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アルガンオイルの効果・効能と使い方!食べるコスメオイルの種類と特徴は?

s-オイル

美容と健康を意識する女性が注目している「食べるコスメオイル」。なかでも希少性の高いアルガンオイルは、効果の優れた万能オイルとして美意識の高い人はこぞって愛用しているとか。

そこで今回は、アルガンオイルの効能と使い方と合わせて、アルガンオイルの他にもたくさんある食べるコスメオイルの種類と特徴についてご紹介します♪

 

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●アルガンオイルとは?

s-アルガンオイル

アフリカ大陸の北西部に位置するモロッコ王国。通称モロッコの南西部は砂漠を擁する乾燥地帯になっており、アルガンツリーと呼ばれるこの地域でしか生育していない樹木があります。

ちなみに、アルガンツリーにはヤギがよく登っており、まるでヤギが実のようになっている様が有名です。

s-アルガンツリー

ではなぜヤギたちはアルガンツリーに登るのでしょうか?

s-アルガンの実

ヤギたちは、オリーブくらいの大きさをしているアルガンの実が大好き。なのでヤギたちはアルガンの木に放牧されているのだとか。

さて、このアルガンの実はヤギだけでなく人間にも大人気。ヤギが好むのは実の方ですが、人間が好むのは種の方。というのも、種の核を絞って採取されるのがアルガンオイルなんです。

でも、これが実に希少価値が高く、約100キログラムの実からわずか1リットルしか採取できません。現地では治療薬としても使用され、「生命の実」として大切にされてきました。

…なお、ヤギさんたちはアルガンの実を食べると、胃の中から種だけ戻します。戻したアルガンの種は獣臭がするため、オイル採取には使われないそうです。ちょっと一安心(笑)

それでは、アルガンオイルの使い方などについてみていきましょう。

 

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<アルガンオイルの効能>

・美肌、エイジングケア効果

アルガンオイルには、肌に必要不可欠な保湿成分であるセラミドを作ってくれる「リノール酸」が豊富に含まれていて、肌の保湿に高い効果が期待できます。

また、肌の代謝を促進する作用のある「ビタミンE」と「カロテン」は、毛穴の詰まりや肌荒れを改善する効果が期待できるほか、細胞の老化を防ぐ抗酸化作用も。

この抗酸化作用とは、肌の細胞を傷つける物質「活性酸素」から体を守り活性酸素の発生を防ぐ作用の事で、アルガンオイルを使用することで総合的なエイジングケアを行うことができます。

・生活習慣病予防

前項でふれた「ビタミンE」と「カロテン」の抗酸化作用ですが、活性酸素はがんや心臓病・肥満などの生活習慣病を引き起こす原因にもなるとみられています。そのため、「ビタミンE」と「カロテン」を豊富に含むアルガンオイルは、生活習慣病の予防にも効果的と考えられているのです。

・むくみの改善

アルガンオイルには、血行の促進をしてくれる「サポニン」も含まれています。「サポニン」は体の冷えの改善を行いながら体全体の代謝を促進させ、全身の巡りを良くしてくれます。全身の血行が良くなると、体に溜まった老廃物の排出も促されるため、むくみの改善にも繋がるのです。

・ダイエットのサポート効果、便秘の改善

アルガンオイルに含まれる「オレイン酸」には、体内の糖質を脂肪に変えようとするインスリン物質の増加を抑え、太りにくくしてくれる効果が期待できます。また、脂肪吸収の抑制と血行の促進を行う作用のある「サポニン」も含まれているため、「オレイン酸」と共に脂肪を燃やしやすくする体づくりをサポートしてくれます。

さらに、「オレイン酸」には、便秘改善にも有効とみられています。体内の「潤滑油」として腸を整え、大腸で滞っている硬い便や老廃物の滑りを良くして排出を促してくれるのです。

 

<アルガンオイルの使い方>

・美容

スキンケアでは、ブースターとして化粧水の前に使うほか、多めに顔に塗布することで顔のマッサージオイルとしても使用できます。

ボディケアとしては、湯船に数滴たらすことで、バスオイルとして全身の保湿を行うことができます。

また、手持ちのボディクリームやボディローションを塗布する前に、アルガンオイルを5~6滴ほど体へ馴染ませることで、肌がもっちりと柔らかくなり、ヒザやヒジもつるんとした仕上がりに。

さらに、アルガンオイルには髪のダメージを修復しながら保湿を行い、髪全体のまとまりを良くするため、ヘアケアにも適しています。

洗い流さないトリートメントとして使用するほか、頭皮マッサージにも使えます。このように使用することで、余分な皮脂を取り除きながら髪のダメージ修復を行い、ヘアケアの有効成分を肌にダイレクトに届けてくれます。

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・食事

食事としても取り入れることができるアルガンオイルは、直接摂取はもちろん、サラダ用のドレッシングとして食用のアルガンオイルとレモン汁を1:1であえたり、ヨーグルトやアイスに混ぜて摂取することもできます。

なお、食事としてアルガンオイルを摂取する場合は、スプーン大さじ1杯が1日の目安量です。あまり摂取しすぎるとお腹をゆるくしてしまう可能性があるので、注意しましょう。

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●食べるコスメオイルいろいろ

「食べるコスメオイル」にはさまざまな種類があります。それぞれ味や香りに多少の違いがあり、苦手か好みかは人によって変わってきます。

もちろん、特徴も若干異なるので、自分の目的に合ったものを選ぶとよさそうです。シチュエーションで使い分けるのもいいかもしれません。

 

<ヘンプシードオイル>

不飽和脂肪酸のほか、多くの栄養素が豊富に含まれているヘンプシードオイル。

その原料は麻の実(つまり大麻)ですが、食用なので酩酊作用もなく違法でもないので安心して使うことができます。ただし、40度以上の熱を加えると、不飽和脂肪酸が変質してしまうため、食事として使う際は要注意です。

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<オリーブオイル>

オリーブの実を原料としたオイル。コレステロールの低下作用や抗酸化作用、ダイエット効果、整腸作用、美肌効果は、オリーブオイルの効能として広く知られています。

しかし、他にも白髪の予防やリウマチの予防など、さまざまな働きを持っているのです。調理にも幅広く使用される、非常に優秀なオイルです。

ちなみに、やはり品質が良いのはエキストラバージンオイル、つまり一番搾りです。ただ、価格が安いものにはサラダ油や二番搾りが混ぜ込まれているとも聞きますし、製品に見合った価格の物を選ぶのが大切です。

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<グレープシードオイル>

ブドウの種子を絞って作られたグレープシードオイル。ポリフェノールが豊富に含まれており、美肌効果やアンチエイジング、さまざまな病気の原因となる活性酸素の対策としても効果が期待できるオイルです。

また、肌や髪はもちろん、まつげへの使用や自作のリップクリーム、ハンドクリーム、乳液、クレンジング剤の素材としても使用できます。もちろん、直接飲用することもでき、加熱調理にも向いています。

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<ココナッツオイル>

ココナッツの実を絞って抽出したココナッツミルク。そこから分離したオイル成分がココナッツオイルです。ダイエットや便秘改善、美白・美肌効果、健康効果はもちろん、免疫力を高める効果があるといわれており、主に食用として使用されています。

「食べるコスメオイル」の火付け役とも言えるのがココナッツオイルです。2015年には一大ブームとなり、商品が売り切れ続出でなかなか入手できない時期もありました。

それほど人気となったココナッツオイルですが、購入する際はエキストラバージンかつ精製されていないものを選ぶ必要があります。精製されたものはトランス脂肪酸が加えられている場合があったり、体によいとされるラウリン酸が除去されているからです。

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<亜麻仁油>

亜麻の種から抽出した亜麻仁油(あまにゆ)。アレルギー症状の緩和、生活習慣病の予防・改善、学習能力・記憶力の向上、美肌効果、便秘改善、ダイエット効果のほか、更年期障害の改善や精神疾患の予防・改善など多くの効能があるとされています。

主に料理で使用しますが、熱に弱いため、ドレッシングやあえ物として使用するのがよさそうです。

なお、開封後は常温で放置すると酸化してしまい、ちょっと生臭いような匂いがしてきます(個人的感想ですが…)。そのため、冷蔵庫で保管して早めに消費する必要があります。となると、消費量に合わせて内容量も考えた方がよさそうです。

ちなみに、テレビで取り上げられるたびに話題となり、入手困難なときもあったりしますが、ふるさと納税なら国産(大分県国東市)の亜麻仁油がGETできます!

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<えごま油>

しそ科の植物である「えごま」の種を絞ったえごま油。認知症の予防やダイエット効果、美肌効果、アレルギーの緩和、動脈硬化・高血圧の予防に効果が期待されます。1日に小さじ1杯(5g)程度を、熱を加えずに摂るのが基本です。味のクセや匂いがわずかにあるため、気になる場合は亜麻仁油を使用すると良いでしょう。

ただし、えごま油も亜麻仁油と同じく、開封すると酸化が進み鮮度が落ちてしまいます。

 

<マカダミアナッツオイル>

マカダミアナッツを絞って抽出したオイル。動脈硬化・心臓病・高血圧の予防、胃酸過多や胃潰瘍の予防、便秘改善、アンチエイジングなどの効果が期待できます。熱に強いため加熱調理にも使用でき、素材のおいしさを引き立ててくれます。

また、肌触りが軽いオイルなので、スキンオイルやヘアオイル、マッサージオイルとしても活用できます。

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※本記事で紹介しているリンク先の情報は、2020年9月時点のものです。すでに完売している場合もありますので、ご了承ください。

 

<アボカドオイル>

アボカドの種を絞ったオイル。アンチエイジングや美肌効果のほか、中性脂肪を減らしたり、オメガ3系脂肪酸の摂取を促す効果が期待できます。

「飲む美容液」とも言われ、直接飲用にも向いているほか、加熱調理にも使用できます。また、スキンケアやボディケア、ヘアケアにも使用しやすいオイルです。

※詳細はこちらの記事をご覧ください。

アボカドオイルの効果・効能や使い方とは?/食べるコスメオイル

 

後記

希少性の高いアルガンオイルは万能オイルとも言われますが、愛用している女優さんやモデルさんの話を耳にしたことがある人も多いかもしれません。

ただ、いかんせんお値段がお高い…。

とはいえ、食べるコスメオイルにはいろいろな種類があります。どれもさまざまな効果があるので、好みのものやコスパを考えたもの選び「続ける」ことが大事ですよね。

そうすれば、何もしない時よりは悩みが改善したり体調がよくなったり、効果を感じることができるのではないでしょうか。

ただし、体質に合わないものや持病によっては悪い作用が出る場合もあるので、使用の際は注意する必要もありそうです。

 

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