2020年2月26日(水)、地方移住を支援するNPO法人・ふるさと回帰支援センターが、「移住希望地域ランキング」を発表しました。
このランキングは、ふるさと回帰支援センター来場者を対象に行われた調査結果をまとめたもの。
地方移住を考えてる人にとっては、参考になるランキングかもしれません。
そこで今回は、ふるさと回帰支援センター発表の、
・移住希望地域ランキング2019
・年代別移住希望地ランキング2019
・歴代ランキング(2014~2018)
などをご紹介します。
※「田舎暮らしの本」2020年2月号が発表したランキングは、こちらの記事をご覧ください。
●移住希望地ランキングトップ20
2020年2月26日(水)、地方移住を支援するNPO法人・ふるさと回帰支援センターが、「移住希望地域ランキング2019」を発表しました。
このランキングは、移住相談のためにふるさと回帰支援センターを訪れた来場者を対象に実施されたアンケート結果をまとめたもの。
実際に地方移住を考えている人にとっては、参考になるランキングではないでしょうか。
それでは、「移住希望地域ランキング2019」のトップ20をご紹介します。
1位/長野県
2位/広島県
3位/静岡県
4位/北海道
5位/山梨県
6位/福岡県
7位/新潟県
8位/佐賀県
9位/高知県
10位/愛媛県
11位/大分県
12位/福島県
13位/和歌山県
14位/香川県
15位/群馬県
16位/山口県
17位/宮城県
18位/富山県
19位/宮崎県
20位/山形県
地方移住=田舎暮らしというイメージが強いかもしれませんが、近頃はその様相もかわってきており、従来の農村・山村などの“田舎暮らし”だけでなく、現在の生活スタイルと大きく変わらず仕事も見つけやすい、県庁所在地・中核市などの“地方都市暮らし”のニーズが高まっているそうです。
このニーズの高まりには「なるほど」とうなずけるものがあります。というのも、私自身も東京→地方都市への移住者なもので(笑)
ありていに言えば、通勤時の満員電車やどこに行っても人が多い…ということにうんざりした口で、地方都市への移住を考え始めました。結果、現在は快適に暮らしています。
なお、20~30歳代の相談が5割を超えているものの、2019年は40~60歳代の中高年層の相談が微増とのこと。その背景には、今後の生活費に不安を抱えた中高年層が、生活コストを下げるために地方移住を考えている…という理由があるようです。
<調査概要>
調査対象
・ふるさと回帰支援センター(東京)の利用者
・相談会やセミナーなどの参加者
調査手法
上記対象者へのアンケート
調査期間
2019年1月6日~12月27日
回答数/11,458件(複数回答)
●年代別移住希望希望地ランキング
※ここでは、年代別移住希望地ランキング2019のトップ10をご紹介します。
<20代以下>
1位/広島県(11.0%)
2位/新潟県(10.0%)
3位/佐賀県(9.0%)
4位/北海道(8.1%)
5位/静岡県(7.9%)
6位/長野県(7.8%)
7位/群馬県(7.1%)
7位/福岡県(7.1%)
9位/福島県(6.3%)
10位/山梨県(6.3%)
<30代>
1位/長野県(12.5%)
2位/広島県(10.9%)
3位/北海道(9.2%)
4位/静岡県(8.7%)
5位/佐賀県(7.7%)
6位/福岡県(7.0%)
7位/山梨県(6.7%)
8位/新潟県(6.5%)
9位/高知県(5.9%)
10位/宮城県(5.9%)
<40代>
1位/長野県(13.1%)
2位/広島県(10.9%)
3位/北海道(10.9%)
4位/静岡県(10.8%)
5位/大分県(7.4%)
6位/山梨県(7.2%)
6位/高知県(7.2%)
8位/愛媛県(6.8%)
9位/福岡県(6.6%)
10位/香川県(6.4%)
<50代>
1位/長野県(13.0%)
2位/北海道(11.3%)
3位/広島県(11.0%)
4位/静岡県(10.5%)
5位/山梨県(8.2%)
6位/愛媛県(7.0%)
7位/大分県(6.9%)
8位/高知県(6.7%)
9位/福岡県(6.2%)
10位/和歌山県(6.2%)
<60代>
1位/長野県(12.7%)
2位/北海道(12.1%)
3位/山梨県(11.2%)
4位/静岡県(11.2%)
5位/広島県(8.2%)
6位/大分県(7.1%)
7位/神奈川県(7.0%)
8位/福島県(6.5%)
9位/福岡県(6.3%)
10位/高知県(6.2%)
<70代以上>
1位/静岡県(14.5%)
2位/北海道(13.8%)
3位/山梨県(11.7%)
4位/広島県(10.1%)
5位/長野県(9.6%)
6位/大分県(9.1%)
7位/神奈川県(7.8%)
8位/高知県(7.5%)
9位/栃木県(7.0%)
10位/愛媛県(6.5%)
●歴代移住希望地ランキング
※ここでは参考までに、歴代(2014年~)の移住希望地ランキングトップ10をご紹介します。
<2018年>
1位/長野県
2位/静岡県
3位/北海道
4位/山梨県
5位/新潟県
6位/広島県
7位/福岡県
8位/富山県
9位/宮崎県
10位/福島県
10位/佐賀県
10位/大分県
※回答数/9,776件
<2017年>
1位/長野県
2位/山梨県
3位/静岡県
4位/広島県
5位/新潟県
6位/福岡県
7位/岡山県
8位/福島県
9位/宮崎県
10位/富山県
※回答数/8,498
<2016年>
1位/山梨県
2位/長野県
3位/静岡県
4位/広島県
5位/福岡県
6位/岡山県
7位/大分県
8位/新潟県
9位/長崎県
10位/宮崎県
※回答数/6,777
<2015年>
1位/長野県
2位/山梨県
3位/島根県
4位/静岡県
5位/岡山県
6位/広島県
7位/高知県
8位/秋田県
9位/大分県
10位/宮崎県
※回答数/4,325
<2014年>
1位/山梨県
2位/長野県
3位/岡山県
4位/福島県
5位/新潟県
6位/熊本県
7位/静岡県
8位/島根県
9位/富山県
10位/香川県
※回答数/2,885
出典:「NPO法人 ふるさと回帰支援センター」プレスリリース
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