「第67回全日本実業団対抗駅伝」(通称・ニューイヤー駅伝2023)が、2023年1月1日(日・祝)に開催。群馬県庁前を朝9時15分にスタート!
元日の朝に開催される新年最初の駅伝大会は、全国6地区の予選を突破した37チームが、7区間100kmのコースで実業団駅伝の頂点を競います。
そこで今回は、「第67回全日本実業団対抗駅伝」(ニューイヤー駅伝2023)の、
・コースの特徴
・出場チームのエントリー一覧
などをご紹介します。
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目次
●ニューイヤー駅伝とは?
元日の朝に開催されることから、「ニューイヤー駅伝」として広く知られている「全日本実業団対抗駅伝競走大会」。実業団の駅伝日本一を決定する大会のため、「実業団駅伝」と略されることもあります。
ちなみに、近年は、元日にニューイヤー駅伝、2日・3日に箱根駅伝というスケジュールが一般的となっていますが、元日に開催されるようになったのは、第32回大会(1988年)から。
もともとは、1957年3月に三重県・伊勢市で第1回大会がスタート。第4回大会(1960年)は2月21日に開催され、第5回大会は同じ年の12月に開催。以来、第30回大会(1985年)まで毎年12月半ばに開催されるのが通例となっていました。
その後、第31回大会(1986年)のみ滋賀県・彦根市で12月に開催され、第32回大会(1988年)からは群馬県にて1月1日に開催されるようになり現在に至ります。
「第67回全国実業団対抗駅伝」
(ニューイヤー駅伝2023)
開催日程:2023年1月1日(日・祝)
開始時間:9時15分~
開催場所:群馬県庁前(スタート・ゴール)
コース等:7区間(100km)
出 場:全国6地区の予選突破37チーム
<テレビ中継>
日程:2023年1月1日(日・祝)
時間:朝8:30~14時30分
放送:TBS系列で生中継
●コースの特徴は?
※ここでは参考までに、「ニューイヤー駅伝2023」の公式コースマップをご紹介します。
出典:公式サイトより
ニューイヤー駅伝のコースは全長100km。7区間で構成されています。なお、第62回(2018年)大会より4区と6区のコースが一部変更されました。
◇ニューイヤー駅伝1区
群馬県庁→高崎市役所(12.3km)
「新春1区」と呼ばれる区間。全体的にフラットなコースなため、出遅れることなく流れに乗ることが重要なコース。
スタート:群馬県庁前
スタート時刻 09:15
第1中継所:高崎市役所前
予想通過時刻 09:49
区間記録:34分16秒
マーティン・イルング・マサシ(スズキ)
※第51回大会(2007年)
日本人最高:34分25秒
太田崇(コニカミノルタ)
※第50回大会(2006年)
◇ニューイヤー駅伝2区
高崎市役所→前橋市公田町(8.3km)
「インターナショナル区間」と呼ばれ、外国人選手の登録が可能な区間です。そのため、多くのチームが外国人選手を登録することや、区間最短距離であることも合わせて、ハイスピードな試合展開が繰り広げられるコース。
第2中継所:前橋市公田町
予想通過時刻 10:11
区間記録:21分54秒
ベナード・コエチ(九電工)
2021年/21分53秒
※第65回大会(2021年)
日本人最高:23分20秒
八木勇樹(旭化成)
※第58回大会(2014年)
◇ニューイヤー駅伝3区
前橋市公田町→伊勢崎市役所(13.6km)
エースが集う4区を前にした、前半のヤマ場の区間。緩やかな下りが続くコースで、スピードランナーが多いのが特徴。順位の変動が激しく「変動の3区」とも呼ばれるコース。
第3中継所:伊勢崎市役所
予想通過時刻 10:50
区間記録:37分39秒
西山雄介(トヨタ自動車)
※第64回大会(2020年)
田村和希(住友電工)
※第65回大会(2021年)※区間タイ
◇ニューイヤー駅伝4区
伊勢崎市役所→太田市役所(22.4km)
各チームのエース級がしのぎを削る「花の4区」。また、7区間中でも最長距離の区間です。前半は緩やかな下りですが、後半は緩やかな上り坂となるコース。
第4中継所:太田市役所
予想通過時刻 11:53
区間記録:1時間03分57秒
井上大仁(MHPS)
※第65回大会(2020年)
第62回より4区のコースが変更になりました。それに伴い距離も変わったため、第61回までの区間記録は参考記録となります。
◇ニューイヤー駅伝5区
太田市役所→桐生市役所(15.8km)
高低差66mの上り坂と、「赤城おろし」と呼ばれる強い向かい風が選手を襲う区間中もっとも過酷な区間。過酷さゆえに逆転も可能で「逆転の5区」「試練の5区」と呼ばれ、タフさが求められるコース。
第5中継所:桐生市役所
予想通過時刻 12:40
区間記録:44分57秒
坪田智夫(コニカ)
※第46回大会(2002年)
◇ニューイヤー駅伝6区
桐生市役所→伊勢崎市西久保町(12.1km)
曲がり角やアップダウンが多い難コース。7区のアンカーに繋げるためにも、粘り強く着実なレース運びが重要となる区間。選手配置に悩まされることから「戦略の6区」とも呼ばれるコース。
第6中継所:伊勢崎市西久保町
予想通過時刻 13:14
区間記録:35分13秒
小野知大(旭化成)
※第64回大会(2020年)
第62回より6区のコースが変更になりました。それに伴い距離も変わったため、第61回までの区間記録は参考記録となります。
◇ニューイヤー駅伝7区
伊勢崎市西久保町→群馬県庁(15.5km)
コースはほぼフラット。トップでゴールを切るための壮絶な争いが繰り広げられる最終区間。日本一のチームが決まる「栄光の7区」と呼ばれるコース。
ゴール:群馬県庁前
ゴール予想時刻 13:58
区間記録:44分47秒
鎧坂哲哉(旭化成)
※第64回大会(2020年)
●エントリーチーム一覧
2023年1月1日開催の「第67回全日本実業団対抗駅伝」(ニューイヤー駅伝2023)には、37チームが参加。地域ごとに陸上競技連盟が開催する予選会を通過したチームが参加でき、今大会では、
東日本 12チーム
中部 7チーム
北陸 1チーム
関西 5チーム
中国 4チーム
九州 8チーム
と、出場枠が決まっています。
ちなみに、ニューイヤー駅伝は「シード権」というものがなく、参加チームは毎年各地区ごとに予選会を通過する必要があります。
<東日本12チーム>
富士通
Honda
日立物流
ヤクルト
サンベルクス
GMOインターネットグループ
SUBARU
Kao
JR東日本
コニカミノルタ
コモディイイダ
埼玉医科大グループ
富士通が3連覇達成! pic.twitter.com/TYgoYKUNff
— 月陸Online/月刊陸上競技 (@Getsuriku) November 3, 2022
<中部7チーム>
トヨタ自動車
トヨタ紡織
NTN
愛知製鋼
愛三工業
トーエネック
中央発條
【大会結果】
第62回中部実業団対抗駅伝競技大会優勝 3時間54分41秒
雨の中、沿道でのご声援や報告会へご参加していただきありがとうございました😊📣
引き続きご声援をよろしくお願いします‼️#田原駅伝2022#中部北陸実業団駅伝2022#優勝#TOYOTA#トヨタ自動車#トヨタ自動車陸上長距離部 pic.twitter.com/CKcf45Dy5H— トヨタ自動車陸上長距離部 (@toyota_rikucho) November 13, 2022
<北陸1チーム>
YKK
<関西5チーム>
NTT西日本
SGH
大塚製薬
住友電工
大阪ガス
優勝チームへの取材を受けています❗️
ライブ中継されておりますので、是非ご覧ください❗️◆ライブ中継⬇️https://t.co/2QGd0uxN7c#NTT西日本 pic.twitter.com/PWzyBab9sD
— NTT西日本シンボルスポーツチーム (@nttwest_symbol) November 13, 2022
<中国4チーム>
中国電力
中電工
マツダ
JFEスチール
中国実業団駅伝 優勝 中国電力 pic.twitter.com/c1Xoln9wFy
— M.Kawaguchi (@rikujolove) November 13, 2022
<九州8チーム>
黒崎播磨
九電工
トヨタ自動車九州
安川電機 ※コロナ陽性者判明で出場辞退
旭化成
三菱重工
西鉄
戸上電機製作所
黒崎播磨 悲願の初優勝ッ!!! pic.twitter.com/5P3ANdMR6V
— 九州実業団陸上競技連盟 (@krikujo1) November 3, 2022
◇参考:前回の各地区予選結果(エントリーチーム)
<東日本12チーム>
富士通
Honda
日立物流
ヤクルト
GMOインターネットグループ
カネボウ
SUBARU
小森コーポレーション
JR東日本
コニカミノルタ
サンベルクス
コモディイイダ
#東日本実業団駅伝
2021.11.3 熊谷
大会結果
優勝 富士通 3:40.04
記録速報⇩
http://202.238.242.225/20211103_ekiden/ pic.twitter.com/JV6Xp4sRtd— 日本実業団陸上競技連合 (@JITA_since1957) November 3, 2021
<中部6チーム>
トヨタ紡織
トヨタ自動車
愛三工業
NTN
トーエネック
中央発條
中部実業団駅伝 優勝🏆
トヨタ紡織の優勝は8年ぶり!
トヨタ自動車さんにアクシデントがあり、思うところはありますが、その中でも勝てたことは素直に嬉しいです!
ニューイヤー駅伝での上位入賞に向けてこれから更にギアを上げて頑張ります💪©︎Agence SHOT pic.twitter.com/LxviQb6VrS
— 聞谷賢人 (@kikutani58) November 7, 2021
<北陸1チーム>
YKK
中部・北陸実業団駅伝が終わりました!
YKKは無事30連覇で30年連続元旦のニューイヤー駅伝の権利を獲得しました!個人としては勝つことだけを意識して序盤押えた結果、1時はセキノ興産さんに追いつかれましたが8kmから離して最終的に30秒近くつけれたのでよかったです
応援ありがとうございました! pic.twitter.com/k9xXsKNuUX
— 及川佑太@きんかーるそん (@tosyosen19) November 7, 2021
<関西5チーム>
SGホールディングス
大塚製薬
住友電工
NTT西日本
大阪県警
#関西実業団駅伝
表彰式(優勝旗、トロフィー贈呈のみ)の模様です📸🏆SGホールディングス
3区でトップに立ってからは圧巻のレースでした。
おめでとうございました! pic.twitter.com/MYogC4iMcF— 関西実業団陸上競技連盟 (@kansai_TandF) November 14, 2021
<中国5チーム>
中電工
中国電力
マツダ
JFEスチール
武田薬品
〈第60回中国実業団対抗駅伝競走大会〉
本日、10時にスタート致しました!!#中国実業団対抗駅伝競走大会#世羅駅伝 #中国実業団駅伝 pic.twitter.com/j84hDxtCHE
— 中国実業団陸上競技連盟 (@chujitsu_tf) November 14, 2021
<九州8チーム>
旭化成
三菱重工
黒崎播磨
九電工
トヨタ自動車九州
安川電機
西鉄
戸上電機製作所
優勝 旭化成A pic.twitter.com/P2Lhj1O3FD
— 九州実業団陸上競技連盟 (@krikujo1) November 3, 2021
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