2020年1月2日(木)・3日(金)、学生駅伝の最高峰「第96回箱根駅伝2020」が開催されます。
この「第96回箱根駅伝2020」では、シード校10校+予選突破校10校、関東学生連合を合わせた21チームが出場し、頂点を目指します。
さて、本記事で紹介する神奈川大学は、前回大会で往路18位・復路11位・総合16位でした。シード権獲得とはなりませんでしたが、予選会を2位で突破し、本選出場を決めました。今大会ではどのような走りを見せてくれるのか注目です。
そこで今回は、「第96回箱根駅伝2020」の出場校・神奈川大学の、
・エントリー選手一覧
・チームデータ
・箱根駅伝2020往路の結果
・箱根駅伝2020復路の結果
・過去大会の結果
などをご紹介します。
※2019年12月10日:エントリー選手追記
※箱根駅伝関連記事はこちら。
※箱根駅伝ランナーの進路(外部サイト)。
目次
●神奈川大学の特徴は?
第26回大会(1950年)に初出場した神奈川大学は、前身の横浜専門学校時代を含めると48回出場しており、第73回(1997年)で箱根駅伝初優勝、翌年の第74回(1998年)で2連覇を果たしました。
しかし、その後の成績は今一つ振るわなかった神奈川大学。順位は2桁続きで、シード権の獲得すらままなりませんでした。第92回大会(2016年)では、9区でタイムオーバーにより10区繰り上げスタート…母校のタスキを繋ぐことができず、屈辱を味わっています。
そんな神奈川大学が一変。第93回大会(2017年)では5位へと躍進し、12年ぶりのシード権を奪取。翌年の駅伝シーズンにもその快進撃は続き、出雲駅伝では6位、全日本大学駅伝では20年振りの優勝を達成しました。
そのままの勢いで、箱根駅伝も優勝に絡んでくるか…!と大注目を浴びたものの、結果は13位に終わりました。
そして、前回大会(第95回箱根駅伝2019)も振るわず、16位に沈んでいます。
神奈川大学の目標順位は10位以内。エースの不在感が否めない神奈川大学。シード権獲得がチーム再浮上のきっかけとなりそうです。
<チームデータ>
神奈川大学
優勝2回・9年連続50回目の出場
創部/1933年
練習拠点/神奈川県横浜市神奈川区
三大駅伝優勝回数
出 雲/0回(最高2位)
全日本/3回
箱 根/2回
※往路/3回 復路/1回
在籍した主なOB
近藤重勝、市川大輔、高嶋康司
中野幹生、下里和義、鈴木健吾
タスキの色/プラウドブルー(紫紺)
<近年の学生三大駅伝の戦績>
2019年1月の箱根駅伝では、往路18位・復路11位・総合16位。
2019年10月の出雲駅伝は不出場、2019年11月の全日本大学駅伝は不出場。
<監督>
大後栄治(だいごえいじ)
1964年11月21日生まれ
神奈川県川崎市出身。日本体育大学庄原高等学校から日本体育大学へ進学。故障が原因で満足に走ることができず、上級生の助言もあり選手ではなくマネージャーに転向。
なお、大学院卒業後は神奈川大学のコーチに就任。箱根路から遠ざかっていた陸上部の改革に乗り出す。監督に就任した1997年と翌年の1998年に箱根路制覇を果たす。2002年に人間科学部の教授就任。
●箱根駅伝2020のエントリー選手一覧
※ここでは、2019年12月10日(火)に発表された「第96回箱根駅伝2020」のエントリー選手をご紹介します。なお、区間エントリーについては、大会直前に発表があり次第追記します。
※全チームのエントリーリストはこちら。
エントリー選手
安藤駿(4年)
荻野太成(4年)
越川堅太(4年)
古和田響(4年)
日野志朗(4年)
森淳喜(4年)
安田共貴(4年)
井手孝一(3年)
小笠原峰士(3年)
北﨑拓矢(3年)
川口慧(2年)
西方大珠(2年)
呑村大樹(2年)
安田響(2年)
鈴木玲央(1年)
古市祐太(1年)
主将/安藤駿(4年)
選手詳細
安藤駿(あんどうしゅん)
学 年/4年
出身校/秋田工(秋田)
荻野太成(おぎのたいせい)
学 年/4年
出身校/加藤学園(静岡)
箱根駅伝の過去戦績
2019年/6区7位
2018年/5区20位
越川堅太(こしかわけんた)
学 年/4年
出身校/東京実(東京)
箱根駅伝の過去戦績
2019年/2区15位
2018年/3区11位
2017年/3区15位
古和田響(こわだひびき)
学 年/4年
出身校/綾部(京都)
日野志朗(ひのしろう)
学 年/4年
出身校/佐久長聖(長野)
森淳喜(もりじゅんき)
学 年/4年
出身校/広島皆実(広島)
安田共貴(やすだともき)
学 年/4年
出身校/大牟田(福岡)
箱根駅伝の過去戦績
2018年/6区9位
井手孝一(いでこういち)
学 年/3年
出身校/鳥栖工(佐賀)
箱根駅伝の過去戦績
2019年/3区9位
小笠原峰士(おがさわらたかし)
学 年/3年
出身校/松山商業(愛媛)
箱根駅伝の過去戦績
2019年/5区22位
北﨑拓矢(きたさきたくや)
学 年/3年
出身校/関大北陽(大阪)
箱根駅伝の過去戦績
2019年/9区4位
川口慧(かわぐちけい)
学 年/2年
出身校/美方(福井)
西方大珠(にしかたたいじゅ)
学 年/2年
出身校/浜松商(静岡)
呑村大樹(のみむらだいき)
学 年/2年
出身校/大阪(大阪)
安田響(やすだひびき)
学 年/2年
出身校/益田清風(岐阜)
箱根駅伝の過去戦績
2019年/8区15位
鈴木玲央(すずきれお)
学 年/1年
出身校/秋田工(秋田)
古市祐太(ふるいちゆうた)
学 年/1年
出身校/関西大北陽(大阪)
※エントリー選手一覧および、選手情報詳細については、関東学生陸上競技連盟発表資料および関連書籍等を元に作成。
●箱根駅伝2020の結果
※「第96回箱根駅伝2020」の結果は、判明次第追記します。
●参考:箱根駅伝2019の結果
<往路>
※神奈川大学は、往路18位です。
参考:チームの区間記録
1区/我那覇和真(3年)/1:02:34(’15年)
2区/鈴木健吾(4年) /1:07:26(’18年)
3区/高津智一(2年) /1:03:32(’96年)
4区/大塚倭(4年) /1:02:21(’18年)
5区/大野日暉(3年) /1:16:05(’17年)
※記載の区間記録は現行コースのもの
<復路>
※神奈川大学は、復路11位、総合16位です。
参考:チームの区間記録
6区/鈴木祐希(3年) /0:59:46(’17年)
7区/吉村尚悟(1年) /1:03:20(’01年)
8区/林健太郎(4年) /1:05:15(’01年)
9区/高嶋康司(3年) /1:10:10(’97年)
10区/内野雅貴(4年) /1:10:22(’05年)
※記載の区間記録は現行コースのもの
●参考:箱根駅伝2018の結果
<往路>
※神奈川大学は、往路15位です。また、大塚倭選手が4区区間新記録を獲得。
※往路・復路ともに、関東学生陸上競技連盟発表の公式記録を記載しています。
<復路>
※神奈川大学は、復路9位、総合13位です。
※箱根駅伝関連記事はこちら。
※箱根駅伝ランナーの進路(外部サイト)。
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