広大な太平洋に面した鹿島灘を有する茨城県には、春先から初夏にかけて絶好の潮干狩りスポットがいくつかあります。
そのほとんどはアサリがメインとなりますが、鉾田市にある大竹海岸では、砂浜に放流したハマグリが採り放題の「ハマグリまつり」を期間限定で開催。
そこで今回は、茨城県鉾田市大竹海岸の「はまぐり祭り」について、施設の詳細や料金、ハマグリをより多くGETするための攻略法などをご紹介します♪
※その他のエリアについては、こちらのページからご覧ください。
●大竹海岸(はまぐり祭り)
太平洋に面した鹿島灘を有する茨城県は、人気の潮干狩りスポットがいくつかあります。なかでも、注目なのがサラサラの砂に埋め尽くされた長く続く砂浜や、遠浅の澄んだ海が「いばらきのゴールドコースト」と呼ばれている茨城県鉾田市の大竹海岸です。
そして、この大竹海岸では、「海の家・山田売店」主催の「はまぐり祭り」(4月~5月の毎週土日祝開催)が大人気です。この「はまぐり祭り」は、大竹海岸の初夏の恒例イベントとして定着しています。
何が人気かというと、ズバリ!「ハマグリ採り放題」だからです!1日2回、参加者の目の前でハマグリが放流され、合図によって一斉に潮干狩りをスタートというユニークなイベントです。
なお、「はまぐり祭り」では、潮干狩りの好適日に影響する潮汐に関係なく、波打ち際にハマグリが放流されます。ただし、海の状況(悪天候)によってはイベントが中止になる場合もありますので、お出かけの際は天気予報を十分確認してください。
はまぐり祭り攻略法
大竹海岸の「はまぐり祭り」は年々人気を呼んでおり、参加する人はかなりの数にのぼります。そのため、特に人手が増えるゴールデンウィーク期間中は、潮干狩りというよりも「ハマグリ拾い」「ハマグリ争奪戦」になる模様。
戦いを制するポイントは、
・ハダシで参戦(海水浴場なので整備されているため、ケガをする心配はない。心配なら地下足袋がおすすめ)
・足の速さ(撒かれたハマグリをダッシュで拾いに行ける脚力が大事。ハダシなら早く走れる)
・手数を増やす(お父さん・お母さん・子どもたち…手は多い方がいい)
・待機場所(ハマグリが撒かれる場所を確認し、近い場所で待機する)
この4点です。
ハマグリが撒かれる時間より1時間前には浜辺で待機していた方がよいとの情報も…。普通の潮干狩りだと思って行くと、全然ハマグリが採れないなんてことになる場合もあるようなのでご注意ください。
ただ、初夏とはいえ、遮るものがない浜辺で待機するのは日差しへの対策も怠れません。水分補給は欠かさず、帽子や日傘などの日除けも忘れずに準備してください。
はまぐり祭り詳細
<開催期間>
2024年4月20日(土)~5月26日(日)
※毎週土日祝日のみ開催
<貝の種類>
ハマグリ(1日2回放流)
<放流時間>
10:00/13:30
※1日2回
①ハマグリの放流時間までは砂浜で自由に遊ぶことができます。
②アナウンスがあるので、待機ラインまで下がりましょう。
③砂浜にハマグリマシーンが現れ、ハマグリを撒きながら通過していきます。
④合図で一斉に潮干狩りスタートです。
<施設>
・トイレ
・更衣室
・休憩室
・コインロッカー(100円)
・温水シャワー(100円)
・駐車場あり台(無料)
※潮干狩り用品の貸し出しはありません。「海の家・山田売店」で販売していますが、売り切れてしまう場合もあるため、持参した方が良さそうです。
※潮干狩り用品を持参する場合、柄の長さ50cm未満、金具部分の幅は20cm未満で網袋のついていないものに限られます。
※名物の焼きハマグリも味わえる食事処あり。お土産のハマグリも販売しています。
※予約すれば手ぶらでバーベキューもできます(10名以上から予約可能、中学生以上3,000円、子ども(小学生以上)1,500円)。
<料金>
大人(中学生以上)/2,000円
子ども(4歳以上) /1,000円
<場所>
茨城県鉾田市大竹1326-4
<アクセス/電車>
・鹿島臨海鉄道鹿島大洗線「新鉾田駅」から車で20分
※公共交通機関はありませんので駅からはタクシーをご利用ください
<アクセス/車>
・北関東自動車道「水戸大洗IC」から20分
・東関東自動車道「潮来IC」から30分
・常磐自動車道「千代田石岡IC」から40分
※GW期間中は混雑が予想されますので、余裕をもって出発しましょう!
<問い合わせ>
海の家*山田売店
050-3395-3964
<マップ>
●潮干狩りの便利グッズ
ここでは、潮干狩りをする際にあると便利なグッズをいくつかご紹介していきます。
<潮干狩りセット>
熊手、スコップ、伸縮性のバケツ、ネット、潮干狩りの必需品4点がセットになっています。
<マリンシューズ>
意外と忘れがちな足元の装備。長靴は動きずらいし、ビーチサンダルだと脱げてしまう。そこで、マリンシューズ!足場が悪くても滑りにくく、脱げにくい構造のマリンシューズは、潮干狩りにおすすめです。
<スマホの防水ケース>
スマホの防水ケースは、マリンレジャーに欠かせません。思わぬ故障を招かぬためにも、防水ケースは必需品です。
浮く スマホ 防水ケース 7.2インチ以下全機種 ネックストラップ付き
<防水・防汚シートカバー>
車で潮干狩りに行くなら、気を付けたいのが車内の汚れ。濡れた砂がシートにこびりついたら、素材によってはシミになってしまう場合も!
車内をキレイに保つためにも、防水・防汚シートを用意しておくのも得策です。
※アサリの砂出しや保存方法については、こちらの記事をご覧ください。
潮干狩り2024/アサリの砂出しや保存方法と潮干狩りでとれる貝
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