2019年1月2日(水)・3日(木)に、学生駅伝の最高峰「第95回箱根駅伝2019」が開催されます。
本記事で紹介する法政大学は、箱根駅伝第2回大会から出場している伝統校でありながらも、総合優勝未経験。
さらに、近年は予選敗退も目立ちましたが、2年連続でシード権獲得。選手層が厚みを増し、良い結果につながっています。
そこで今回は、「第95回箱根駅伝2019」の出場校・法政大学の、
・エントリー選手一覧
・チームデータ
・箱根駅伝2019往路の結果
・箱根駅伝2019復路の結果
・前回大会の結果
などをご紹介します。
※2018年12月29日:区間エントリー選手を追記
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目次
●法政大学の特徴は？
第2回大会(1921年)に初出場した法政大学は、出場回数こそ今季で79回と多いものの、優勝経験は往路1回、復路1回で、総合優勝は未経験です。
しかも、この10年に限ると、予選会敗退が3回、19位が2回という結果。
しかし、シード権争いにすら絡むことができない悔しさから、2016年大会の翌日に「悔しさを忘れない」とスローガンを決定。地道な基礎練習を積むことで戦力不足解消に励み、2017年大会では箱根駅伝予選会を4位通過、本選では8位でシード権を獲得しました。
そして、2018年大会では直近10年では最高位の6位入賞で、2年連続シード権獲得と、着実に結果を出しています。
法政大学の今季目標順位は5位。翌年の2020年大会は、史上4校目となる80回目の出場となるため、今季は確実にシード権を獲得し、目標達成にも注目です。
＜注目選手＞
法政大学の注目選手は、1m90㎝の大きな体が目を引く坂東悠汰選手(4年)です。箱根駅伝の戦績は2016年4区15位(1年)、2017年1区9位(2年)、2018年2区14位(3年)。
なお、今季の出雲駅伝では体調不良に苦しみ、1区15位でしたが、全日本大学駅伝では調子を戻し6区6位。
法政大学のエースに成長した坂東悠汰選手。最後の箱根路では、その実力をいかんなく発揮しそうです。
＜チームデータ＞
法政大学
最高成績3位・4年連続79回目の出場
創部／1919年
練習拠点／東京都町田市
三大駅伝優勝回数
出 雲／0回(最高7位)
全日本／0回(最高5位)
箱 根／0回(最高3位)
在籍した主なOB
磯松大輔、坪田智夫、徳本一善
タスキの色／紺とオレンジのツートン
＜過去5年の戦績＞
＜監督＞
坪田智夫(つぼたともお)
1977年6月16日生まれ
兵庫県三木市出身。神戸甲北高校から法政大学に進学。箱根駅伝の戦績は、1年時5区14位、3年時2区3位、4年時2区区間賞獲得。
大学卒業後はコニカミノルタに入社。2003年の世界陸上パリ大会で、1万mの日本代表選手に選出される。
2012年4月から法政大学の陸上部長距離コーチに就任し、2013年には駅伝監督に就任。
●エントリー選手一覧
※2018年12月29日に発表された「第95回箱根駅伝2019」の区間エントリー選手をご紹介します(変更は2019年1月3日)。
※全チームのエントリーリストはこちら。
1区／矢嶋謙悟(4)→佐藤敏也(3)
2区／坂東悠汰(4)
3区／岡原仁志(3)
4区／狩野琢巳(4)
5区／青木涼真(3)
6区／坪井慧(3)
7区／土井大輔(4)
8区／鎌田航生(1)
9区／増田蒼馬(3)→大畑和真(4)
10区/鈴木亮平(4)
補員／強矢涼太(3)
松澤拓弥(3)
寺沢玄(2)
田辺佑典(2)
エントリー選手詳細
大畑和真(おおはたかずま)
学 年／4年
出身校／島田(静岡)
2018年出場駅伝の戦績
出 雲／3区5位
全日本／8区9位
箱根駅伝の過去戦績
2018年／8区8位
狩野琢巳(かのうたくみ)
学 年／4年
出身校／東農大二(群馬)
2018年出場駅伝の戦績
全日本／5区10位
鈴木亮平(すずきりょうへい)
学 年／4年
出身校／酒田南(山形)
土井大輔(どいだいすけ)
学 年／4年
出身校／九州国際大学付属(福岡)
2018年出場駅伝の戦績
出 雲／4区7位
全日本／7区15位
箱根駅伝の過去戦績
2018年／1区19位
2017年／4区9位
2016年／8区18位
坂東悠汰(ばんどうゆうた)
学 年／4年
出身校／津名(兵庫)
2018年出場駅伝の戦績
出 雲／1区15位
全日本／6区6位
箱根駅伝の過去戦績
2018年／2区14位
2017年／1区9位
2016年／4区15位
矢嶋謙悟(やじまけんご)
学 年／4年
出身校／市立船橋(千葉)
箱根駅伝の過去戦績
2018年／10区12位
青木涼真(あおきりょうま)
学 年／3年
出身校／春日部(埼玉)
2018年出場駅伝の戦績
全日本／1区5位
箱根駅伝の過去戦績
2018年／5区1位
※区間新記録(法政大学64年ぶりの区間賞)
2017年／8区9位
岡原仁志(おかはらひとし)
学 年／3年
出身校／広島国際学院(広島)
2018年出場駅伝の戦績
出 雲／2区11位
全日本／4区5位
箱根駅伝の過去戦績
2018年／7区11位
強矢涼太(ごうやりょうた)
学 年／3年
出身校／高崎健康福祉大高崎(群馬)
佐藤敏也(さとうとしや)
学 年／3年
出身校／愛知(愛知)
2018年出場駅伝の戦績
全日本／3区8位
箱根駅伝の過去戦績
2018年／6区3位
2017年／6区3位
坪井慧(つぼいけい)
学 年／3年
出身校／大垣日大(岐阜)
2018年出場駅伝の戦績
出 雲／5区4位
増田蒼馬(ますだそうま)
学 年／3年
出身校／島田(静岡)
2018年出場駅伝の戦績
出 雲／6区15位
松澤拓弥(まつざわたくや)
学 年／3年
出身校／中京(岐阜）
箱根駅伝の過去戦績
2018年／4区13位
寺沢玄(てらざわげん)
学 年／2年
出身校／九州学院(熊本)
田辺佑典(たなべゆうすけ)
学 年／2年
出身校／伊賀白鳳(三重)
鎌田航生(かまたこうき)
学 年／1年
出身校／法大二(神奈川)
※エントリー選手一覧および、選手情報詳細については、関東学生陸上競技連盟発表資料および関連書籍等を元に作成。
●箱根駅伝2019の結果
＜往路＞
※法政大学は、往路5位でした。
参考:チームの区間記録
1区／徳本一善(2年) ／1:02:39(’00年)
2区／坪田智夫(4年) ／1:08:16(’00年)
3区／細川翔太郎(4年)／1:03:52(’18年)
4区／松澤拓弥(2年) ／1:04:04(’18年)
5区／青木涼真(2年) ／1:11:44(’18年)
※記載の区間記録は現行コースのもの
＜復路＞
※法政大学は、復路6位、総合6位でした。
参考:チームの区間記録
6区／佐藤敏也(2年) ／0:58:49(’18年)
7区／奈良沢徹(3年) ／1:03:53(’01年)
8区／田中宏幸(2年) ／1:04:57(’05年)
9区／土井洋志※(3年)／1:09:37(’02年)
9区／土井洋志(2年) ／1:10:03(’01年)
10区/秋山和稔(3年) ／1:11:16(’05年)
※2002年大会では、法政大学は2区で途中棄権しているため、9区・土井洋志選手の記録は参考記録となります。
※記載の区間記録は現行コースのもの
●参考:箱根駅伝2018の結果
＜往路＞
※法政大学は、往路5位でした。また、青木涼真選手が5区区間新記録を獲得しました。
※往路・復路ともに、関東学生陸上競技連盟発表の公式記録を記載しています。
＜復路＞
※法政大学は、復路5位、総合5位です。
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