2022年1月2日(日)・3日(月)、学生駅伝の最高峰「第98回箱根駅伝2022」が開催されます。
この「第98回箱根駅伝2022」では、シード校10校+予選突破校10校、関東学生連合を合わせた21チームが出場し、頂点を目指します。
さて、本記事で紹介する駒澤大学は、前回大会(第97回箱根駅伝2021)で往路3位・復路2位、13年ぶり7度目の総合優勝を果たしました。2連覇達成に注目です。
そこで今回は、「第98回箱根駅伝2022」の出場校・駒澤大学の、
・エントリー選手一覧
・チームデータ
・箱根駅伝2022往路の結果
・箱根駅伝2022復路の結果
・過去大会の結果
などをご紹介します。
※2021年12月10日:メンバーエントリー発表
※2021年12月29日:区間エントリー発表
※箱根駅伝関連記事はこちら。
※箱根駅伝ランナーの進路(外部サイト)。
目次
●駒澤大学の特徴は?
駒澤大学は、第43回大会(箱根駅伝1967)から55回連続で箱根駅伝に出場している名門校ですが、1990年代半ば過ぎまでの戦績は決して強豪校と言えるものではありませんでした。
ところが、第76回大会(箱根駅伝2000)の初優勝を皮切りに、合計6回優勝。しかも、箱根駅伝史上5大学目となる4連覇も達成。
駒澤大学を強豪校に押し上げたのは名将・大八木弘明監督で、いつしか「常勝軍団」と呼ばれるようになりました。
とはいえ、第84回大会(箱根駅伝2008)の優勝を最後に箱根路制覇からは遠ざかり、その後の順位は2位・3位。いわゆる「3強」の位置から、虎視眈々と優勝を狙う形が続きます。
しかし、第93回大会(箱根駅伝2017)では3強どころか9位に沈み、第94回大会(箱根駅伝2018)では9大会ぶりにシード権を逃しました。
「常勝軍団」の名も形無し…かと思いきや、屈辱をバネに大きく成長した駒澤大学。第95回大会(箱根駅伝2019)では総合4位と大健闘。
そんな駒澤大学が、ついに常勝軍団の面目躍如!
前回大会(第96回箱根駅伝2021)で、往路3位・復路2位、13年ぶり7度目の総合優勝を果たしました!
また、前回シーズンは全日本大学駅伝でも優勝しているので、2020シーズン2冠を達成!
【箱根駅伝】
陸上競技部が、1月2日(土)〈往路〉・3日(日)〈復路〉に開催された「第97回東京箱根間往復大学駅伝競走」で、10時間56分4秒の記録で13年ぶり7度目の総合優勝を果たしました!
皆さまの温かいご声援まことにありがとうございました。#駒澤大学 #第97回東京箱根間往復大学駅伝競走 pic.twitter.com/fs296cfzxL— 駒澤大学【公式】 (@komazawa_univer) January 3, 2021
さて、気になる今季の駒澤大学は、10月開催の出雲駅伝では5位。
11月開催の全日本大学駅伝では、中盤で低迷し、シード権獲得ギリギリのラインでしたが、7区の田澤廉選手の驚異的な走りで1位を奪取し、アンカーの花尾恭輔選手が1位を守り抜いて優勝しました。
波乱の展開だった全日本大学駅伝を鑑みると、チームワークと突破力で、箱根駅伝連覇の可能性も大いにありそうです!
<チームデータ>
駒澤大学
優勝7回・56年連続56回目の出場
創部/1964年
練習拠点/東京都世田谷区
三大駅伝優勝回数
出 雲/3回
全日本/14回
箱 根/7回
在籍した主なOB
阿部文明、藤田敦史、大八木弘明
宇賀地強、村山謙太、中村匠吾
タスキの色/藤色
<近年の学生三大駅伝の戦績>
2021年1月の箱根駅伝では、往路3位・復路2位・総合優勝。
2021年10月の出雲駅伝は5位、11月の全日本大学駅伝は優勝。
<監督>
大八木弘明(おおやぎひろあき)
1958年7月30日生まれ
福島県会津若松市出身。中学時代から始めた陸上で頭角を現し、3年生の時にジュニア選手権3,000mで全国5位に。進学した会津工業高校時代は、疲労骨折などの影響で満足に走れない時代を過ごす。
高校卒業後は実業団(小森コーポレーション)へ進むが、箱根を走る夢が諦められず24歳で駒澤大学2部に入学。昼は川崎市役所で働き、夜は大学、空いた時間に練習。その甲斐あって、箱根駅伝出場を果たし、1年時で5区区間賞、2年時で2区5位、3年時で2区区間賞(4年時は年齢制限のため出場できず)。
駒澤大学卒業後は、ヤクルトでの現役を33歳まで続け、コーチに就任。1995年からは母校・駒澤大学駅伝部のコーチに、2004年に監督に昇格し「常勝軍団」を育成。
●箱根駅伝2022のエントリー選手一覧
※ここでは、「第98回箱根駅伝2022」の区間エントリー選手をご紹介します。
※全チームのエントリーリストはこちら。
※2021年12月29日発表の区間エントリー
※2022年1月3日:区間エントリー変更反映
※学年は2022年1月時点のもの
※☆=主将
1区/唐澤拓海(2年)
2区/田澤廉(3年)☆
3区/佐藤条二(1年)→安原太陽(2年)
4区/大坪幸太(3年)→花尾恭輔(2年)
5区/金子伊吹(2年)
6区/篠原倖太朗(1年)→佃康平(4年)
7区/新矢連士(4年)→白鳥哲汰(2年)
8区/赤星雄斗(2年)→鈴木芽吹(2年)
9区/山野力(3年)
10区/東山静也(3年)→青柿響(2年)
●箱根駅伝2022の結果
※ここでは、「第98回箱根駅伝2022」の総合結果をご紹介します。
<往路>
駒澤大学は、往路3位です。
なお、2区走者・田澤廉選手が区間賞を獲得。
<復路>
※駒澤大学は、復路9位、総合3位です。
#箱根駅伝
総合3位 駒澤大学
往路3位
復路9位
10区 青柿響(2年、聖望学園) pic.twitter.com/KecmsaeCVh— 4years. (@4years_media) January 3, 2022
●参考:箱根駅伝2021の結果
※ここでは参考までに、「第97回箱根駅伝2021」の総合結果をご紹介します。
<往路>
※駒澤大学は、往路3位でした。
<復路>
※駒澤大学は、復路2位、総合優勝(13年ぶり7回目)です。また、花崎悠紀選手が6区区間賞、石川拓慎選手が10区区間賞を獲得。
●参考:箱根駅伝2020の結果
※ここでは参考までに、「第96回箱根駅伝2020」の結果をご紹介します。
<往路>
※駒澤大学は、往路8位です。
<復路>
※駒澤大学は、復路8位、総合8位です。
●参考:箱根駅伝2019の結果
※ここでは参考までに、「第95回箱根駅伝2019」の総合結果をご紹介します。
<往路>
※駒澤大学は、往路4位です。
<復路>
※駒澤大学は、復路4位、総合4位です。
●参考:箱根駅伝2018の結果
※ここでは参考までに、「第94回箱根駅伝2018」の総合結果をご紹介します。
<往路>
※駒澤大学は、往路13位です。
<復路>
※駒澤大学は、復路10位、総合12位です。
※関東学生陸上競技連盟発表の公式記録を記載しています。
※箱根駅伝関連記事はこちら。
※箱根駅伝ランナーの進路(外部サイト)。
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