られる。
(演 アンディ・サーキス)
<チューバッカ>
エピソード3~。ハン・ソロの相棒で、ファルコン号の副操縦士。
(演 ピーター・メイヒュー)
●スピンオフ/ハン・ソロ
若き日のハン・ソロの、知られざる過去を描いたスピンオフ作品「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」が、2018年6月29日より公開されました。
時系列では、「エピソード3」と「エピソード4」の間となります。
ストーリー
俺はパイロットになる。銀河一の…
「スター・ウォーズ」最新作!シリーズ屈指の人気を誇る“愛すべき悪党”ハン・ソロはいかにして銀河最速のパイロットになったのか?ルークとレイアに出会う前の、若き日のハン・ソロの知られざる過去を描く、全世界待望のアナザー・ストーリー。
生涯の相棒チューバッカや愛機ミレニアム・ファルコンとの出会いと絆、そしてこれまで語られたことのないロマンス・・・かつてない冒険に満ちたアクション・エンターテイメントが誕生!
キャスト&キャラクター
<ハン・ソロ>
惑星コレリアで生まれ育ち、子どもの頃からワルで自力で生きてきた。今の人生からの成り上がりを願っている。
(演 オールデン・エアエンライク)
<キーラ>
惑星コレリアでハン・ソロとともに育った幼馴染。知的で野心的な美女。
(演 エミリア・クラーク)
<チューバッカ>
惑星キャッシーク出身のウーキー族。出会った時こそお互いを探り合い、時にぶつかることもあったが、やがては長い友情を育む。
(演 ヨーナス・スオタモ)
<ランド・カルリジアン>
腕利きの運び屋。スタイリッシュでチャーミングだが、仲間からも盗みを働くギャンブラー。ハン・ソロと仲間になるが、互いに信用しきれない。
(演ドナルド・グローヴァー)
<L3-37>
女性型のドロイドで、宇宙工学機械部品やポロトコルを使い自分で自分を作り上げた。頭がよくユニーク。ランドの副操縦士で相棒。
(演・フィービー・ウォーラー=ブリッジ)
<トビアス・ベケット>
幾多の困難を切り抜け、生き残ってきた男。ハン・ソロを危険な世界や冒険へと導き、多くのことを教える…いわばハン・ソロの師。
(演 ウディ・ハレルソン)
<ヴァル>
ベケットの長年のパートナーで、自身家で恐れを知らぬ女性。射撃の名手でもある。
(演 タンディ・ニュートン)
<ドライデン・ヴォス>
冷酷さで名高いギャング界のボス。一見すると、紳士的で礼儀正しい。
(演 ポール・ベタニー)
●エピソードを観る順番
スター・ウォーズシリーズはあまりにも壮大なストーリーなため、とっつきにくくて意外と観ていない人が多いかもしれません。
また、毎回観ているんだけど、ストーリーがいまいち把握できない…ということもあるかと思います。
でも、最新作が公開されるたびに世間はスター・ウォーズで盛り上がるし、知らないなんて今更言えない…という気弱な方にも、参考としてご覧いただければまとめた甲斐があるというものです(笑)
最後に。スター・ウォーズシリーズを観るなら、エピソード4~6、1~3の順番…つまり、劇場公開順に観た方がよい理由をご紹介します。
①エピソード1~3は、4~6を観ている前提で作られており、1~3を先に観ても、世界観や用語などがわかり難くなっているから。
②なによりも、CGなどを駆使して撮影された1~3を先に観てしまうと、何十年も前に撮影された4~6を観た際に、ついがっかりしてしまうから。
当時では最先端技術を駆使した映画でしたが、いかんせん1977年の作品です(日本公開は1978年)。ハリソン・フォードの髪も真白くなるくらい、時がたっているわけですから、②についてはいたしかたありません。
このことから、エピソード4~6を観てから、1~3を観るのがよいわけです。
そして、新3部作のエピソード7~9を観て、スカイウォーカー家の物語がついに完結するのです…。本当に完結するのかは、エピソード9を観て確かめるしかありませんが!