2017年1月2日(月)・3日(火)に、学生駅伝の最高峰である「第93回箱根駅伝」が開催されます。

今回ご紹介する上武大学は、9年連続出場も下位低迷を続けています。今年から監督が交代し、新体制で箱根路に挑戦します。

意識改革と戦力強化に励む上武大学。目標とするシード権は、獲得できるのでしょうか？

それでは、2016年12月10日に発表された上武大学のエントリー選手一覧および、チームの特徴についてご紹介します♪

※区間エントリーを追記しました。

 

※箱根駅伝関連記事はこちらもご覧ください♪

箱根駅伝2017／復路結果と区間記録速報！通過順位や復路優勝・総合優勝は？

箱根駅伝2017／往路結果と区間記録速報！通過順位や区間賞・優勝校は？

箱根駅伝2017／出場校20校＋学生連合決定！テレビ中継と優勝予想！(各大学のエントリー選手一覧)

箱根駅伝2018／往路と復路全10コースの特徴と通過時間や見どころは？

 

●上武大学の特徴は？

---

2009年の第85回大会での初出場から、9年連続出場となる上武大学。とはいえ、成績は振るわず下位を低迷。2016年の第92回大会では、最下位に終わりました。

そんな上武大学ですが、2004年の創部以来チームを指導してきた花田勝彦監督が退任。危機感を募らせた選手たちは、大きく変わりました。練習にも力を入れ、チーム力を強めるための意見交換を行い、結束力を高めたそうです。

また、2016年5月にはメンタルトレーニングのコンサルタントを招へいし、メンタル強化を実施するなど、意識改革にも着手しました。

なお、花田監督の後を継ぎ、2016年4月に監督就任したのは、2012年からコーチを担当していた近藤重勝氏。「自分が監督で連続出場を途切れさせるわけにはいかない」と、プレッシャーに苦しめられた日もあったとか。

予選会スタート前、監督は選手たちに「君たちはこれからまだまだ良くなる。その先の世界をみんなで見に行こう」という言葉をかけています。発奮した選手たちは、予選を6位で通過。前回大会の予選では、10位ギリギリだったことを鑑みると、戦力アップの施策が功を奏したと言えそうです。

シード権獲得を目標に掲げ、新体制で箱根路に挑戦する上武大学。目標達成に向け、監督も選手も一丸となって頑張っています。

 

9年連続9回目の出場

タスキの色／黒と銀のツートン

 

＜監督＞

近藤重勝(こんどうしげかつ)監督

1974年10月17日生まれ(42歳)

京都府京都市出身。洛南高から神奈川大学に進学。箱根駅伝では4年連続5区を担当し、区間賞2回、2位2回。1997年の第73回大会では、神奈川大の初優勝に貢献。卒業後はSB食品に入社し、2004年に現役を引退すると、松蔭大監督に就任。2012年からは上武大コーチに、2016年4月に監督に昇格。

 

 

●エントリー選手一覧

---

※全チームのエントリーリストはこちらからご覧ください。

※12月29日(木)に区間エントリーの発表がありました。なお、選手の変更は、当日のレース開始1時間10分前まで可能のため、直前で変更されることがあります。

※現在エントリーされている選手と補欠選手を交代できますが、変更は4名までです。また、現在エントリーされている区間から、他の区間に変更することはできません。

 

区間エントリー

---

1区／坂本佳太
2区／東森拓
3区／関佑斗→太田黒卓
4区／上田隼平
5区／森田清貴
6区／馬本匠
7区／橋立旋
8区／松村脩平→大森樹
9区／山岸広海→佐藤駿也
10区/佐藤史弥

(補欠)
塩川香弥
佐藤駿也
大森樹
淵喜輝
松下恭一郎

 

区間エントリー選手(補欠含む)詳細

---

※50音順

＜森田清貴(もりたきよたか)主将＞

ビジネス情報学部4年、21歳、大阪府八尾市出身、大塚高校、身長163cm、体重48㎏

1万m公認最高記録／29分37秒93
20㎞公認最高記録／1時間00分25秒

箱根駅伝の過去戦績
2016年／5区9位
2015年／5区15位

 

＜馬本匠(うまもとたくみ)＞

ビジネス情報学部4年、22歳、埼玉県所沢市出身、城西大付属城西高校、身長172cm、体重54㎏

1万m公認最高記録 ／30分06秒00
ハーフ公認最高記録／1時間05分50秒

箱根駅伝の過去戦績
2016年／6区20位

 

＜上田隼平(うえだじゅんぺい)＞

ビジネス情報学部4年、22歳、滋賀県近江八幡市出身、滋賀学園高校、身長168cm、体重49㎏

1万m公認最高記録／29分47秒77
20㎞公認最高記録／1時間01分10秒

箱根駅伝の過去戦績
2016年／8区15位

 

＜佐藤史弥(さとうふみや)＞

ビジネス情報学部4年、22歳、北海道小樽市出身、札幌山の手高校、身長182cm、体重59㎏

1万m公認最高記録／29分55秒00
20㎞公認最高記録／1時間02分14秒

 

＜東森拓(ひがしもりひろ)＞

ビジネス情報学部4年、22歳、大分県白杵市出身、日本文理大付属高校、身長177cm、体重60㎏

1万m公認最高記録／29分24秒05
20㎞公認最高記録／59分53秒

箱根駅伝の過去戦績
2016年／1区18位
2014年／4区18位

 

＜坂本佳太(さかもとけいた)＞

ビジネス情報学部3年、21歳、佐賀県佐賀市出身、鳥栖工業高校、身長163cm、体重47㎏

1万m公認最高記録 ／29分08秒43
ハーフ公認最高記録／1時間03分26秒

箱根駅伝の過去戦績
2016年／10区20位
2015年／3区16位

 

＜佐藤駿也(さとうしゅんや)＞

ビジネス情報学部3年、20歳、新潟県糸魚川市出身、関根学園高校、身長180cm、体重61㎏

1万m公認最高記録／30分14秒48
20㎞公認最高記録／1時間01分06秒

 

＜松村脩平(まつむらしゅうへい)＞

ビジネス情報学部3年、20歳、長崎県対馬市出身、松浦高校、身長170cm、体重52㎏

1万m公認最高記録 ／30分14秒48
ハーフ公認最高記録／1時間05分09秒

 

＜山岸広海(やまぎしひろうみ)＞

ビジネス情報学部3年、21歳、新潟県糸魚川市出身、中越高校、身長174.5cm、体重59㎏

1万m公認最高記録 ／30分50秒06
ハーフ公認最高記録／1時間05分36秒

 

＜塩川香弥(しおかわこうや)＞

ビジネス情報学部3年、21歳、栃木県那須塩原市出身、白?大足利高校、身長171cm、体重53㎏

1万m公認最高記録 ／30分12秒20
ハーフ公認最高記録／1時間07分25秒

 

＜太田黒卓(おおたぐろすぐる)＞

ビジネス情報学部2年、熊本県湯前町出身、多良木高校、身長178cm、体重61㎏

1万m公認最高記録／29分24秒46
20㎞公認最高記録／1時間00分33秒

 

＜大森樹(おおもりいつき)＞

ビジネス情報学部2年、20歳、京都府八幡市出身、久御山高校、身長163.5cm、体重48㎏

1万m公認最高記録 ／29分49秒09
ハーフ公認最高記録／1時間05分27秒

 

＜関佑斗(せきゆうと)＞

ビジネス情報学部2年、19歳、北海道美幌町出身、札幌日大高校、身長174cm、体重56㎏

1万m公認最高記録／30分32秒47
20㎞公認最高記録／1時間01分53秒

 

＜淵喜輝(ふちよしき)＞

ビジネス情報学部2年、19歳、大分県別府市出身、大分西高校、身長175.5cm、体重56㎏

1万m公認最高記録／30分05秒32
20㎞公認最高記録／1時間01分12秒

 

＜松下恭一郎(まつしたきょういちろう)＞

ビジネス情報学部2年、20歳、新潟県上越市出身、関根学園高校、身長173cm、体重53㎏

1万m公認最高記録 ／30分46秒52
ハーフ公認最高記録／1時間05分10秒

 

＜橋立旋(はしだてめぐる)＞

ビジネス情報学部1年、19歳、新潟県糸魚川市出身、中越高校、身長164cm、体重50㎏

1万m公認最高記録／30分23秒94
20㎞公認最高記録／1時間02分10秒

 

※エントリー選手一覧および、選手情報詳細については、関東学生陸上競技連盟発表資料および関連書籍等を元に作成。

※エントリー選手は50音順に記載。

 

 

●箱根駅伝2017の結果は？

---

＜往路＞

※上武大学は、往路8位です。

※速報値のため、後日修正される場合がありますので、ご了承ください。

 

＜復路＞

※上武大学は復路17位、総合15位です。

 

---

 

※箱根駅伝関連記事はこちらもご覧ください♪

箱根駅伝2017／復路結果と区間記録速報！通過順位や復路優勝・総合優勝は？

箱根駅伝2017／往路結果と区間記録速報！通過順位や区間賞・優勝校は？

箱根駅伝2017／出場校20校＋学生連合決定！テレビ中継と優勝予想！(各大学のエントリー選手一覧)

箱根駅伝2018／往路と復路全10コースの特徴と通過時間や見どころは？

第94回箱根駅伝2018／予選会の出場校一覧と予選突破10校は？