目次
●2017年の課題図書
※ここでは参考までに、2017年の課題図書をご紹介します。
※リンク先の情報は、2021年4月4日時点のものです。すでに取り扱いが終了している場合もあるので、その際はご了承ください。
※最新の「夏休みの課題図書」はこちら。
※過去の「夏休みの課題図書」はこちら。
<小学校低学年の部(1・2年生)>
ばあばは、だいじょうぶ /1,404円/童心社/作 楠章子、絵 いしいつとむ
あらすじ
「つばさはだいじょうぶだよ」と、いつも頭をなでてくれる大好きなばあばが、「わすれてしまう病気」になってしまって…。
誰もが避けては通れない“老い”“死”“病”を、作者自身の介護経験を活かして描いた作品です。
なにがあってもずっといっしょ/1,296円/金の星社/作 くさのたき、絵 つじむらあゆこ
あらすじ
イヌのサスケはサチコさんが大好き。サチコさんはサスケの言葉がわかるから。ところがある日、サチコさんが帰ってこない!どこにいってしまったんだ!
イヌの目線で描かれた、イヌと飼い主の絆の物語です。
アランの歯はでっかいぞこわーいぞ/1,620円/BL出版/作 ジャーヴィス、訳 青山南
あらすじ
アランはこわーいワニの一族。でも、ジャングルのみんながアランをこわがるのは、アランの努力のたまものなんです。アランはうろこをみがき、つめをとがらせ、歯を1本につき10分もかけてみがいて出かけるからなんです…。
すばこ/ほるぷ出版/1,620円/著 キム・ファン、絵 イ・スンウォン
あらすじ
巣箱は、人が作った鳥の家。形も大きさもいろいろな巣箱は、もともとドイツの貴族の男性がはじめたことだったのです。
簡単にできる自然保護の1つ、巣箱について、作り方やその歴史、楽しみ方を描いたノンフィクション絵本です。
<小学校中学年の部(3・4年生)>
くろねこのどん/1,512円/理論社/著 岡野かおる子、絵 上路ナオ子
あらすじ
「ようい、どん」…えみちゃんがかけ声をかけると、パッとあらわれるねこ“どん”。
雨の日、風の日、雪の日にきまって遊びにくるねこの“どん”と、女の子の仲良しで自由な関係を描くお話しです。
空にむかってともだち宣言/1,404円/国土社/著 茂木ちあき、絵 ゆーちみえこ
あらすじ
ミャンマーからやってきた転校生。あいりはすぐに仲良くなるが、給食のときにちょっとした事件が発生。
それをきっかけに、クラスのみんなで“ミャンマーのこと”や“日本で暮らす難民”のことを学び始める…というお話です。
耳の聞こえないメジャーリーガー ウィリアム・ホイ/光村教育図書/1,512円/著 ナンシー・チャーニン/絵 ジェズ・ツヤ、訳 斉藤洋
あらすじ
「ストライク」「セーフ」…今では誰もが知っている、野球で審判がするジェスチャー。それ考えたのは、耳の聞こえないメジャーリーガーのウィリアム・ホイさんでした。
耳が聞こえなくても、メジャーリーガになり、審判のジェスチャーやチームサインなどを考案したウィリアム・ホイさんの伝記絵本です。
干したから… /1,512円/フレーベル館/文と写真・森枝卓士
あらすじ
世界中の干した食べ物が大集合!世界中を歩いた著者による“干したもの”の写真と、“干すこと”による利点を説明した本です。
<小学校高学年の部(5・6年生)>
チキン!/1,404円/文研出版/著 いとうみく、絵 こがしわかおり
あらすじ
言いたいことははっきり言う、転校生の真中さん。間違ってはいないけど、正直うざい…。だって、間違ったことなんてそこら中にあって、そういう中で僕らはガマンしたり、見て見ぬフリをして、毎日をクリアしているんだから…。
面倒ごとやトラブルをさけて生きてきた“気の弱い男の子”の、ゆるゆるした毎日が、転校生の真中さんの出現によって一変してしまう…というお話です。
ぼくたちのリアル/1,404円/講談社/著 戸森しるこ、絵 佐藤真紀子
あらすじ
スポーツ万能、性格良好、何をやっても誰よりもできる、学年一の人気者…そいつの名前は、秋山璃在(リアル)。幼なじみの飛鳥井渡(わたる)は、そんなリアルが大好き。でも、コンプレックスを感じずにはいられない…。
そんな小学校5年生の新学期、美しい転校生・川上サジがやってきた!
次第に友情を深めていく3人の、成長の物語です。
霧のなかの白い犬/あかね書房/1,512円/著 アン・ブース/絵 橘賢亀、訳 杉田七重
あらすじ
小さい頃から犬が大好きだったジェシー。祖母が白いシェパードを飼い始めて大喜び。しかし、認知症になった祖母は、何かにおびえるようになる…。
祖母を苦しめる原因を探ろうとするジェシー。そして、少女の悩みと祖母が体験した戦争の歴史が交差する…。悲しみと寛容を描いた物語です。
転んでも、大丈夫 ぼくが義足を作る理由/1,296円/ポプラ社/著 臼井二美男
あらすじ
1,000本以上の義足を作ってきた著者・臼井二美男さんが、義足を使う人のことを考えながら“使いやすさ”を追求する姿勢、義足にかける想いなどを綴った1冊です。
<中学生の部>
円周率の謎を追う 江戸の天才数学者・関孝和の挑戦/くもん出版/1,620円/著 鳴海風、絵 伊野孝行
あらすじ
関孝和は、円周率3.14がまだ使われていなかった江戸時代に、その謎を解明しようとした数学者。小学5年生の算数の教科書にはほぼ登場するものの、その偉業には触れられておらず、彼の成し遂げた業績を知らない人も多いようです。
本書では、関孝和の少年時代から壮年時代にかけての物語を通じ、当時の数学・和算や関孝和の業績をわかりやすく伝える1冊です。
ホイッパーウィル川の伝説/1,512円/あすなろ書房/著 キャシー・アッペルト、アリスン・マギー/訳 吉井知代子
あらすじ
妹のジュールズは11歳。石に惹かれる「石ガール」。姉のシルヴィは走るのが大好きな女の子。性格も体型も対照的だけど、2人は仲の良い姉妹。ところがある日、森へと走り出したままシルヴィは姿を消してしまうのです…。
ジュールズと父のつらい日々…不思議な力を持つキツネ「セナ」との出会い。そして悲しみを乗り越えるまでを描いた、スピリチュアル・ファンタジーです。
月はぼくらの宇宙港 /1,620円/新日本出版社/著 佐伯和人
あらすじ
人類が太陽系を開拓するための宇宙港として、注目を集めている「月」。本書は最新の資料を紹介しつつ、「月」を大解剖。また、人類と月の新しい関わり方も紹介しするなど、宇宙に興味がわく1冊です。
<高等学校の部>
フラダン /1,620円/小峰書店/著・絵 古内一絵
あらすじ
女子率の低い工業高校にある、女子率100%のフラダンス愛好会。そこに、4人の男子高校生が集められた。その目的は、男女混合の「フラガールズ甲子園出場」だ!
震災から5年後の福島を舞台に、フラガールズ甲子園に出場する高校生たちの物語です。
ストロベリーライフ/1,728円/毎日新聞出版/著 萩原浩
あらすじ
農業なんてかっこ悪い。田舎を飛び出し、フリーのグラフィックデザイナーとして働く恵介。しかし、近頃はめっきり仕事が少なくなった。そんな恵介に飛び込んできた、父が倒れたという知らせ…。
イチゴの収穫を手伝うため、実家に戻った恵介。母親にはイチゴ農家を継げと迫られるも、妻は猛反対。デザイナーの仕事は…実家はどうする!?
30代…人生の岐路に立たされた男の、等身大の物語です。
犬が来る病院 命に向き合う子どもたちが教えてくれたこと /1,620円/KADOKAWA/著 大塚敦子
あらすじ
日本で初めて、小児病棟にセラピー犬の訪問を受け入れた医療機関である「聖路加国際病院」。本書は著者が取材の中で出会った4人の子どもたちと、セラピー犬の関りやスタッフたちの取り組みを描いたノンフィクション作品です。
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