2016年1月2日、「箱根駅伝2016」の往路1区~5区までの熾烈な戦いが終了、青山学院大学が全区間1位でタスキをつなぐという快挙で往路優勝となりました。
そこで今回は、往路区間の成績について、通過順位・区間記録・総合記録を合わせてご紹介します♪
※速報記録のため、後日修正が入る場合があります。
復路の成績や優勝結果はこちらからご覧ください♪
箱根駅伝2016/復路区間成績は?通過順位・区間記録・総合記録
●1区
※関東学生連合は参考記録となります(以下同じ)。
2016年1月2日朝8:00、20校+学生連合の21チームが、箱根に向け東京・大手町をスタートしました。例年より早いペースのレース。18kmを過ぎたあたりで青学の久保田選手が抜きん出て、先頭でタスキを渡しました。
区間賞:青山学院大学/久保田和真(1時間01分22秒)
●2区
青学が1位でタスキを受け好スタートしました。一方、後方では10位でタスキを受けた山梨学院のニャイロ選手が好走し、一気に6人を抜いて、さらに1人抜き2位につけました。しかし、ニャイロと同じく快走していた東洋大・服部勇馬選手がニャイロをとらえることに成功。青学は初のトップでタスキをつなぎ、東洋大・服部選手ははニャイロ選手を下し2位で弟にタスキをつなぎました。
区間賞:東洋大学/服部勇馬(1時間07分04秒)
●3区
青学・秋山選手が先頭を走り、2位で兄からタスキを受けた東洋大・服部弾馬選手が懸命に秋山選手を追う形になりました。しかし、秋山選手は快走を続け、またしても青学がトップでタスキをつなぎ、東洋大は1分35秒差の2位でタスキを次走者へ。
区間賞:青山学院大学/秋山雄飛(1時間02分24秒)
●4区
青学・田村選手が先頭でスタート。2位は東洋大・小笹選手。3位争いは熾烈で、駒大・高木選手と山梨学院・田代選手が争う展開に。結果、青学・田村選手がトップ、2分28秒遅れで2位の東洋大・小笹選手、3位は山梨学院・田代選手が競り勝ちました。
区間賞:青山学院大学/田村和希(55分17秒)
●5区
往路の最後は「山上りの5区」。依然トップの青学・神野選手がタスキを受けスタート。前回大会では5区で区間賞を受賞した神野選手でしたが、箱根駅伝以降は疲労骨折などの故障により悔しい日々となりました。今大会では順調な走りを見せましたが、17km地点で脇腹を押さえ始め苦しい表情に。しかし、下りに入って調子が戻り、良いペースのままゴールテープを切り2年連続の往路優勝。しかも、大会11年ぶり、のべ14校目の往路完全優勝も達成しました。
2位は3分4秒差で東洋大、3位はトップと5分20秒差で駒大が入り、青学・東洋・駒大の3強がトップ3に。ちなみに、日大のダニエル・キトニー選手は青学・神野選手を上回るペースの力走で、14位から6位に順位をあげゴールし区間賞を獲得。
区間賞/日本大学/ダニエル・キトニー(1時間18分24秒)
なお、1月3日朝スタートの箱根→東京の復路について、トップとのタイム差が10分以上開いた9位以下は、大会の規定により一斉スタートとなります。
後記
なんと、今大会の往路では、青山学院大学が11年ぶりの往路完全優勝を達成しました!5区の途中、横っ腹を押さえ始めた神野選手でしたが、見事復活しゴールへ。
なかなか見ごたえがありましたが、3日は復路が待っています。青学は復路も首位を独占し総合優勝へと向かうのでしょうか?それとも、2位の東洋大、3位の駒大が青学を下すのでしょうか?復路も楽しみですね♪
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