2017年1月2日(月)・3日(火)に、学生駅伝の最高峰である「第93回箱根駅伝」が開催されます。

今回ご紹介する帝京大学は、監督の「選手はじっくり育てる」方針からか、上級生になって活躍する傾向にありました。ところが、1・2年の新戦力が下剋上さながらにチーム内で頭角を現し、上級生に負けじと好成績を残しています。本番ではどんな活躍をみせてくれるのでしょうか？

それでは、2016年12月10日に発表された帝京大学のエントリー選手一覧および、チームの特徴についてご紹介します♪

※区間エントリーを追記しました。

 

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●帝京大学の特徴は？

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1998年の第74回大会で初出場し、2008年の第84回大会から10年連続出場となる帝京大学。最高順位は4位です(第76回と第88回の2回)。

そんな帝京大学は、2005年から就任した中野孝行監督の「選手はじっくり時間をかけて育成する」という考え方から、大きな大会に出場する選手は、4年を中心とした上級生に偏る傾向にありました。

ところが、今季はいわゆる「下剋上」が起きており、例年なら4年を中心に組まれるチームに、急成長してきている1・2年が加わるパターンが増加。顕著なのが全日本大学駅伝で、8区間中半数で1・2年生が起用され、総合10位と安定した結果を出しています。

帝京大学の箱根駅伝目標順位は6位。成長著しい新戦力が加わり、上位校の切り崩しと連続シード権獲得を目指します。

 

10年連続18回目の出場

タスキの色／シルバーとファイアーレッドのツートン

 

＜監督＞

中野孝行(なかのたかゆき)監督

1963年8月28日生まれ(53歳)

北海道白糠町出身。白糠高から国士舘大学に進学。箱根駅伝の戦績は1年10区8位、2年2区16位、3年4区3位、4年2区8位。卒業後は実業団やコーチなどをへて、2005年11月に帝京大監督に就任。

 

 

●エントリー選手一覧

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※全チームのエントリーリストはこちらからご覧ください。

※12月29日(木)に区間エントリーの発表がありました。なお、選手の変更は、当日のレース開始1時間10分前まで可能のため、直前で変更されることがあります。

※現在エントリーされている選手と補欠選手を交代できますが、変更は4名までです。また、現在エントリーされている区間から、他の区間に変更することはできません。

 

区間エントリー

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1区／島貫温太→竹下凱
2区／内田直斗
3区／瀬戸口文弥→濱川駿
4区／畔上和弥
5区／佐藤諒太
6区／横井裕仁
7区／田村岳士→岩佐壱誠
8区／宇佐美聖也
9区／平田幸四郎
10区/加藤勇也

(補欠)
島口翔太郎
新関友基
岩佐壱誠
吉野貴大

 

区間エントリー選手(補欠含む)詳細

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※50音順

＜宇佐美聖也(うさみせいや)＞

医療技術学部4年、22歳、佐賀県唐津市出身、白石高校、身長171cm、体重60㎏

1万m公認最高記録 ／29分36秒85
ハーフ公認最高記録／1時間06分58秒

2016年出場駅伝の戦績
出雲駅伝／4区8位
全日本　／5区6位

 

＜内田直斗(うちだなおと)＞

経済学部4年、22歳、千葉県流山市出身、市立柏高校、身長177cm、体重60㎏

1万m公認最高記録 ／29分19秒48
ハーフ公認最高記録／1時間02分20秒

箱根駅伝の過去戦績
2016年／7区9位
2015年／7区10位

2016年出場駅伝の戦績
出雲駅伝／1区6位
全日本　／2区9位

 

＜加藤勇也(かとうゆうや)主将＞

医療技術学部4年、22歳、北海道函館市出身、函館大付属有斗高校、身長163cm、体重46㎏

1万m公認最高記録 ／29分23秒84
ハーフ公認最高記録／1時間03分54秒

箱根駅伝の過去戦績
2016年／5区10位

 

＜島口翔太郎(しまぐちしょうたろう)＞

医療技術学部4年、21歳、北海道音更町出身、市立滝川西高校、身長169cm、体重51㎏

1万m公認最高記録 ／29分46秒51
ハーフ公認最高記録／1時間05分26秒

箱根駅伝の過去戦績
2016年／10区10位

2016年出場駅伝の戦績
全日本／6区13位

 

＜瀬戸口文弥(せとぐちふみや)＞

医療技術学部4年、21歳、鹿児島県枕崎市出身、鹿児島商業高校、身長173cm、体重57㎏

1万m公認最高記録 ／29分39秒79
ハーフ公認最高記録／1時間04分38秒

箱根駅伝の過去戦績
2016年／4区13位

 

＜佐藤諒太(さとうりょうた)＞

医療技術学部3年、21歳、千葉県我孫子市出身、日体大柏高校、身長172cm、体重56㎏

1万m公認最高記録 ／30分24秒22
ハーフ公認最高記録／1時間05分20秒

2016年出場駅伝の戦績
出雲駅伝／6区12位
全日本　／7区2位

 

＜畔上和弥(あぜがみかずや)＞

医療技術学部2年、20歳、新潟県妙高市出身、関根学園高校、新著171cm、体重55㎏

1万m公認最高記録 ／29分26秒93
ハーフ公認最高記録／1時間03分37秒

箱根駅伝の過去戦績
2016年／3区11位

2016年出場駅伝の戦績
出雲駅伝／3区11位
全日本　／4区9位

 

＜竹下凱(たけしたかい)＞

医療技術学部2年、20歳、静岡県静岡市出身、常葉橘高校、身長168cm、体重52㎏

1万m公認最高記録 ／29分10秒82
ハーフ公認最高記録／1時間04分40秒

 

＜新関友基(にいぜきゆうき)＞

医療技術学部2年、19歳、北海道上富良野町出身、札幌山の手高校、身長172cm、体重56㎏

1万m公認最高記録 ／29分38秒44
ハーフ公認最高記録／1時間05分37秒

2016年出場駅伝の戦績
出雲駅伝／5区10位

 

＜濱川駿(はまかわしゅん)＞

医療技術学部2年、20歳、鳥取県北栄町出身、米子松蔭高校、身長175cm、体重54㎏

1万m公認最高記録 ／30分24秒28
ハーフ公認最高記録／1時間05分21秒

 

＜横井裕仁(よこいひろひと)＞

医療技術学部2年、19歳、愛知県津島市出身、津島高校、身長158cm、体重48㎏

1万m公認最高記録 ／30分13秒76
ハーフ公認最高記録／1時間03分47秒

 

＜岩佐壱誠(いわさいっせい)＞

医療技術学部1年、18歳、徳島県那賀町出身、徳島科学技術高校、身長167.5cm、体重53㎏

1万m公認最高記録 ／29分37秒84
ハーフ公認最高記録／1時間08分16秒

2016年出場駅伝の戦績
出雲駅伝／2区8位
全日本　／3区13位

 

＜島貫温太(しまぬきあつと)＞

医療技術学部1年、19歳、東京都世田谷区出身、市立柏高校、身長173.2cm、体重57㎏

1万m公認最高記録 ／30分14秒31
ハーフ公認最高記録／1時間07分20秒

 

＜田村岳士(たむらたけし)＞

医療技術学部1年、19歳、新潟県新潟市出身、東京学館新潟高校、身長170cm、体重46㎏

1万m公認最高記録 ／29分42秒13
ハーフ公認最高記録／1時間06分55秒

 

＜平田幸四郎(ひらたこうしろう)＞

医療技術学部1年、18歳、京都府宇治市出身、久御山高校、身長175cm、体重51㎏

1万m公認最高記録／29分38秒68
20㎞公認最高記録／1時間00分56秒

2016年出場駅伝の戦績
全日本／8区14位

 

＜吉野貴大(よしのたかひろ)＞

経済学部1年、18歳、神奈川県出身、東海大付属望星高校

5千m公認最高記録 ／14分31秒46
ハーフ公認最高記録／1時間04分07秒

 

※エントリー選手一覧および、選手情報詳細については、関東学生陸上競技連盟発表資料および関連書籍等を元に作成。

※エントリー選手は50音順に記載。

 

 

●箱根駅伝2017の結果は？

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＜往路＞

 

※帝京大学は、往路11位です。

※速報値のため、後日修正される場合がありますので、ご了承ください。

 

＜復路＞

※帝京大学は復路12位、総合11位です。

 

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