2023年1月2日(月)・3日(火)に開催、学生駅伝の最高峰「第99回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝2023)」。
この「第99回箱根駅伝2023」で頂点を目指すのは、シード校10校+予選突破校10校、関東学生連合を合わせた21チームです。
さて、本記事で紹介する中央大学は、前回大会(第98回箱根駅伝2022)で往路6位・復路8位、総合6位と、10年ぶりにシード権内に返り咲きました。
今大会ではトップ3に食い込めるのか、注目です。
そこで今回は、「第99回箱根駅伝2023」の出場校・中央大学の、
・エントリー選手一覧
・チームデータ
・箱根駅伝2023往路の結果
・箱根駅伝2023復路の結果
・過去大会の結果
などをご紹介します。
※2022年12月10日:メンバーエントリー発表
※2022年12月29日:区間エントリー発表
※2023年1月2日:区間エントリー変更反映
※2023年1月3日:区間エントリー変更反映
※箱根駅伝関連記事はこちら。
目次
●中央大学の特徴は?
第2回大会(箱根駅伝1921)から出場している中央大学は、優勝回数14回を数える駅伝の名門校です。
とはいえ、強かったのは1960年代までの話。14回の優勝の内、13回目は1963年で、それから30年以上の時を経た1996年に14回目の優勝…。
以降、優勝争いに絡むことはありませんでしたが、シード権は安定して獲得していました。
ところが、第89回大会(箱根駅伝2013)の本選で棄権。翌年からはシード落ちが続きました。
そして、第93回大会(箱根駅伝2017)の予選会ではわずか44秒差で11位に沈み、初めて本選出場を逃す結果で、87回の連続出場の歴史が途絶。
しかし、翌年の第94回大会(箱根駅伝2018)は、予選会を3位通過で箱根路に返り咲きました。
その後は連続出場を継続しているものの、シード権を獲得することができず、予選会を通過して本選に出場する…という形が続いてきました。
そんな中央大学が、前回大会(第98回箱根駅伝2022)では往路6位・復路8位、総合6位と、10年ぶりにシード権内に返り咲き。
また、2022シーズンの出雲駅伝は3位、全日本大学駅伝は7位と、如才ない位置につけています。
今季箱根駅伝では、シード権獲得はもとより、より上位を目指せるかに注目です。
<チームデータ>
中央大学
優勝14回・6年連続96回目の出場
創部/1920年
練習拠点/東京都八王子市
三大駅伝優勝回数
出 雲/0回(最高2位)
全日本/0回(最高2位)
箱 根/14回
在籍した主なOB
佐藤信之、藤原正和、山本亮
高橋憲昭、上野裕一郎、堀尾謙介
タスキの色/赤
<近年の学生三大駅伝の戦績>
2022年1月の箱根駅伝では、往路6位・復路8位・総合6位。
2022年10月の出雲駅伝は3位、11月の全日本大学駅伝は7位。
<監督>
藤原正和(ふじわらまさかず)
1981年3月6日生まれ
兵庫県神崎郡大河内町(現・神河町)出身。高校は駅伝の強豪校・西脇工業高等学校に進学。第49回全国高校駅伝では2区4位と、同校2年連続7度目の優勝に貢献。
高校卒業後は中央大学に進み、長距離トラック種目や駅伝で活躍。学生3大駅伝(出雲・全日本・箱根)は大学4年間全てに出場。
箱根駅伝の戦績は、1年時5区区間賞、2年時5区2位、3年時5区3位、4年時2区区間賞と、華々しい成績を残した。
なお、第79回箱根駅伝2003終了後の3月(大学卒業直前)に出場した、第58回びわ湖毎日マラソンでは、初マラソンにして日本最高記録および国内学生新記録を樹立(現在も保持)。
大学卒業後はホンダに入社。2008年のニューイヤー駅伝で7区区間賞、2010年の東京マラソン2010で日本人初優勝を飾る。
その後、2016年3月に現役を引退しホンダを退社。と同時に、母校である中央大学の駅伝監督に就任。不振が続くチームの大改革に着手。
●箱根駅伝2023のエントリー選手一覧
※ここでは、「第99回箱根駅伝2023」の区間エントリー選手をご紹介します。
※全チームのエントリーリストはこちら。
※2022年12月10日:メンバーエントリー発表
※2022年12月29日:区間エントリー発表
※2023年1月2日:区間エントリー変更反映
※2023年1月3日:区間エントリー変更反映
※☆=主将
1区/溜池一太(1年)
2区/佐藤宏亮(1年)→吉居大和(3年)
3区/東海林宏一(2年)→中野翔太(3年)
4区/吉居駿恭(1年)
5区/阿部陽樹(2年)
6区/若林陽大(4年)☆
7区/白川陽大(1年)→千守倫央(4年)
8区/中澤雄大(4年)
9区/湯浅仁(3年)
10区/助川拓海(4年)
補員/田井野悠介(4年)
/大澤健人(3年)
/山平怜生(2年)
●箱根駅伝2023の結果
※ここでは、「第99回箱根駅伝2023」の総合結果をご紹介します(タイムは速報値です)。
<往路>
※中央大学は、往路2位です。
なお、2区走者・吉居大和選手、3区走者・中野翔太選手が区間賞獲得。
【第99回 #箱根駅伝 】
往路結果
2位 5°23’40”
1区 #溜池一太(1) 63’02″区間4位
2区 #吉居大和(3) 66’22″区間1位
3区 #中野翔太(3) 61’51″区間1位
4区 #吉居駿恭(1) 61’49″区間5位
5区 #阿部陽樹(2) 70’36″区間3位#箱根駅伝#中大駅伝 #中央大学#時代を紡ぐ軌跡を残せ #復活のC pic.twitter.com/wJaC6dqbiO— 中央大学陸上競技部 (@chuo_tf) January 2, 2023
<復路>
※中央大学は、復路2位、総合2位です。
【第99回 #箱根駅伝 】
総合2位 10°48’53”復路結果
2位 5°25’13”
6区 #若林陽大(4) 58’39″区間2位
7区 #千守倫央(4) 63’15″区間4位
8区 #中澤雄大(4) 64’58″区間7位
9区 #湯浅仁(3) 68’54″区間6位
10区 #助川拓海(4) 69’27″区間3位#箱根駅伝#中大駅伝 #中央大学#時代を紡ぐ軌跡を残せ #復活のC pic.twitter.com/ulMsJHM9bM— 中央大学陸上競技部 (@chuo_tf) January 3, 2023
●参考:箱根駅伝2022の結果
※ここでは参考までに、「第98回箱根駅伝2022」の総合結果をご紹介します。
<往路>
※中央大学は、往路6位です。
なお、1区走者・吉居大和選手が区間賞を獲得。また、15年ぶりに1区の区間記録を更新しました。
【写真】タスキを手に中継所へ向かう中大・1区の吉居大和https://t.co/c8bzcUz0ei#箱根駅伝 #箱根駅伝2022 #おうちで箱根駅伝 pic.twitter.com/SMtKMqTRV3
— 箱根駅伝速報(読売新聞) (@YOL_hakone) January 2, 2022
<復路>
※中央大学は、復路3位、総合14位です。
#箱根駅伝
総合14位 明治大学
往路17位
復路3位
10区 橋本大輝(4年、須磨学園) pic.twitter.com/tZoL9zOJcc— 4years. (@4years_media) January 3, 2022
●参考:箱根駅伝2021の結果
※ここでは参考までに、「第97回箱根駅伝2021」の総合結果をご紹介します。
<往路>
※中央大学は、往路20位です。
<復路>
※中央大学は、復路3位、総合12位です。
●参考:箱根駅伝2020の結果
※ここでは参考までに、「第96回箱根駅伝2020」の結果をご紹介します。
<往路>
※中央大学は、往路13位です。
<復路>
※中央大学は、復路12位、総合12位です。
●参考:箱根駅伝2019の結果
※ここでは参考までに、「第95回箱根駅伝2019」の総合結果をご紹介します。
<往路>
※中央大学は、往路12位です。
<復路>
※中央大学は、復路8位、総合11位です。
●参考:箱根駅伝2018の結果
※ここでは参考までに、「第94回箱根駅伝2018」の総合結果をご紹介します。
<往路>
※中央大学は、往路10位です。
<復路>
※中央大学は、復路18位、総合15位です。
※関東学生陸上競技連盟発表の公式記録を記載しています。
※箱根駅伝関連記事はこちら。
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