春は桜…薄ピンク色の花びらが乱れ咲く美しい季節は、陽光降り注ぐ昼でも、ぼんやりライトアップされた夜でも、ロマンティックな雰囲気が満載です!
しかも、満開の桜は、何とも言えないウキウキした気持ちにさせてくれますよね。
そこで今回は、お花見デートにもぴったりの、電車で行ける東京都内23区の桜の名所をご紹介します♪
目次
●千鳥ヶ淵周辺
皇居の北西を取り囲む千鳥ヶ淵には、周辺の公園も含めると1,000本もの桜が植えられており、毎年春にはボートや散策などでお花見を楽しむ人たちで賑わいます。
お堀の淵に枝を張り出すようにして咲くソメイヨシノやオオシマザクラなどの花は、夜にはライトアップされて昼間とは一味違った幻想的な雰囲気を醸し出します。
なお、2024年3月22日(金)~4月2日(火)の期間は「千代田のさくらまつり」を開催。夜間のライトアップや、千鳥ヶ淵ボート場が夜間特別営業されます。
※こちらは2022年の様子。
千鳥ヶ淵ボート場緑道も、満開をむかえました! pic.twitter.com/bdgcD8evez
— 千鳥ヶ淵ボート場 (@chidori_boat) March 28, 2022
<見頃>
3月下旬~4月上旬
<所在地>
東京都千代田区九段南・三番町
<時間>
常時開放
※ライトアップは千代田のさくらまつり期間中の日没(18時)~22時まで
<休み>
無休
<料金>
無料
<注意事項>
宴会禁止(シート・酒類の持ち込み禁止)
<アクセス>
東京メトロ「九段下駅」より徒歩5分
●靖国神社
毎年東京の桜の開花宣言の基準となる標本木をはじめ、約400本の桜が咲く靖国神社。年間を通じて多くの参拝客が訪れますが、桜の時期は特に花見客で込み合います。
なお、2024年3月22日(金)~4月2日(火)の期間は「千代田のさくらまつり」を開催。
<見頃>
3月下旬~4月上旬
<所在地>
東京都千代田区九段北3-1-1
<時間>
6~18時
<休み>
無休
<料金>
無料
<注意事項>
外苑以外での宴会は不可
<アクセス>
東京メトロ「九段下駅」より徒歩5分
●芝公園
明治6年開園の歴史ある公園。クスノキやケヤキなどの大木にまじって、ソメイヨシノやヤマザクラなどの桜が約140本ほど花をつけます。会社帰りに手軽に夜桜を観賞できるスポットとして、周辺のサラリーマンに人気。
また、桜と東京タワーを一度に望めるロケーションは、東京ならではです。
<見頃>
3月下旬~4月中旬
<所在地>
東京都港区芝公園4-10-17
<時間>
常時開放
<休み>
なし
<料金>
無料
<注意事項>
園内火気厳禁、カラオケ・テント禁止、ゴミは持ち帰ること
<アクセス>
都営地下鉄三田線「芝公園駅」より徒歩すぐ
●東京ミッドタウン
元防衛庁本庁檜町庁舎の跡地を複合施設として再開発。防衛庁時代から残る約45本の桜に、新たに植樹したものを加え約150本の桜並木が楽しめます。
道路に大きく張り出して咲いている箇所は、まるで花のトンネルのよう!
なお、2024年3月15日(金)~4月14日(日)までの期間はミッドタウンガーデンにて、「Midtown Blossom2024」を開催。
また、同期間には夜間のライトアップもあるので、夜桜デートにはぴったりです。
<見頃>
3月下旬~4月中旬
<所在地>
東京都港区赤坂9-7-1ほか
<時間>
12:00~20:00
※金・土および桜満開時は21時まで
<アクセス>
東京メトロ日比谷線「六本木駅」から徒歩すぐ
●新宿御苑
元高遠藩内藤家の下屋敷で、現在は自然豊かな東京都民の憩いの場として親しまれている新宿御苑。大都会の真っただ中に、まるでエアポケットのように存在する不思議な空間には、65種類もの桜の木が植えられています。
なお、3月上旬に見ごろを迎える「河津桜」に始まり、4月初めごろには遅咲きのカンザン(関山)やイチヨウ(一葉)が咲き始めるなど、4月下旬までさまざまな桜を楽しめます。
<見頃>
3月中旬~4月下旬
<所在地>
東京都新宿区内藤町11
<時間>
9時~17時30分
<休み>
月曜(祝日の場合は翌平日休)
年末年始(12月29日~1月3日)
※春の特別開園時期(3月25日~4月24日)は無休
<料金>
一般500円・65歳以上250円
学生(高校生以上)250円
小人(中学生以下)無料
<注意事項>
酒類持込禁止、遊具類使用禁止
<アクセス>
・東京メトロ丸の内線「新宿御苑前駅」「新宿三丁目駅」より徒歩5分
・JR中央線「千駄ヶ谷駅」より徒歩5分
●江戸川公園
神田川沿いに咲く桜並木が美しい江戸川公園。神田川は明治以降、昭和40年まで「江戸川」と呼ばれており、そこから今の名前が付けられました。
この「江戸川公園」は、古くから東京の桜の名所として知られ、毎年開花の時期になると花見客で賑わいます。品種はソメイヨシノが多く、街路樹も含め約230本の桜が咲き誇ります。
<見頃>
3月下旬~4月上旬
<所在地>
東京都文京区関口2-1
<時間>
常時開放
<休み>
無休
<料金>
無料
<注意事項>
火気厳禁、ブルーシートなどでの場所取り禁止、夜間の迷惑行為禁止
<アクセス>
東京メトロ有楽町線「江戸川橋駅」から徒歩すぐ
●上野恩賜公園
上野恩賜公園は、江戸時代から続く桜の名所。天海大僧正によって寛永寺が創設された折に、上野の山に桜を植えたことが始まりと言われています。ソメイヨシノ、ヤマザクラ、カンヒザクラなど約800本の桜が一斉に花をつけている様はためいきものです。
なお、3月中旬~4月中旬にはぼんぼりでライトアップもされ、屋台も軒を連ねるのでお祭り気分も楽しめます。
<見頃>
3月下旬~4月上旬
<所在地>
東京都台東区上野公園5-20
<時間>
5~23時
<休み>
無休
<料金>
無料
<注意事項>
火気の使用厳禁
<アクセス>
JR「上野駅」から徒歩すぐ
●隅田公園
瀧廉太郎作曲の童謡「花」にも歌われた隅田川の桜並木。「隅田川の千本桜」とも呼ばれるこの名所は、徳川第八代将軍・吉宗公が植えたことが始まりという歴史ある場所です。そして、周辺の村民によってさらに桜の木が植えられ、今のような立派な桜並木になりました。
なお、2024年3月16日(土)~4月7日(日)の期間は「墨堤さくらまつり」を開催。同期間中は日没からぼんぼりも点灯されて、昼間とは違った幻想的な雰囲気。東京スカイツリーと桜のコラボも楽しめるロケーションです。
<見頃>
3月下旬~4月上旬
<所在地>
東京都墨田区向島1~向島5
<時間>
常時開放
※ライトアップは「墨堤さくらまつり」開催期間中
<休み>
なし
<料金>
無料
<注意事項>
園内は火気厳禁
<アクセス>
・東京メトロ銀座線「浅草駅」より徒歩5分
・都営地下鉄浅草線「本所吾妻橋駅」より徒歩7分
●仙台堀川公園
四季折々の花が咲く都内一の親水公園。900mにもおよぶ桜並木が夜桜の名所として知られています。
代表的なソメイヨシノのほか、3月下旬には早咲きのカンヒザクラが先に花をつけ始め、近隣の人たちの目を楽しませてくれます。なお、開花の時期に合わせてちょうちんの点灯も。
<見頃>
3月下旬~4月上旬
<所在地>
東京都江東区北砂6~東陽6
<時間>
常時開放
※開花に合わせて3月下旬~4月上旬にちょうちん点灯
<休み>
なし
<料金>
無料
<注意事項>
ゴミは持ち帰りのこと
<アクセス>
東京メトロ東西線「南砂町駅」より徒歩10分
●目黒川
大橋から下目黒にかけて約4kmにも渡って続くソメイヨシノの桜並木。全国1位の人気を誇るお花見スポットで、毎年多くの人たちで込み合います。
また、近隣に立ち並ぶショップでの買い物も人気の秘密。お花見ついでにショッピングも楽しめます。
なお、2024年3月30日(土)・31日(日)は、地元商店街による「目黒イーストエリア桜まつり」を開催。
また、2024年3月23日(土)~24日(日)の期間は、「中目黒桜まつり」を開催。期間中は夜間のライトアップもあります。
<見頃>
3月下旬~4月上旬
<所在地>
東京都目黒区大橋~下目黒
<時間>
常時開放
<休み>
無休
<料金>
無料
<注意事項>
駐車場なし
<アクセス>
・JR山手線「目黒駅」より徒歩5分、東急目黒線「不動前駅」より徒歩5分
・東急東横線・東京メトロ日比谷線「中目黒駅」より徒歩2分、東急田園都市線「池尻大橋駅」より徒歩2分
●池上本門寺
日蓮宗の宗祖・日蓮聖人が入滅(臨終)した跡地に建てられたお寺で、境内の五重塔に続く参道の脇に咲く桜が有名。
なお、2024年4月6日(土)・7日(日)は「池上本門寺春まつり」が開催され、コンサートなどのイベントが行われますまた、期間中、通常は非公開の五重塔が開帳されます。
<見頃>
3月下旬~4月上旬
<所在地>
東京都大田区池上1-1-1
<時間>
常時開放
<休み>
無休
<料金>
無料
<注意事項>
境内は飲食・宴会禁止
<アクセス>
東急池上線「池上駅」より徒歩10分
●砧公園
広々とした芝生が広がるピクニックにぴったりのスポット。公園内のファミリーパークが桜の名所となっており、幹周3mを超えるソメイヨシノの巨木は一見の価値あり。その他にも大きな桜の古木が多くあり、見応えは抜群です。
なお、夜間のライトアップは特にありませんが、遊歩道にある街灯に夜桜が照らされて、なんとも幻想的です。
<見頃>
3月下旬~4月上旬
<所在地>
東京都世田谷区砧公園1-1
<時間>
常時開放
<休み>
無休
<料金>
無料
<注意事項>
火気厳禁、ゴミは持ち帰り、カラオケ・バーべキュー・テント・ファミリーパーク内への自転車の乗り入れ・ペットの同伴禁止
<アクセス>
東急田園都市線「用賀駅」より徒歩20分
●都立代々木公園
都心にあるにもかかわらず、喧騒から切り離された静けさが漂う都立代々木公園。四季の植物にあふれ、のんびりとした雰囲気を味わうことができます。
なお、芝生に寝転がって桜を観賞できる中央広場のほか、渋谷門近くには桜のトンネルのような見どころもあります。
売店の他、土・日にはキッチンカーなどがやってくるため、お花見しながら手軽なランチを味わうことも。野鳥のために保護柵を巡らしてある箇所では、バードウォッチングが楽しめます。
<見頃>
3月下旬~4月上旬
<所在地>
東京都渋谷区代々木神園町2-1
<時間>
常時開放
<休み>
無休
<料金>
無料
<注意事項>
園内火気厳禁
<アクセス>
JR山手線「原宿駅」より徒歩3分、東京メトロ千代田線「代々木公園駅」より徒歩2分
●飛鳥山公園
飛鳥山公園は、徳川第八代将軍・吉宗公が享保の改革の一環として桜を植樹し、庶民に開放してから現在までずっと、江戸・東京都民の目を楽しませてきた歴史ある桜の名所。
夜間にはボンボリの点灯もあり、夜桜の観賞にたくさんの人が訪れます。ソメイヨシノ、サトザクラ、カンヒザクラなど約600本の桜が美しく咲き誇る様子は圧巻です。
<見頃>
3月下旬~4月上旬
<所在地>
東京都北区王子1-1-3
<時間>
常時開放
※ライトアップは開花期間中の21時まで
<休み>
なし
<料金>
無料
<注意事項>
21時以降の宴会禁止
<アクセス>
JR京浜東北線「王子駅」より徒歩すぐ
●石神井公園
ゆったりと落ち着いた三宝寺池の周囲を散策しながら静かに花を楽しんだり、石神井池でボートに乗りながら水面に浮かぶ桜を眺めたり、色々なスタイルの花見を楽しむことができる石神井公園。
品種は主にソメイヨシノ、ヤマザクラ、サトザクラの3種で、約350本の木が少しずつ時期をずらしながら枝いっぱいに花を咲かせます。なお、サージスセンター横の並木も人気のスポットです。
<見頃>
3月下旬~4月上旬
<所在地>
東京都練馬区石神井台1-26-1
<時間>
常時開放
※石神井池ボート場は9時30分~16時30分
<休み>
無休
※石神井池ボート場は木曜休み
<料金>
来園無料
※ローボート(大人3人まで)
→30分ごと/500円
※サイクルボート(大人2人・小人1人まで)
→30分/700円
※スワンボート(大人2人・小人2人まで)
→30分/800円
<注意事項>
園内火気厳禁
<アクセス>
西武池袋線「石神井公園駅」より徒歩7分
後記
コンクリートジャングルと言われる東京ですが、意外と桜の名所が多いんです。大規模な公園はもちろんですが、ちょっとした公園やなんてことはない川沿いだったり、いろいろなところで桜を目にする機会が多い気がします(※体感です)。
とはいえ、名所と言われる場所はさすがに大規模なだけあって、見事な桜がたくさん咲いています。まさに「桜の乱れ咲き」と言う感じ。夜桜のライトアップも幻想的なので、春のお花見デートにはもってこいですね♪
なかでも今回ご紹介した東京23区内の桜の名所は、電車で気軽に行ける場所ばかりです。昼間ならお弁当を持ってピクニック気分で行くお花見もいいし、夜桜を見た後にディナーやお酒を楽しんで帰るのもよさそう。
是非、お花見を組み込んだデートプランで、楽しいひと時をお過ごしください。
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